【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド

 

2 訪問都市を探す 5 ホーチミン                          2023年1月11日

 

今後のことなんかは、ぐっすりと眠り忘れてしまうことだ

(英 劇作家  シェイクスピア

 

 

ホーチミンに行くことを考えると、わくわくします。東南アジアに旅行するイメージは、1年じゅう夏で南国を味わい、現地の人達が済み暮らしているのを見るだけで旅行気分を味わえます。

 

ベトナムは古い街のたたずまいと近代化のバランスの良さをまだまだ味わえる都市です。クチトンネル見学やマングローブ探検もありますが、基本的には観光よりも、のんびり、ぶらぶらする街です。

 

ホテルのおすすめはマジェスティックホテル。近代的なホテルもいいですが、こういう街の雰囲気を味わうにはぴったりです。是非朝食付きにして屋上のカフェテリアでの朝食をとって、まったりと時間を使ってください。

 

急速な経済成長がホーチミンを安全な街に変えています。ベトナムの平均所得は日本の1/10にも届きませんが、人口は9,500万人。7%前後の経済成長により急速にタイやマレーシアと肩を並べようとしています。ベトナムは対日感情も良く、注意を払えば犯罪に遭う危険性は低いと思われます。

 

ベトナムは香港の先にあり、東南アジアの中では日本から近く、ホーチミンへは往復の平均時間で6時間のフライトで行くことができます。ホーチミンへは東京や大阪のみならず、日本国内の5空港から1日10便が飛んでいます。その内、東京(羽田・成田)発の便は3社で1日6便あります。(いずれも2019年夏)

 

ホーチミン市内には今、地下鉄が建設されていますが、今のところ空港と市内間はタクシーかバスで移動するしかありません。

 

空港から市内に行く際には、空港に、予めお金を払って約束した場所まで行けるクーポンタクシーというサービスがあります。少し高いですが安心してホテルまで行くことができます。市内の移動にもタクシーを使います。ホテルにドアマンがいれば運転手に通訳してもらいましょう。

 

ベトナムも熱帯にありますので、衛生管理には日常的な注意が必要です。蚊にも注意して旅行する必要があります。

 

物価は安いです。言葉はベトナム語です。表記はアルファベットを使用していますので、街中の案内板などはわれわれでもわかります。

 

街中に数多くのレストランがあり、香草の効いたベトナム料理が楽しめます。第2次世界大戦前はフランスの植民地であったこともあり、フランス料理が美味しいです。

 

また、観光スポットはないと思った方がいいです。ただ、年齢にかかわらず皆さんのホーチミン旅行の印象は異口同音に「どこか懐かしい」というものです。観光スポットを訪ねるというよりは、のんびりステイする街のようです。