【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド

 

8 海外旅行に出かけるプロセス 4 空港で飛行機に乗る④

 

日々何かを増やすのではなく、日々何かを減らすのだ。重要でないものは削ぎ落せ

(中 俳優 ブルースリー)

 

 

カフェテリア・免税店

 

セキュリティを通るところで、飲み物のペットボトルは持って入れませんでしたので、日本ブランドのペットボトル飲料が必要な人は、KIOSK売店を探して買います。

 

このエリアには日本に入国しない通過旅客もいて、言ってみれば仮想の国境外ということです。このエリアにあるショップでもレストランでも消費税はかかりません。このことから「免税エリア」とも言います。海外へのお土産を買うエリアです。

 

日本出国時のCIQエリアショップでの買い物は必ずしも得しません。

 

空港CIQのショップは日本の空港に限らず売上高の10~20%をターミナル運営会社に支払っていますので、価格には実質的にその部分が上乗せされています。

 

ただし、値段が固定されているブランド品を買うとか、喫煙される方が日本のタバコを買うくらいが恩恵にあずかれる商品のようです。お酒は、イスラム教の国に行く以外は、エマージング国であれば訪問空港の到着CIQエリアに免税ショップがありますので、そこで買うほうが安いことが多いようです。

  

マレーシアに行かれる方で旅行中にホテルの部屋でお酒を飲む方は、マレーシアがイスラム国で、クアラルンプールでは市内の大きなスーパーでお酒は手に入りますが値段が結構高いので、東京出発時の免税エリアで買っていくというのはありそうです。

 

両替とWifi

 

チェックインのフロア内に両替ブースがありますので、外貨購入をすることができます。

 

多くの人は、交換レートの良い海外での外貨購入をしています。海外の到着空港にも両替ショップはたくさんありますし、クレジットカードを使ってATMから現地通貨を引き出すこともできます。

 

海外でのスマホ利用は必須ですので、日本のスマホ契約会社で事前に海外で使えるようにしておく方法もありますが、多くの人はコストの安い方法として、到着空港でSIMを買い、スマホを利用しています。

 

そうするには、シムロックの解除をあらかじめ日本の電話会社で済ませておく必要があります。また行き先によっては日本で海外対応をする方が安いこともありますので、事前に調べておいた方が良いと思います。

 

ゲート(搭乗口)

 

搭乗時刻(出発時刻の30分ほど前)になると、ゲート(搭乗口)の前に搭乗客の長蛇の列ができます。大きな手荷物をもって乗る人は並んで早めの搭乗がいいかもしれません。座席近くの収納場所を確保するためです。

 

航空会社のスタッフの案内に従って、ゲートを通過します。ゲートを通る際に、再度スタッフが、パスポートとビザ、搭乗券の確認をします。機内に入り、搭乗券に書かれている座席番号の席の近くの頭上の物入れに手荷物を仕舞って、座席に座ります。これであなたは目的地の空港に向かうことができます。