ロンドン旅行ガイド

 

9 美術館 2 テート・ブリテン、テート・モダン

 

「旅」の目的はたった一つ 自分自身の中へ行くこと

(オーストリア 詩人 リルケ

 

先回ご紹介しましたように、ロンドンを代表する美術館をナショナル・ギャラリーとすると、ロンドンの第2、第3の美術館はテート・ブリテンとテート・モダンです。

 

これら2つの美術館もナショナルギャラリーと同じく、公共の美術館です。この3つの美術館は収蔵・展示をそれぞれ古典、イギリス作家、現代美術の3つの分野に分けています。

 

 

テート・ブリテン

 

テート・ブリテン(Tate Britain)はイギリスの作家の絵画を展示しています。

 

ここには、日本にもファンが多いイギリスを代表する風景画家ターナーの絵がたくさん展示してありますので、余すところなく鑑賞、堪能できます。ここはターナー好きにとっては見逃せない美術館です。

 

因みに、ここに展示されるターナーの絵の多くは本人の意思で死んだ後、国に寄贈されたものだということです。

 

その他、冒頭の写真、J.E.ミレーの「オフィーリア」などを見ることができます。オフィーリアはシェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場するハムレットの悲劇の恋人です。

 

開館は、休みの日なしで毎日10時~18時です。入場料は、特別展以外は無料です。

テート・ブリテン(公式)

 

地下鉄で美術館に行くにはピムリコ駅(地:ビクトリア・ライン)から歩きます。テート・ブリテンはテムズ川に出て左折した川沿いにありますので、道はわかり易いです。300mほど歩きます。

 

ナショナル・ギャラリーのところで触れましたように、テート・ブリテンの正面には、テムズ川にボートの停留所「ミルバンク・ピア」がありますので、ボートを使うのも便利で楽しいです。ミルバンク・ピア(テート・ブリテン)=エンバンクメント・ピア(ナショナル・ギャラリー)=バンクサイド・ピア(テート・モダン)間を所要時間30分で繋いでいることから、この3つの美術館の間をボートを使って移動するという手段があります。ただし、この3つのピアを繋ぐボートは1時間に2本程度の運航頻度ですので、時刻表(下記)を見ながら乗るほうが時間の無駄がないと思います。

 

「テート・ブリテンのハイライト | 500 年の英国美術に出会う」(4min)

 

 

テート・モダン

  

テート・モダン(Tate Modern)は近現代美術館です。発電所の建物をそのまま美術館として利用していることで有名な美術館で、ここにはピカソやモルディアーニなどの近代絵画が展示してあります。開館は、テートブリテン同様に、休みの日なしで毎日10時~18時です。入場料は、特別展以外は無料です。

 

 テート・ブリテンはテムズ川の南岸に位置しており、美術館の正面にある、テムズ川をまたぐミレニアム橋の対岸の正面にセントポール大聖堂のドームが見えます。

 

美術館の最寄り駅は、テムズの対岸にあるブラック・フライアーズ駅(地:サークル、ディストリクト・ライン)が便利です。セントポール駅(セントラル・ライン)で降りて、セントポール大聖堂に寄ってからテート・モダンに来るという方法もあります。前述のようにボートを利用して、バンクサイド・ピア(テート・モダン)で降りるのも近くて便利です。

テート・モダン(公式)

 

「Tate Modern Turns 21」(2min)