【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド

 

10 旅の持ち物  4 医薬品

誰の言葉にも耳を傾けよ。口は誰のためにも開くな

(英 劇作家 シェイクスピア)

 

 

医薬品類

 

医薬品類は海外旅行を安全かつ快適にするために必要な携行品です。皆さんも主治医に処方されている薬があれば旅行にも持って行くと思います。この他、旅行中に起こりうる健康上のトラブルに対応できる薬類を数種類持って行きます。

 

食あたり対応薬、消毒薬

 

食事や水にあたった時の治療薬 ~ 正露丸:写真の上の黄色い蓋のケース

 

外傷用消毒剤 ~ イソジン:写真左上の赤黒い小ボトル。 水の消毒にも使う 

 

皮膚炎証用 ~ メンソレータム:右上の白い円形状の缶

 

メンディングテープ ~ 真ん中  傷口を塞ぐ

 

というのが旅行用の医薬品です。少量です。目薬をよく使われる方は消炎剤の入った目薬もあるかもしれません。

 

万が一、歯の痛みが起こったときには、食あたり用に持って行く正露丸を小さく切りったティッシュに包んで噛んで痛みが止まるのを待ちます。痛みは一応和らぎます。イソジンをティッシュに含ませるというのも同様の効き目がありますが、交換頻度が高くなります。

 

 

かゆみ止め、蚊よけ

 

熱帯地方に行くときは蚊への対策が必要です。

 

関連品には数種類あります。行く場所に応じてその中から適宜選んで持って行きます。

 

蚊は噛まれて、かゆくなるだけではなく、デング熱やマラリアなど日本にはない伝染病を媒介する危険がありますので、できる予防はしておいて、危険を減らした方が良いと思います。

 

ホテルの部屋に入ったら予防的に蚊よけスプレーをするのと、携帯用の虫よけ(燻蒸と塗り薬の2タイプ)、虫刺され後の塗布薬の3種類です。

 

①携帯用防虫発煙器具(中央の2種類のいずれか。マットは下の金属パックの中):小さな器具の中に蚊よけの薬剤を染ませたマットと電池が入っていて、発せられる気体中の薬剤成分が蚊が寄ってくるのを防ぎます。動物園や植物園などに出かかる際に持参しています。

 

②スプレータイプの殺虫剤(右端の金属製ボトル):ボタンを押すと蚊よけの薬剤を含んだ気体を発散させます。効き目は長時間継続しますので、ホテルの部屋の防虫に使っています。ホテルの部屋に着いたときに部屋の中にいる蚊を一掃して、その後1日に1~2度スプレーします。

 

③虫よけの液体塗り薬(右から2番目の透明ボトル):動物園や植物園などに出かかる際に腕や脚に塗ります。

 

④かゆみ止めの塗り薬(写真左チューブ):噛まれたときに塗ります。