【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド

 

2 訪問都市を探す 2 クアラルンプール                      2023年1月6日

 

愛は万人に、信頼は少数に

(英 戯曲作家 シェイクスピア)

 

 

クアラルンプール ・・・ 2番目はクアラルンプールです

 

 

町の中心部は、きれいで衛生的で安全です。マレーシアは日本からの移住希望国として、世界一番の国で、日本人に大変人気があります。それでも、夜間は裏通りや人通りの少ないところは避けた方が無難です。

 

戦後、長い間首相を務めたマハティール氏が提唱した、日本から学び近代化を進めようというルックイースト政策により、現地の人は日本に親近感を持っています。

 

マレーシア国民はマジョリティのマレー人を中心として、中国人華僑、インド人で構成されており、東南アジアではインドネシアとならぶイスラム教徒の国です。

 

日本からやや遠いのが難点です。往復とも平均飛行時間で7時間かかります。深夜発の便に乗ると早朝着、昼前に出る便を使うと夕方到着となります。

 

東京や大阪のみならず、日本国内の5空港から1日9本の便が飛んでいます。その内、東京(羽田・成田)発の便は4社で1日6便あります。その内、1社がLCCです(いずれも2019年夏)。

 

空港から市内までは高速鉄道が走り、市内も都市型鉄道網やモノレールが整備されているので便利です。

 

注意することが1点あります。ご自分のスマホを日本出国前にクアラルンプールでWI-FIが使えるようにしておき、Grabのアプリをインストールすることをお勧めします。ホテルの前も繁華街でも市内にタクシーはいません。欧米のUberと同様のGrabという日本でいう白ナンバーのハイヤーが使われており、スマホのアプリが必要です。一般的にはスマホ決済の支払いで、遠回りもなく、以前のタクシーより誠実で安いです。

 

言葉はインドネシア語に似たマレー語を公用語としていますが、文字はアルファベットです。イギリスの植民地であったことから英語由来の言葉も多く、街中の表記もアルファベット表記なので安心感があります。街中で英語が通じる国の一つです。

 

食事は中国料理と辛いマレ―料理が基本ですが、近年の急速な経済成長とともに街中に各国料理の美味しいレストランを多く見かけるようになりました。

 

観光場所は熱帯地方にいることを感じられる植物園や動物園がお勧めです。ショッピングセンターでの買い物は熱帯地方にいることを忘れるくらい涼しいです。

 

滞在型の訪問先都市と言えます。きれいな街づくりをしている割に物価が安く、旅行者向きの街といえ、シンガポールに対する優位性がここにあります。

 

マレーシアの平均所得は日本の1/4の水準で、物価は日本の1/3程度の水準といわれます。ここでは他の東南アジアの都市と同じようにホテルもレストランも安いコストで楽しめます。