ロンドン旅行ガイド

 

1 ロンドンへの航空便 1 直行便が一番

 

海外旅行に行きたい! 今回はロンドンに行く航空便の説明です。

 

東京、ロンドン共に、現代における世界有数の一大都市ですから、東京からロンドンに向かうには多くの選択肢があり、その中から選ぶことになります。

 

私は将来について悩まない。すぐにやって来るから。

 

 物理学者 アインシュタイン

 

東京=ロンドン線は東京=ニューヨーク線と並ぶ世界の超長距離路線の一つです。

 

使用されている機種も超長距離飛行が可能なボーイング777や エアバスA350などの大型機になります。直行便でも往き帰りの平均片道飛行時間は12時間と長いです。

 

このため、予め知っておくといいことが2つあります。1つ目が移動中の機内での快適性が大切な路線だということ。2つ目が全体の旅行日程に占める往復の移動時間の割合が大きいということです。

 

したがって、とりわけ、休暇を使ってロンドン旅行を計画する人は、この路線には乗り継ぎ便を含めて多くの選択肢はあっても、直行便を選びます。結論はANAやJALなどの在来型の航空会社の便が優先されることになります。

 

同じ海外旅行でも4時間程度で行ける台湾や7時間程度で行ける東南アジアとは違い、経済的に許される範囲で、少しでも短時間で移動でき、エコノミー・クラスでも疲れが少ないゆったりした座席が提供され、加えてサービスのレベルの高い航空会社を選ぶことになります。

 

 

ロンドンへの航空便の選択肢 

 

上の記述ではANA/JALの選択を結論だと言っていますが、ロンドン=東京便は世界的な大都市を結ぶ路線なので、直行便に加えて、乗り継ぎ便を加えると、多くの選択肢があります。

 

これを分類すると以下の5つになります。ここではそれぞれの特徴をあげることにします。

 

 

1 直行便:ANA、JAL、英国航空の3社が運航しています。

 

各社の便はいずれも、飛行時間、料金ともに大きな違いはありませんので、マイルを貯めている好きな航空会社の便がいいでしょう。運賃は他の選択肢よりも最も高く設定されています。

 

2 北欧・東欧乗り継ぎ便:フィンエア(ヘルシンキ経由)、LOTポーランド航空(ワルシャワ経由)、アエロフロート(モスクワ経由)が経由便を運航します。

 

直行便と比べた片道の飛行時間差は乗り継ぎロス2~3時間程度です。乗り継ぎ便は乗り継ぎ時間にばらつきがあります。その分、ロス時間は上乗せになります。

 

乗り継ぎに伴う欠航や遅延のリスクは増大しする一方、運賃は安くなります。

 

3 西欧主要都市乗り継ぎ便:KLM(アムステルダム経由)、ルフトハンザ(フランクフルト経由)、エールフランス(パリ経由)が便を乗り継いでロンドンまで行けます。

 

所要時間差は2同様に2~3時間程度です。乗り継ぎが大都市にある大空港なので、乗り継ぎ便は1日に複数あり便利ですが、バゲッジ・ロスト(預け荷物の航空会社による紛失)のリスクが増大します。また、大空港での乗り継ぎですので事前に乗り換え知識を必要とします。

 

運賃の安さは一般的な傾向として直行便と北欧経由の中間です。 つづく