全国一宮 第7回「尾張国一宮 真清田(ますみだ)神社」(2014年 初夏)

2015年11月1日

 

(写真・文、 光岡主席研究員)


 全国の一宮の中で、唯一、行政市「愛知県一宮市」と、現代まで名前が残った日本で最も有名な一宮「尾張国一宮」は「真清田神社」です、三種の神器“草薙剣”を祀る「熱田神宮」は三宮です。
 街の中心部にあり街の生活の溶け込んだ気軽に市民から愛されているお社です。
 真清田神社の祭神は、天孫降臨した「瓊瓊杵尊(ニニギのミコト)」の兄「天火明命(アメノホアカリのミコト)」。古代、天皇に多くのお妃を出した豪族「尾張氏」の祖先神です。天武天皇が壬申の乱に勝利したのも東国、特に「尾張氏」の支援があったからです。

JR「尾張一宮」駅


真清田神社鳥居

岐阜城

鵜飼の像

真清田神社本殿


 真清田神社参拝の後、岐阜城を訪れました。
 
 「岐阜城(稲葉山城)」は想像通り、見上げるような金華山(稲葉山)の頂上にそびえる山城でした、
 ロープウェイで上がり、更に15分の山道を歩きやっとお城です。天守閣からの眺望は、長良川がゆったり流れ、絶景です。
 信長が斎藤氏を滅ぼし「天下布武」のスタートと切った由緒あるお城です。

岐阜城天守閣からの眺め、眼下は長良川


 麓の鵜飼観光で有名な長良川の長良橋から南に伸びる通りは「川原町」で、戦災を免れた古い町並みが美しく「美濃和紙」の故郷です。


 岐阜市は道路も広くクリーンで爽やかな魅力ある中都市でした。

川原町