【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド
7 ホテル探し 4 ネットでのホテル探し
小雨はいつまでも降り続くが、大嵐はあっという間に止むものだ
(英 劇作家 シェイクスピア)
ネットでのホテル探しの進め方
ホテルを探す際には、インターネットの旅行サイトにアクセスします。ここでは進め方の一例を説明します。
まずはトリップアドバイザーのページに入り、「ホテル」のタブをクリックし、都市名、宿泊日を入力すると次の写真のようなページが出てきます。
トリップアドバイザーのページでは、検索した都市、日付でbooking.com、EXPEDIA、AGODAなどのネット旅行会社の料金を比較・記載しています。各社の表示料金を単純に比較してあるため、税金とサービス料の扱いが家数のものと外数のものがあるので、単純に最小値が一番安いとは限りませんので注意してください。因みに、booking.comは税金・サービス料を内数で表示しています。
トリップアドバイザーのページ上でMAP表示のバナーがありますので、MAP上で探すと、自分が探しているエリアのホテルを絞り込むことができます。
もう一つ、探す場所は「AirBNB」、いわゆる民泊です。民泊はやはり安いですから、安く旅行しようという人にとっては選択肢の一つとなります。
ホテルに関するいくつかの単語
クラブルーム
スイートルームなどの宿泊客向けのソファのある専用ラウンジをいいます。
コーヒーなどの飲み物やスナック、ケーキ類、時間帯によってはアルコール類を無償で提供していることもあります。朝食を一般客向けの会場と分けて、クラブルームで提供するホテルや、チェックインをこの部屋で行うホテルもあります。
ドミトリー
一つの部屋の中に多数のベッドを配置して、お互いを知らない宿泊客に同じ部屋のベッドをアサインする施設を言います。普通のホテルルームに宿泊するより、相当安く宿泊できます。シャワーとトイレは共用の専用施設があります。宿泊客は個人で防犯対策をする必要があります。
アーリーチェックイン、レートチェックアウト
一般にホテルは昼12時頃のチェックイン、同じ12時頃のチェックアウト期限を設定しています。これについて、有償でチェックイン時刻の前倒しやチェックアウト時刻の後ろ倒しをすることができます。
ホテルによってそのルールや金額はまちまちですが、6時間で標準1泊宿泊金額の50%程度とやや高額です。
東南アジアなどで早朝の到着便や深夜の出発便を利用する場合に便利に使えます。チェックアウトの後倒しは予約段階で交渉したほうが良く、アーリーチェックインに関しては多少の時間であれば、フロントで無償にしてくれるケースも多いので、早めだがチェックインしてみるという手もあります。
なお、チェックイン、チェックアウト時にスーツケースをフロントに一時的に預けるのは無償でやってくれます。
エクストラベッド
ツインルームやダブルルームにもう一台シングルベッドを置くことを言います。主に子供連れで必要な場合にベッドを借ります。無償の場合と有償の場合があります。
宿泊人数と料金
日本では、旅館のみならずホテルでも1人当たりの料金を徴収するところがほとんどですが、欧米や東南アジアでは、朝食料金も含めて1室あたりで宿泊料金を徴収するのが一般的です。
私の知る範囲で唯一例外なのがスイスで、日本と同様に1人当たりの料金設定をしています。
予約がない時の現地でのホテル探し
空港に着いたら、まず、インフォメーションカウンターを探しましょう。そこでホテルを紹介してもらうか、専用のツーリストデスクがあれば、そのデスクの場所を教えてもらいましょう。そのどちらかでその日に泊まるホテルを探すことができます。
提案されるリストには安いホテルも含まれています。ホテルを決めて予約を済ませたら、場所を確認して、ホテル名(英語表記+現地語表記)、住所、電話番号などを書いたメモをもらいます。
慣れると、インフォメーションに頼らなくても、ネット上で"last minute 都市名 hotel booking"でその日のホテルを探すこともできます。直前割引があります。