ゴールデンウイークの旅客実績概観

ゴールデンウイークの旅客実績概観

201858

 

国内航空各社が発表したGW4/275/6の旅客実績*をもとに、傾向を概観した。

(注)各社公表値及び一部日刊航空の記事をもとにしている。(前年数値は変化率から逆算)

なおリージョナル航空のFDAは含めていない。

 

 

1.  概括

    期間中の旅客数は、国内線・国際線ともに供給増率を上回る好調な伸びを示した。特にANA国内線は小型化による席数微減の中で+7%(+86千人)の伸びであった。

    LCCの国内線旅客シェアは10%を超えた(座席シェアは9.3%)。

うちJetstar-J5%で、ANA系のPeachVanillaは計4.9%とこれに並ぶ。

国際線(国内航空会社のみの数値)でのLCCシェアは18%であった。

    国際線でも大手2社の旅客数の伸びは大きいものであった。

    国内線の搭乗率は、大手2社は80%弱、一方SKYLCC85%を超えた。

国際線はANA80%、JALLCC85%超であった。

 

 

 

 

2.  図表でみるGWの各社旅客実績

  (国内線旅客シェア)

 (国際線国内会社での旅客シェア)


 

     (各社の搭乗率;%)   

 

     (各社の旅客実績)  

 

以上

■4月5日 NEW!

 

日本や世界の航空事業について諸々のデータから読み解く「マラソン講座」

の掲載を開始致します。

どうぞご期待ください。 

 

TD(旅行流通)勉強会

旅行流通に関する世界のニュース

 

■4月16日  NEW!

 

 

「オフラインの世界に戻る Part 4(最終回)ハイテック対ハイタッチ ホテル」が、H.I.S.の「変なホテル」とForbes 5つ「Boston Harbor Hotel」の極端な2つのケースを比較していて面白い。宿泊業界は、ハイテックで割安なホテルと、高価であるがそれに見合う人的サービスを提供するホテルの2つのセグメントに別れるのだろう。航空業界におけるLCCFSAの違いと似通った話なのかもしれない。それにしても、Boston Harborの徹底したCRMは物凄い。

 

しかし宿泊施設では、これにホームシェアー(private lodgingとかalternative lodging facilityとも呼ばれている)の新経済が加わる。

 

 

Google 民泊拡大」は、GoogleHotel Searchにバケーションレンタル施設を加えたと報じている。

 

Expedia Groupなどの提携サイトの掲載施設をリストすると言う。これはバケーションレンタルのメタサーチ?Googleの旅行市場への参入はとどまるところを知らない。そのGoogleが、先々週、欧州委員会から独禁違反で14.9億ユーロの制裁金支払いを命じられた。これでGoogleの独禁違反は3回目となる。中核事業(特に個人情報集約)の先行きを案じて旅行業を含む事業の多角化を目指していると勘ぐる。

 

 

「エアビー5億人利用」によれば、民泊本家のAirbnbが累計で5億人の利用者獲得を達成し、600万軒の代替宿泊施設をリストしている。Booking.com570万軒を上回ったと言っているが、即予約(インスタント・ブッキング)できる施設数ではBooking.comが追い抜いていると理解している。Airbnbは、OTAHotelTonightを買収したと思ったら、今度はインドのOYO$150M~$200Mを投資したらしい。年内上場を睨んで、Airbnbの事業拡大戦略が継続している。

            (編集人)