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CAPA分析につきましては当分の間お休みませていただきます。なお、これまでの記事は
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■5月3日 JALの2022年度決算解析とANAとの比較Ⅱ(財務の部) NEW
ANAは機材削減&小型化が進行、JALは大型機を新鋭機に更新。
まとめると・・・
また参考としてコロナ前の両社の事業戦略背景(筆者見解)を追記した。
航空事業への就職を志す、または航空事業について勉強する方
向けの講義(youtube 60分)です。
日本の航空事業・航空会社を経営の視点から概観しました。
今回は特にコロナの影響と対応に重点を置いています。
右のサムネールをクリックすれば直接youtubeに入れます。
10 旅の持ち物 1 持ち物リスト [新着] 2023年3月31日
10 旅の持ち物 3 ボストン、貴重品入れ [新着] 2023年4月6日
10 旅の持ち物 5 電子機器、カメラ、ドライヤー [新着] 2023年4月10日
11 旅の安全 1 旅の安全① [新着] 2023年4月17日
9 美術館 1 ナショナル・ギャラリー [新着] 2023年3月29日
9 美術館 2 テート・ブリテン、テート・モダン [新着] 2023年3月31日
9 美術館 3 クイーンズ・ギャラリー、その他 [新着] 2023年4月1日
10 王宮 1 バッキンガム宮殿 [新着] 2023年4月12日
10 王宮 2 ウィンザー城 [新着] 2023年4月14日
11 宮殿 1 ケンジントン宮殿 [新着] 2023年4月17日
11 宮殿 2 ハンプトンコートパレス [新着] 2023年4月19日
12 博物館 1 大英博物館 [新着] 2023年4月24日
ーお知らせー 2023年2月6日
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5月 28日更新 全文をご覧になりたい方は、ここを クリック
「11. JPMorgan Chase、旅行指南書でライフスタイル商品開発」を読むと、異業種間の提携が進んでいることがわかる。米銀行業界で最大手JPモルガン・チェースの「1強」状態が加速している(日経5月24日)のだから、この銀行の宝の山である顧客データを使って規模で勝つ戦略を進め、金融業以外の経済圏にもうって出るのは当然と言えば当然だ。「13. Hopper、トラベルポータルで豪最大銀行と提携」も同じことを言っている。
楽天トラベルだって、「楽天ポイント」を梃子に「楽天経済圏」を展開し、LINEも「タビマエからタビアトまでの一気通貫のサービス提供をめざす」(トラベルビジョン)。
世界最大のこと消費の旅行に、他の銀行も続々と提携によって旅行業に進出している。金融以外でも、例えば自動車産業のCASEに見られる通り、他と「つながる」を目指している。
「19. 旅行のチャットGPT、期待と疑問」は、大変面白かった。
『起業家や投資家向けの旅行イノベーションプラットフォームであるTravel Tech EssentialistがLinkedInに最近投稿したスナップ世論調査では、回答者70名のうち半数強が、ChatGPT技術が中小企業を優遇することで競争条件の平等化に役立つと信じていることが判明した。しかし、大企業が得るものがたくさんあるのは明らかだ。今後2年間で最も利益を得る旅行業界3社についての質問では、AirbnbとGoogleが回答者の少なくとも半数によって選ばれ、Microsoft、Booking.com、Hopperは少なくとも4分の1が同意した。同じ回答者は、OTAにとって生成AIが今後2年間で何を意味するかについて懸念している。損失が最も大きい企業を3社選ぶとの質問に対し、40%以上がExpedia、Tripadvisor、Booking.comを挙げた』と報告している。
大きな規模の顧客データを有しているグローバルOTAは、ChatGPTなどの生成AIによって、自社のUIが強化できるはずだから利益を得るチャンスが増えると考えていたが、この調査の回答者はその反対なことを言っている。この技術をレバレッジできるのは、Airbnb, Google, Microsoft, Booking.com, Hopperと言っている。GoogleやMicrosoftが勝者に上がるのは分かるような気がするが、Booking.comは勝者にも敗者にも登場して意見が分かれる。調査の母集団が70人と少ないことも多分に影響しているのだろうか。
確実に言えることは、生成AIと旅行の親和性は極めて高い。タビマエの旅行計計画支援と、タビナカのアバター・コンシェルジュ開発に大きく貢献する。
「5. チャットGPTプラグイン、旅行予約への潜在的影響力」が、ますますそう感じさせてくれる。
「15. ビジュアルUGCの6つの方法、旅行セクター活況させる」が、ビジュアルのUGCが旅行業に利益をもたらす6つの方法を説いている。
(1) AIを活用して効果と時間短縮を促進する
(2) ショッピング可能なUGCで予約までの道のりをスムースにする
(3) カスタマージャーニー全体を通してUGCを統合する
(4) UGC体験のパーソナライズ
(5) 雇用者ブランドの確立に貢献
(6) ビジネスインテリジェンスの源としてUGCを活用する、がそれらだ。
この記事の著者Damien Mahoneyは、Commerce Experience Platform Nostoの最高戦略責任者であり、多分に彼の自社宣伝臭が残る記事であるけれども、UGCの利用をわかりやすく説明してくれていて参考になる。特に “(5) 雇用者ブランドの確立に貢献” には驚かされた。『このような視覚的なUGCは、「採用情報」ウェブサイトのページや雇用主のInstagramやFacebookアカウントなどの採用チャネルに供給され、将来のスタッフを惹きつけることができる』と言う。
人手不足に悩む業界にとっては、これはかなりの従業員採用の武器になりそうだ。
(編集人)
目次
1. 本当の旅行サブスク稀、されど増加中
2. グラブ、生成AIで一層の効率化追求
3. RaizUp、旅行会社にDEI認証発行
4. Despegar、第1四半期旅行パッケージ増収貢献
5. チャットGPTプラグイン、旅行予約への潜在的影響力
6. フォーカスライト欧州会議2023、航空会社の顧客体験と流通進展
7. ユナイテッド航空、アップルと提携
8. Hotelbeds CEO、サステナブルツーリズム絶対必要
9. 旅行の顧客体験を勝ち取る5つの方法
10. 鬱積需要はなくなったのか、場合による
11. JPMorgan Chase、旅行指南書でライフスタイル商品開発
12. 中国人旅行者トレンドと行動の先を行く
13. Hopper、トラベルポータルで豪最大銀行と提携
14. グーグル、生成AIで検索強化
15. ビジュアルUGCの6つの方法、旅行セクター活況させる
16. 米運輸次官「夏のスケジュール混乱二度と起こすな」
17. スタータップ・ピッチ、セミファイナル15社
18. sDreams、サブスク会員と収益増加で損失縮小
19. 旅行のチャットGPT、期待と疑問
20. 5月22日の週の資金調達記事
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5月8日 NEW
全国一宮 第29回 「播磨国一宮 伊和神社」(2023年4月)
古代、播磨国の“国府”は肥沃な播磨平野の姫路に置かれたのに、“一宮”は揖保川の上流の鄙びた山間部の因幡街道沿いに鎮座しています。
GW前に箱根を訪れ、芦ノ湖湖岸と湿性花園を歩きました。快晴の日で芦ノ湖は波も穏やか、海賊船も見えました。富士山は春霞におおわれた優美な姿でした。
湿性花園は「春が来たぞ!」・・・と春の花が嬉しそうに咲いていました。途中、雉子にも会えました。
箱根は訪日外国人でいっぱいでした。
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