【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド

 

10 旅の持ち物 2 スーツケース

 

一度きりの人生。これが私たちが持てる人生のすべて

(仏 軍人・聖人 ジャンヌ・ダルク)

 

海外旅行に行くときに、最も大切なものは、①パスポートと②航空券と③お金の3つです。

 

荷物を詰めたバッグは家に置き忘れても、家を出てドアの鍵を掛けるときに、最後に確認するものがこの3つです。あとは一つ二つ忘れても何とかなります。

 

あくまでも私のケースですが、バッグや貴重品入れについて、紹介します。参考にしてください。

 

 

バッグ ~ スーツケース 

 

① サイズと大きさ

 

色や柄など、好みで選ぶ部分も多いのですがですが、その他に選ぶポイントを探すと、①サイズ、②材質、③伸び縮み、④鍵、⑤重さがあります。

 

国内旅行などで使う小さな軽量のスーツケースの場合、機内持ち込みできるサイズのものがあります。その大きさをクリアできるサイズを探します。

 

一例として、JALの国際線の場合、HPを見ますと、機内に持ち込めるサイズはh:40cm、w:55cm、d:25cmで3辺の和が115cm以内、重量は10kg以内という制約があります。

 

また預け荷物についてはエコノミークラスの場合、サイズは3辺の和が203cm以内で重量は23kg以内のものが2個まで無料で預けることができます。

 

重さやサイズはチェックインの時にカウンター内のスタッフが測ります。カウンター横の平たいステンレス板が秤になっており、カウンター上に重さが表示される表示器があります。

 

 

LCCの場合、在来の航空会社よりもやや制限が厳しく、機内持ち込みについてはスーツケース1個とハンドバッグなどの手回り品1個で上限7kgとしています。

 

この7kgという上限は多くのLCCが採用しています。機内に持ち込みたいなら、頻繁に利用することになる航空会社のHPを見て、そのエアラインにフィットするサイズのスーツケースを探すことをお薦めします。ただし、この制限は時折変わりますので注意が必要です。

 

② 材質について

 

金属製と樹脂製があります。

 

一見すると、金属製のほうが丈夫そうですが、スーツケースは飛行機の預け荷物となったときの空港の荷物ハンドリングスタッフによる乱暴な取り扱いにも耐えるように作られていますので、樹脂製のスーツケースでも丈夫です。

 

ただ、経験から言いますと、開けた時に左右両側を繋ぐヒンジ(蝶番)のところで開け閉めとは90度の方向への捻ったときに、この強さ、弱さはカバンごとに違いがあります。特に大型のスーツケースを買い求めるときにはカバンを180度開けてみて蝶番のひねりへの強さを見て、納得できるものを買い求めることをお勧めします。

 

③ 伸び縮み

 

左右の蓋を閉じる合わせ目が2重のファスナータイプになっていて、狭くして使うときと広げて使うときで、スーツケースの容量を変えることのできるタイプのスーツケースもあります。

 

ファスナータイプでも強度は十分にあり、しかも安全ですので、お土産で帰りの便のスーツケースの嵩(かさ)増し容量を準備しておきたい人には便利です。

 

④ 鍵

 

米国を旅行する可能性のある人はTSAロック付を選ぶとセキュリティー・チェックでスーツケースを壊される危険性が少なくなり、良いと思います。