全国一の宮 (写真・文、光岡主席研究員)


  古代律令体制の旧国68ケ国ごとに最も格の高い神社が「一の宮」とされ、崇敬されてきました。

 埼玉県旧大宮市、静岡県富士宮市、愛知県一宮市は、それぞれ、武蔵国/氷川神社、駿河国/富士山本宮浅間神社、尾張国/真清田神社の“一の宮”所在から由来する地名です。

 また「大和」の“一の宮”は春日大社ではなく三輪の大神(おおみわ)神社、「相模」も鎌倉の鶴ケ岡八幡宮ではなく寒川神社です。

 

 それぞれの“一の宮”の由来や伝承をご紹介します。

6月1日

 

全国一宮 第27回「備前国一宮 吉備津彦神社」(2019年 3月)

 

備前一宮「吉備津彦神社」は、歌枕でも有名な神体山“吉備の中山”の北東麓に鎮座し、祭神は、“吉備の中山”の西麓に鎮座する備中一宮「吉備津神社」と同じ「大吉備津彦命(オオキビツヒコノミコト)」を祀ります。

5月4日

 

全国一宮 第26回 「備中国一宮 吉備津神社」 (2019年 3月)

 

古代、「吉備」は、ヤマト、北九州、出雲と並ぶ先進地域でした。

 

「吉備津神社」の祭神「大吉備津彦命(オオキビツヒコノミコト)」は元の名を五十狭芹彦命(イセリヒコノミコト)と言い、

3月1日 

 

全国一宮 第25回 「豊前国一宮 宇佐神宮」 201812月)

 

謎だらけの神社、それが「宇佐神宮・八幡信仰」です。 全国の神社数は約8万、その中で飛び抜けての1位が約8千の「八幡信仰」で、その総本宮が「豊前国一宮・宇佐神宮」です。京都の「石清水八幡宮」も「鎌倉の鶴岡八幡宮」も「宇佐神宮」から勧請されたものです。

12月5日

 

全国一宮 第24回 「越前国一之宮 気比神宮」 (201810月)

 

古代史の謎が集約された、由緒ある「北陸道総鎮守・越前国一宮・気比神宮」を訪ねました。

 

祭神「伊奢沙別命(いざわけのみこと)」は、はるか昔の2千有余年前、神宮の後背山「天筒の嶺」に降臨、境内の聖地「土公」に鎮座されたと伝えます。

10月1日

 

全国一宮 第23回「安房国一宮 安房神社・洲崎神社」(2018年 8月)

 

残暑の厳しい8月下旬、房総半島南端館山市にある「安房国一宮」を訪れました。「安房国一宮」を冠する神社は2つありますが、まず、正統の一宮「安房神社」を紹介します。

2月1日

 

全国一宮 第22回 「安芸国一宮 厳島神社」 (20181月)

 

“安芸の宮島”・・・壮麗な海に浮かぶ神殿・・・平氏一門の氏神として有名な神社・・・それが、安芸国一宮「厳島神社」神社です。

7月1日

 

全国一宮 第21回 「下総国一宮 香取神宮」 (2017年 1月)

 

下総国の一宮は、「香取神宮」で、平安初期、“神宮”と呼ばれたのは、「伊勢神宮」「鹿島神宮」と「香取神宮」の3つしかなく、格式の高い古社です。

1月1日

 

全国一宮 第20回 「武蔵国一宮 小野神社・氷川神社」 後編「氷川神社」  (2016年)

 

大宮駅」から街路樹の美しい「氷川参道」を2km、20分ほど歩くと古式豊かな「氷川神社」にたどり着きます。関東一円に約300社ある氷川神社の総社です。

11月28日

 

全国一宮 第19回 「武蔵国一宮 小野神社・氷川神社」 前編「小野神社」 (2015年)

 

東京都内のある唯一の“一宮”はどこかご存知ですか? 
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅から近い多摩市にある「武蔵国一宮・小野神社」です。

11月1日

 

全国一宮 第18回 「山城国一宮 上賀茂神社・下鴨神社」         後編「下鴨神社」  (2014~2016年)

 

正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」という「下鴨神社」は、鴨川と高野川が合流する三角地帯にあります。

10月1日

 

全国一宮 第17回 「山城国一宮 上賀茂神社・下鴨神社」  前編「上賀茂神社」 (2014~2016年)

 

山城国一宮は、桓武天皇の平安京遷都において、朝廷より“王都守護”“国家鎮護”の役割を任された「上賀茂神社」「下鴨神社」の2社です。

「上賀茂神社」の正式名称は「賀茂別雷神神社(かもわけいかづち)」、祭神は「賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)」、「下鴨神社」は「賀茂御粗神社(かもみおや)」、祭神は「「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)」と「玉依比売命(たまよりひめのみこと)」です。

8月29日

 

全国一宮 第16回、「摂津国一宮 住吉大社」 201412月)

 

摂津一宮「住吉大社」は、大阪難波から南海電車に乗って10分「住吉大社」駅を降りるとすぐです。
全国2千社を超える”住吉神社”の総本社であり、また、摂津、長門、筑前の”住吉大社”は「三大住吉」と称されます。 

7月1日

 

全国一宮 第15回 「伊予国一宮 大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」 (20164月)

 

村上水軍の本拠地として知られる芸予諸島最大の島「大三島」の山中に「伊予一宮 大山祇神社」は鎮座しています。

創建は飛鳥時代の701年、ご祭神は日本国の”山の神”「大山積大神」

6月2日

 

全国一宮 第14回 「和泉国一宮 大鳥(おおとり)大社」 (20162月)

 

和泉国一宮は、日本神話の悲劇の英雄「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」を祀るお宮です。
 伊吹山の神との戦いに敗れ、三重の地で亡くなり、白鳥となって故郷へ

5月2日

 

全国一宮 第13回 「河内国一宮 枚岡神社(ひらおかじんじゃ)」 20162月)

 

近鉄奈良線で大阪ミナミの「難波駅」から30分ほどで生駒丘陵/平岡山の中腹に鎮座する“河内国一宮枚岡神社”のある「枚岡駅」に着きます。

4月1日

 

全国一宮 第12回 「伊豆国一之宮 三嶋大社」 (2014年4月)

 

4月に、三島市に鎮座する「伊豆一之宮、三嶋大社」を訪れました。

「三嶋」とは「御島(みしま)」、即ち「伊豆諸島」のことです。伊豆諸島の火山噴火を鎮めるために、山の神「大山祇命」を祀っています。

3月1日

 

全国一宮 第11回 「甲斐国一宮 浅間(あさま)神社」 2014年 春)

 

甲斐一宮「浅間神社」は、中央高速道路の「一宮御坂」と「勝沼」の間、笛吹市の国道20号線沿いの田園地帯に鎮座しています。

お宮の森もなく、境内もそう広くなく、多くの他の一宮と異なり、何故か不思議な印象です。

1月26日

 

全国一宮 第10回 「遠江国一宮 小国(おくに)神社」 (2016年 正月)

 

2016年正月、静岡へ小旅行した際、遠江国一宮「小国神社」に詣でました。 この一宮は、天竜川中流域の奥深い山の中、地名をみると「森町」・・・あの“遠州森の石松”の故郷です。

1月3日

 

全国一宮 第9回 「大和国一宮 大神(おおみわ)神社」 (2015年2月)

 

奈良県桜井市に鎮座する大和一宮の「大神神社(おおみわじんじゃ)です。 御神体は拝殿の後ろに控える”三輪山”、自然信仰を残す最も古い神社形態です。

12月1日

 

全国一宮 第8回 「近江国一宮 建部神社」と「瀬田川 瀬田の唐橋」

(2015年 秋)

 

”瀬田の唐橋”から15分ほど歩いた所に、近江国一之宮/建部大社はありました。  
 地元に愛される大きな鎮守様と言った雰囲気ですが、境内に入ると1300年余の歴史・格式の高さを感じます。

11月1日


全国一宮 第7回 「尾張国一宮 真清田(ますみだ)神社」 (2014年 初夏)


全国の一宮の中で、唯一、行政市「愛知県一宮市」と、現代まで
名前が残った日本で最も有名な一宮「尾張国一宮」は「真清田神社」です、

10月1日


全国一宮 第6回 「三河国一の宮 砥鹿(とが)神社」 (2014年 初夏)


砥鹿神社のある「三河一宮駅」は、年中、参拝客で賑あう”豊川稲荷”(豊川駅)の隣駅なのに、何と無人駅でした。

9月1日


全国一宮 第5回 「常陸国一の宮 鹿島神宮」  (2014年夏)


昨年(2014)夏の終わりに訪ねました。東京から北へ100km、海辺のせいか、びっくりするほど涼しく快適でした。
鹿島神宮は「常陸一の宮」で、古から神宮と呼ばれたのは、伊勢神宮、香取神宮、そしてこの鹿島神宮と3つしかなく、格式の高い古社です。

8月1日


全国一宮 第4回 「丹波国一の宮 出雲大神宮」、「丹後国一の宮 籠(この)神社」 (2014年夏)


伊勢神宮より古い伊勢神宮が、出雲大社より古い出雲大社が京都府下にあるってご存知ですか?
出雲大社の本家はこちらと伝承のある”元出雲”と呼ばれる「丹波国一之宮・出雲大神宮」が、京都市のすぐ北の亀岡市にあります。

7月1日


全国一宮 第3回 「信濃国一の宮 諏訪大社」  (2014年春)


「信濃一宮、諏訪大社」は、諏訪湖を挟み、上社2つ(前宮、本宮)下社2つ(春宮、秋宮)の計4つの宮の総称です。

6月1日

 

全国一の宮 第2回 「相模国一の宮 寒川神社」 (2013年 年末

 

「寒川神社」にお参りしました。新年を迎えるため注連縄の張替え中でした。ここは相模国の「一の宮」です。
 相模国では、鎌倉の鶴岡八幡宮より格式の高いお宮です。

5月1日 

 

全国一の宮 第1回 「出雲国一の宮 熊野大社」 (2013年秋)

 

「熊野大社」は、「出雲大社」と並んで出雲国の「一の宮」で、紀州の熊野神社はここから勧請されたという説があります、出雲神話でも「木の国」(紀の国)は出雲と関係深く、大国主大神も「紀の国」へ逃げてきたことがあります。



海外事情

 

6 10 日から 21 日までの 2 週間のオンライン旅行流通に関係する海外主要記 事です。
この号では、「3. OTA エアビーとレートパリティー」に注目したいと思います。 Airbnb がホームシェアに加えてホテルまで販売するとなると、
泊とホテルが 一つのプラットフォーム上で横並びにリストされることになり、タイプの異な る施設同士の価格比較が難しくなって、レートパリティーの維持が困難になる と言っている・・・と理解しました。しかし「(Airbnb では)、ゲストが施設の 真のコストを判断できない不明瞭なプライシングの環境が存在する」とはイマ イチ良く理解できませんでした。Airbnb が最近導入したホストオンリーのコミ ッションモデルであれば、OTA のモデルと近似するのですから、そんなことに はならない、のではないでしょうか?
 

 

Airbnb が上場して・・・顧客獲得コストが上昇・・・ホテルの直販志向を強 くさせることになるが・・・一方でパリティー破りの悪役である格安販売のホテ ルオンリーの業者が増加するデメリットも存在する」とも言っています。しか し、ホテルにとっては、Airbnb のホテル販売開始によってチャネルがそれだけ 増えるので(OTA の中抜きのチャンスが生じるので)良いことである、と考え るのは間違っているのでしょうか?ホテルオンリーのパリティー破りは、 Airbnb とは関係のない別の次元の話では。「Airbnb のコミッションが、将来値 上げされる可能性もある」と言っていますが、EXPEBKNG との対抗上、こ の大手 OTA2社を上回ることにはならないのではないでしょうか。Airbnb の 多角化戦略は、「焦点が合っておらず・・・会社(Airbnb)は衰退する可能性が ある」とも言っていますが、ホームシェアからホテル販売を開始して、OTAHotelTonight を買収し、OYO に投資し、そしてタビナカの Experiences プロダ クトを開発して EXPEBKNG に競争を挑むのは、まさに Airbnb総合旅行 会社になるという大いなる経営ビジョンであると考えるべきだと思います。 この記事の著者(OTA Insight, Chief Commercial Officer)は、Airbnb に対して かなり否定的であるようです。中小の独立ホテルにとっては、そもそもパリティ ーに縛られたくない筈ですから、Airbnb がパリティー維持を困難にしてくれる というのであれば、これは歓迎すべきことではないのでしょうか。最後に「ホテ ルは、ますます複雑化する流通を制御することができない。ゲストが他では取得 できない並外れたエクスペリエンスを提供することに最善を尽くし続ける必要 がある」については全く同感です。 

 

恒例のメアリー・ミーカーの「インターネット・トレンド 2019」が発表されま した。「12. メアリー・ミーカー、インターネット・トレンド発表」
この 333 枚のスライドでは、日本の企業は Sumitomo MitsuiLINEMIXI の たったの3社が言及されているに過ぎません。中国は独立した章(11China) で 30 ページ以上が割かれています。日本のインターネットテクノロジーの弱さ が見て取れて、とっても悲しいことです。(編集人)