CAPA分析:NEW HEADLINES  9月ー2020年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のトピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。  

9月27日掲載

Premium Analysis

メキシコのLCCボラリスにとって、危機の中に商機あり

27-Sep-2020

 

COVID-19パンデミックは、民間航空の力関係を大きく変更した;今や低コスト運航会社がある種の敏捷性を示して台頭し、危機が創り出した商機を掴み取ろうとして居る。

このトレンドは、ライバルたちが縮小する中で、同国最大の超LCCボラリスが奮闘して居るメキシコで、確実に定着して居る。ボラリスは、危機が齎したより大規模な障害から無傷では無いが、同エアラインは、危機前の力を使って、ラテンアメリカの主要市場で、更に地位を強化して居る。

然し、この国唯一のフルサービスエアラインであるアエロメヒコがチャプター11破産保護から浮上して来た場合は、メキシコでの競争の力関係は変わる可能性がある。企業の渡航需要が、見通せる将来に亘って圧迫され続けると見られる事から、アエロメヒコはレジャー顧客の追及を強化する可能性が高い。

 

For Mexico’s LCC Volaris there is opportunity in crisis

Premium Analysis

アルゼンチン:国際線航空券への課税は時宜を得ず

26-Sep-2020

 

2020年10月1日を計画日とする民間航空便の再開について、業界がアルゼンチンからの指示を待つ中で、この国の政府は、国際線航空券に課税すると言う疑問の決断をして居る。この税は、アルゼンチンの長引く鎖国は、同国の長期的な乗継可能性をリスクにさらすと言う業界の警告が発せられた後にやって来た。

アルゼンチンの国際線旅行は、この国の経済の問題と暴落する通貨の為に、既に抑圧されて居た。そして、今や至近の展開は、アルゼンチンの競争力にとって、更なる脅威となる可能性がある。

当面の間、アルゼンチン最初の超低コスト運航会社、フライボンディは、6カ月近くも地上待機させられて居るにも拘らず、市場にサービスを提供し続けると決心して居る様だ。

然し、同社の決心は、この国の政府がアルゼンチン航空業界を、公平なやり方で監督すると言う前提の上に成り立って居る。

 

Argentina: tax on international airline tickets is ill-timed 

Premium Analysis

豪州国内エアライン、州境の再開を盛り立てる

24-Sep-2020

 

豪州内の一部の州の間の旅行に課されて居た、検疫とその他の制限で、エアラインは多くの国内線便の削減を余儀なくされて居る。これがこの国の最も重要な国内線の流れの回復を邪魔して居る一方で、これはまた、州境を超えない路線の重要性を高めて居る。

供給は、これら州の内部(intrastate)の路線の幾つかで、COVID前の水準に匹敵、或は超えるまでに戻って居る。殆どの州外の、そして外国の目的地が手の届かない所にあり、豪州人達は、国内レジャー旅行の選択肢をよりしっかりと見るようになって居る。

これらの市場は、豪州の各エアラインに歓迎すべき収入の滴りを提供して居る。然し、本当の国内線の回復には、大量の州を超えた路線の回復が必要である。

カンタスとその他の大手エアラインは、理に適う所では、州境の制限の緩和を、そしてより狙いを定め、標準化し、予測可能な将来の感染爆発を封じ込める手法を、強く要請してこれまでもロビー活動を繰り広げて居る。旅行業界の他の分野では、また、この努力に足並みをそろえて、各州政府に大きな圧力を掛けて居る。

各州が感染水準を制御できる様になる中で、この圧力は効果を上げつつある様だ。2020年9月24日までの週には、幾つかの重要な州境が開放され、エアラインはこれに応えて、これらの市場へより多くの便を再開して居る。幾つかの州境では、最も目立つのは、今や感染爆発を抑え込んで居るビクトリア州が絡んたものだが、近い将来にはまだ閉鎖が続く予定だ。然し、その他の場所では、州の間の制限は緩和する動きが拡大して居る模様だ。

 

Australian domestic airlines promote state border openings

欧州のエアライン供給見通し。不確実性とCOVID-19感染者数が増大

24-Sep-2020

 

欧州のCOVID-19感染者数は、2020年9月14日の週に、36万人に達した。2020年7月6日の週より167%多く、2020年3月の最初のピークより10万人多くなって居る。

このウイルス第2波に加え、頻繁に変わる旅行制限と検疫必要項目が、毎週毎週、エアラインスケジュールにより重くのしかかって居る。

今や、欧州は供給席数で対前年で5週連続して減少して居る。

2020年9月21日の週の、欧州の▲60.1%の減少は、北米の▲56.1%、アジア太平洋の▲39.9%より大きいが、ラテンアメリカの▲66.8%、中東の▲66.1%、そしてアフリカの▲63.5%よりは小さい。

欧州の路線数は30.2%削られて居り、エアラインは、ビジネス旅行にはとても重要な

便数を犠牲にして路線を守って居る。

2020年9月の最後のまるまる一週間となる最終週がやって来たが、OAGへの登録から引き出した欧州のこの月の供給は、2020年8月の2019年水準の45%から下降して、42%と予測される。2020年10月の供給は現在のところ、47%まで戻ると予測されるが、短期的に上向きの勢いの兆候が無く、これも必ずや下方修正されるだろう。

 

European airline capacity outlook. Uncertainty & COVID-19 cases rise 

Premium Analysis

エアフランス-KLMとルフトハンザ:生き残りは「与えられたもの」では無いかも知れない

23-Sep-2020

 

フランスの財務大臣ブルーノ・ルメールは、フランスは「エアフランスの生き残りを保証するために必要な事をする。」と語って居る。一方で、オランダの財務大臣ウォプケ・ヘクストラは同グループがコスト基準を切り下げねばなら無い事を強調し、エアフランス-KLMの生き残りは、「与件ではない」と語って居る。

エアフランス-KLMの流動性は欧州最大の国家支援パッケージで支えられて居るが、CEOベンジャミン・スミスは、2020年9月21日に発表されたフランスの新聞ロピニオンのインタビューの中で、同グループの流動性は12カ月以下であるが、2019年の需要水準が期待できるのは2024年までかかると述べて居る。

ルフトハンザ・グループは、欧州で2番目に大規模な国家支援を得て居る。CEOカーステン・スポールは、約18か月の流動性があると述べたと報じられて居る。

IAGの前CEOウイリー・ウォルシュは流動性が極めて重要である一方で、構造的な改革(通常、国家支援の為の条件である)をする事が肝要であると論じて居る。IAGは、エアフランス-KLMとルフトハンザ・グループの得た国家支援に比べほんの僅かしか得て居ないが、リストラについてはずっと先を行って居る。

欧州の国家支援の最大のエアライン受益者である2グループによるリストラは、彼らが、生き残りは与件ではないと考えて初めて本当に意味のあるものになるだろう。

 

Air France-KLM & Lufthansa: survival cannot be "a given"

Premium Analysis

スピリットエア、レジャー市場に押し入るFSCに懸念せず

23-Sep-2020

 

スピリットエアは、COVID-19パンデミックがビジネス旅行を払拭し、低コスト構造が米国市場の変動する力関係に対する優れた盾になると考え、フルサービス航空会社がレジャー市場に雪崩れ込むのにも平然として居る。

短期的には、スピリットは予約曲線が広がっていくことで勇気付けられて居る;然し、これらの予約窓口は、歴史的水準に比べ依然として短いものだ。

同エアラインは、流動性を積み上げ、キャッシュ焼失を食い止める事では世界中の運航会社と同様だが、ゼロキャッシュ焼失の目標を定期的に言明するのは止めて居る。スピリットは、この目標を達成するためには運航を拡大する必要があり、可能なのはどちらか一方だと結論づけて居る。

 

Spirit Air unconcerned about FSC push into leisure markets

Premium Analysis

COVID-19、韓国エアライン分野の大規模な動きを脱線させる

23-Sep-2020

 

最近の韓国のエアライン業界の展開は、COVID-19が如何にこの市場を震撼させたか、そしてこの出来事が、幾つかのエアラインに、他より大きく影響を与えたかに脚光を浴びせて居る。

パンデミックは韓国エアライン分野にとって、特に微妙な時期を痛撃した。アシアナ航空とイースタージェットを巻き込んだ、大規模な事業継承取引が合意に達したが、未だ締結に至って居なかったのだが、これらの動きは、業界の風景に大きな変化を齎す筈だった。然し。この取引の両方とも、今や、瓦解し、エアライン各社が新たな途を形作ろうとする中で彼らにリストラを促して居る。

今年もう一つ期待されて居た大規模な変化は、政府がこの市場分野の拡大を容認したことから、新たなLCCの開業だった。然し、COVID-19危機のため彼らの準備作業は激しく阻まれ、そのデビューは延期された。

エアライン業界を襲った、殆どの外からの衝撃と同様に、今回の危機は、既に問題を抱えて居たエアライン、或は正に飛び立とうとして居たエアラインたちには最悪のものとなるだろう。

 

COVID-19 derails major moves in South Korea’s airline sector

常顧客プログラム、エアライン所有者を救う

22-Sep-2020

 

(このレポート全文は、エアライン・リーダー#53に「嵐に乗る者たち:常顧客プログラムがエアラインが障害を切り抜ける助けになれるかも知れない。」の題名で掲載。)

コロナウイルスのパンデミックはエアライン業界に大混乱を齎して居る。常顧客プログラムは、流動性を創出することに強力に集中する事で、エアラインがあの手この手でこの嵐を漕ぎ渡る助けになろうとして居る。

世界の最大手のエアラインの幾つかが、最近、公表した所では、彼らの常顧客プログラムは、核であるエアライン業より価値があると予測して居る。この予測と引き続く危機は、常顧客プログラムの地殻変動を誘因する可能性がある。

 

Loyalty programmes help rescue their airline owners

リガ空港、北欧の航空交通のハブになる

22-Sep-2020

 

空港管理者から、インフラへの投資について、次第に好意的なコメントが増えて居る中で、ラトビアのリガ国際空港は、北欧の航空交通のハブとなると言う目標を持って、他の空港と戦える様に、その「継続可能な」投資計画にこだわる事を決心して居る模様だ。

2020年夏季スケジュールの間に、(EU)結束基金の支援と自らの資金により、1,500万ユーロを超える、多くの大規模投資プロジェクトがリガ空港で開始されて居る。

この地域全体を覆う、極めて多くの競争相手が居て、リガは難しい仕事をあてがわれて居るが、エアバルティックの採った方向が、特にその保有機群の選択が、この空港のゴール到達に向けて助けになる可能性がある。

可能性としては、欧州ーロシア連邦間のハブ形成と、近距離送客と連結した長距離の展開であり、エアバルティックは、保有機をA220(旧ボンバルディアCシリーズ)に集中し、前者を実行するのに良い位置どりをして居る。同エアラインは、伝統的な大手ハブに挑戦出来る、域内の「低コスト」ハブ運用を立ち上げるのにとても良い位置に居る。

 

Riga Airport seeks to become a north European air traffic hub

Premium Analysis

エアラインの負債拡大:米国の政府融資を受ける各社はやせ細って行く

21-Sep-2020

 

米国連邦政府からの融資への申請の締め切りが迫る中、サウスウエスト航空、デルタ、そしてスピリットは、この道を進まない事を決めて居る、その代わりCOVID-19危機が圧迫された需要の結果になる状況が続く間に、流動性を積み上げ続けるために、市場にアプローチする事を選んで居る。

ユナイテッドが、資本を集めるために、常顧客プログラムを担保とした後に、デルタは、そのスカイマイルズ・フリークワントフライヤープログラムを後ろ盾として、大枚90億米ドルを集めて居る。スピリットもまた、常顧客プログラムを担保にした、新たな資金調達方法を創り出して居る。

全てのエアラインは、損益分岐のキャッシュ燃焼という希望は、改善の兆しが見えながら依然として厳しく圧迫されて居り、需要と同様に、優に2021年にずれ込んで行く様に見えることこから、その流動性を強化するために努めて居るところだ。

デルタ、サウスウエスト、そしてスピリットは、幾つかの連邦融資に付帯する厄介な契約事項を避けるだろう;然し、全てのエアラインは、民間航空に一定の平常の感覚が戻った時に、懸命にリストラしようと、可なりの負債を積み上げ続けて居る。

 

Airline debt grows: takers for US government loans are dwindling

9月20日掲載

航空業界、1930年代に逆戻り

20-Sep-2020

COVID後の業界が、交通量水準が落ち込み、より頻繁な政府の介入、小さくなった路線網、運賃の上昇で、1970年代のプロフィールに逆戻りすると言う話がよくされて来て居る。

然し、2つの極めて重要な筋道から、本当に比肩すべき時代と言ったら、1930年代である。90年前の業界と政府の振る舞いから学ぶべき重要な教訓が幾つもある。

何よりもまず、第一次世界大戦は、新しい航空機が容易に境界を超えてしまう事への対応として、全ての国はその領土の上の空域に絶対的な主権を有すると言う概念を確立した、複数国間の1919年パリ会議を産み出した。これは、基本的に、全ての国境は外国の航空機に対して閉ざされて居り、上空通過でさえ許可を必要とする事になった。

第2に、より早い時期、航空業界のどさ回りの時代に、商業航空旅行拡大の最大の阻害要因は安全性だった。エアラインには、旅客になりたい人々にとって望ましくない側面である、居心地の悪い墜落と言う性癖があった。 

Aviation returns to the 1930s

Premium Analysis

ドイツの超LCCは衰退と言うユーロウイングズ報告は早計

18-Sep-2020

ユーロウイングズのCEOジェンズ・ビショフによれば、「超低コストのビジネスモデルは、ドイツ中で衰退傾向にある。」

このルフトハンザの地点間低コストエアラインのトップは、デュッセルドルフから、超LCCライアングループが引き上げる供給の、95%を取って代わる計画の発表の中でこの発言をした。

ライアンエアの子会社ラウダモーションのデュッセルドルフの基地は、220年9月末のシュツットガルト基地閉鎖に次いで、2020年10月24日から閉鎖される予定だ。

これはビショフ氏の挑発的言辞だが、まだ早計かも知れない。欧州の3大LCCグループであるライアンエアグループ、ウィズエアグループ、そしてペガサスは、保有機群が地上待機した期間も含め、2020年年間に亘り、ドイツ=欧州の占有率を増やして居る。ライアンエアグループと、ペガサスは市場に比べ供給の削減は小さい、一方でウィズエアはほぼ2019年の供給水準を維持して居る。

更には、ライアンエアのドイツ内のラウダモーション基地の閉鎖は、この市場からの撤退と考えるべきではない。ラウダモーションは従業員が新たな協定条項に合意しなかった時にリストラされ、ライアンエアは欧州中に新たな基地を開き易くするため、新たな子会社ラウダ・ヨーロッパを作って居る。

Eurowings report of ultra LCC airline decline in Germany is premature

Premium Analysis

三井主導の日本のコンソーシアム、広島空港コンセッションを勝ち取る

18-Sep-2020

 

過去75年以上の間に、広島は、人口も200万人を超え、観光目的地のみならず、主要な経済的勢力ともなって居る。

今、その空港はコンセッションの方法で民営化されようとして居り、新たに多くの加入社も含めた集団で落札を勝ち取るコンソーシアムである日本の企業の指名は、日本でこの業界が辿って居る方向の典型である。

然し、この分野で経験豊富な大規模な外国企業が不在である事は、日本の政府にとっては懸念事項に違いない。

 

Mitsui-led Japanese consortium wins Hiroshima Airport concession

 

カナダのエアライン、危険な宙ぶらりん状態のまま

18-Sep-2020

米州では、米国以外のエアラインは比較的に、小さな政府支援しか受けて居ないし、幾つかの例では、制限的な国境封鎖が、幾らかレジャー需要が回復し始めて居るために、運航会社が展開しようとする短期、中期の回復計画を邪魔して居る。

これが、2020年3月以来、厳しい規制が、堅固に残って居るカナダの現状である。この国のエアラインはCOVID-19パンデミックの間、旅行の規制を縫って進む方法として、繰り返し、政府に対し、より科学的根拠のあるアプローチを採るよう要請して来たが、今の所カナダの旅行方針の変更について、確かなガイドラインは出されて居ない。

現在、IATAは、長引く制限が、永続的な、経済的、社会的損害を引き起こす事の懸念を表明して居て、カナダの政府に、検疫隔離対策で代替案を見つけるよう促して居る。

然しながら、政府が、危機に瀕した業界の警告に配慮する保証は無く、その結果、カナダの運航会社は望まぬ宙ぶらりんの状態のままである。 

Canada’s airlines remain in a dangerous state of limbo

Premium Analysis

4発エンジン広胴機:何処にも飛ばなくなる

17-Sep-2020

ルフトハンザは、残りのA380とボーイング747、そして殆どのA340を退役させる事を検討中と報じられて居る。同社は既に6機のA380を退役させ、残る8機を同社最大のハブであるフランクフルトではなく、ミュンヘンに配置して居た。

CAPA保有機群データベースによれば、現在、ルフトハンザの14機のA380と11機の747-400は、19機中の8機の747-8と37機中の28機のA340系列機とともに、地上待機となって居る。

ルフトハンザの考えは、世界中のエアラインの取締役室で繰り返し尋ねられる、4発エンジンの広胴機の将来についての質問を反映して居る。COVID-19危機の真っ只中で、現役の4発広胴機の数は、2020年1月1日対比で55%落ちて居り(これに対して全広胴機は▲48%)、2020年9月15日対比でもまだ48%減である(全広胴機は▲32%)。

これらの数字は、2つのメーカーの間の明白な違いを隠して居る:ボーイングの4発広胴機の64%が現役である(貨物系列機が支えとなって)のに対し、エアバスは僅かに17%である。

しばしば言われることだが、危機は、いずれ必ず起きようとするトレンドを単に加速するだけだ。現在のパンデミックは、4発エンジンの広胴機を歴史書の中に送り込むのを加速させるのかも知れない。

Four-engined widebody aircraft: on a flight path to nowhere

Premium Analysis

バルバドスのブリッジタウン空港、投資家が列をなす30年官民連携計画

17-Sep-2020

世界の一部では、ゆっくりと、空港のコンセッションとPPPへの商談が机上に戻って来始めて居る。過去数年、カリブ海での活動が、特にジャマイカの首都の空港でのコンセッションへの活動が、ずっと動いて居る。

今度は、観光に大きく依存する小さな国、バルバドスが、同国のグラントリー・アダムズ国際空港の運営、資金調達、開発そしてメンテナンスに関する、30年PPPプロジェクトへの事前資格審査手続きが完了し、脚光を浴びて居る。ジャマイカの例と同様に、インターナショナル・ファイナンス・コーポレーションがこの手続きの詳細に噛んで居る。

関心を示す企業の質は高い。中にはビジネスに力と影響力を行使する最大級の面々も含まれ、幾つかの例では地元企業とのコンソーシアムを組んで居る。これは現在彼らに開かれた他の商機が無い事を示して居るか、或はこの投資の価値(その規模や範囲は未だ明確では無い)を暗示して居るのかも知れない。

Investors queue up for Bridgetown Airport 30-year PPP 

ベトジェット:ダナン便の復活のため、180万の格安、無償航空券

17-Sep-2020

ダナンに於ける突然で予期せぬCOVID-19の発生が押さえ込まれるに連れ、ベトナムの航空便は、ほぼ平常時近くまで回復して来て居る。

回復を押し掛けするの助ける為に、べトジェットは、200万近くの、大幅に割引した、或は無償のチケットを発行して居る。

このLCCは、半分以上がMAXであり、多くは2021年に納入予定の、可なりの発注書を持って居る。

ベトナムの国内線市場は、この国の目覚ましい回復の波を短時間停止させた感染拡大の後、正常化のスピードが速い。

Vietjet: 1.8million cheap or free fares to restore Da Nang service

ブラジルのアズールとGOL、2020年の回復目標に執着

16-Sep-2020

ブラジルの大手エアラインの2社は、この国での需要が回復するのに合わせ、世界中の他の運航会社に比べ、早いペースで供給席数を、引き続き足し戻して居る。

アズールはその年末までの回復目標の達成に強気であり、GOLは、連続して、月次の改善傾向を示し続けて居る。両社は、また、その日々の運航便が次々に増えるに伴い、健全な国内線搭乗率を記録して居る。

然し、この2つのエアラインはまた、自社の保有機群が2019年の水準より遥かに低い需要水準に見合った規模であるかを確認しようとして居るが、これはリース機の返却を意味し、リース元とともに短期の資金的支援を獲得する努力をして居る。

Brazil’s Azul and GOL stick to recovery targets for 2020

Premium Analysis

ヘルシンキ空港の10億ユーロの投資、競争力維持のため

16-Sep-2020

世界中の空港が、インフラ計画を中断して居る中で、最新の例がウエリントン空港で、ヘルシンキのヴァンター空港は、運営者が北欧諸国の国際線往来の主要ハブとしての地位を維持すると願う、10億ユーロのターミナル拡張を進めて居る。

それは、他地区の各空港が、出来ればこの機能でより大きな分け前を得る事に熱心であるためにする必要があるのだ。

フィナヴィア社(旧フィンランド民間航空局)は、このプロジェクトは「フィンランドにとって可なりの戦略的投資」であり、「我が国の競争力を維持する」ために必要であると語って居る。フィナヴィアはまた、拡張プロジェクトは、「現実問題として、可なり進んで居るので、これを止めるのは経済的に意味をなさない」し、「長期的な航空需要は回復し、投資は機が熟せば必要になるだろう。」と言って居る。

フィナヴィアは、国際乗継に関わるゲームでリードを維持する為には、これらの改善が必要で、同社は明らかに、都市封鎖や検疫やその他の現行の手順が緩和され、来年、経済が改善する事を信じて居る。 

Helsinki Airport's EUR1 billion investment, to stay competitive

Premium Analysis

アメリカンとその他の米国エアライン、レジャー旅客に力点を変更

15-Sep-2020

アメリカン航空は、サウスウエストと同様、需要が芽生えつつあるのを体験して居るが、米国エアライン全般では、COVID-19に対する信頼すべきワクチンが承認され、広範に普及するまでは、自社の事業については巨大な水準の予測不能性に直面し続けて居る。

ビジネス旅客需要の完全復活は極めてワクチンの開発に依存して居り、その結果として米国の世界的ネットワークエアラインは、レジャー旅客に方向を転換しようとして居る。

最近の、コーエン&Co投資家会議の中で、アメリカン航空の重役が、未だに押さえつけられた需要があり、企業は過去数週間、徐々に進む改善を経験して居る。「。。。然し、我々は依然として緩慢な回復に備えた計画を立てて居ると言うのが正しいだろう。」とアメリカンのロバート・アイソム社長は述べて居る。

アメリカンは、現時点では、顧客基盤は変化して居て、同社はレジャー顧客のより幅広い基盤との関係を築こうとして居る事を認めて居る。

American and other US airlines switch energy to leisure passengers

EU、空港発着枠ルールを免除=オリアリーが冬季「帳消」と予言する中で

15-Sep-2020

EUの交通コミッショナー、アディナ・ヴァレアンは、欧州のエアライン需要についての共通認識となって居る事を明言して居る:「航空交通の水準は依然として低調で、より重要な事に近い将来、回復しそうにない。」

悲観的な見通しを立てて居るのは彼女だけでは無い。ライアンエアのCEOであるマイケル・オリアリーは、これからやって来る冬季は「帳消」となるだろうと予言して居ると報じられて居る。

一方で、欧州の供給の夏の地滑りは続いて居る。2020年9月14日の週の欧州の総供給席数の対前年削減▲59.2%は、4週連続で削減率が大きくなって居る。2020年9月の供給は、2019年水準に対し、2020年8月の45%から、42%へと滑り落ちて居る。

欧州の削減は、北米の▲56.3%とアジア太平洋おの▲40.2%良より大きい。ラテンアメリカは再び最大の削減率で▲66.2%であり、中東の▲63.1%とアフリカの▲62.7%これに続いて居る。

2020年/2021年の冬スケジュールは、現在の所、欧州の供給席数を昨年冬季の80%を優に超えると想定して居る。欧州委員会の2020年9月14日のエアラインに、与えられた発着枠の80%使用することを求めるルールの適用除外を2020/2021冬まで延長する決定は、より現実的なスケジュールに導く筈だ。 

EU waives airport slot rule as O'Leary predicts winter "write-off"

「完璧な小売業者」としてのエアライン:パンデミックが現実の変身の引き金になるか?

15-Sep-2020

航空業界に働くものは誰でも、それは「循環的」なビジネスであると言われる。然しながら、2019年までは、航空業界にとって前代未聞の、収益と概して良いニュースの長い連続だった。45億人の旅客が民間航空機の便で飛んだ。10万を超える商用航空便が毎日往来した。この歴史的高みから、一体どんな問題やその連続したものが現状を引きずり下ろす事が出来るのか想像が難しかった。

そこへパンデミックがやって来た;全てが軋みを上げて止まった。

経済は、再開し始めては居り、我々は将来の航空業界の規模と形を見始めて居る。予報は、2019年にあった需要の水準に戻るまでには5年間かかると指摘して居る。

IATAの事務局長アレクサンドル・ドゥ・ジュニアックは、航空業界には、もっと長い回復期間とより大きな痛みがあるだろうと考えて居る:IATAは、世界中の旅客数は、以前の予測より1年遅く、2024年までCOVID-19前の水準に戻らないだろうと考えて居る。

旅客数は2024年まで抑圧されるだろうと言う予測は、激しく異なった市場をさし示して居る。このため、主要なエアラインは、今や彼らのビジネスの全ての局面について疑問を投げかけて居る。将来の旅客需要についての予測が着かないのは、飛びたいと願って居る全ての人々が尋ねる疑問に基づいて居る:「私にとって、飛ぶことは安全なのだろうか?」 

Airlines as a ‘Complete Retailer’: Could the Pandemic Trigger a Real Transformation?

9月13日掲載

 

Premium Analysis

ガーナ:TAV、そしてアクラ空港民営化の決断

12-Sep-2020

 

アフリカは、今年まで、驚くほど上向きの交通量の数値を記録して居るのに、そして投資への切迫したニーズがあるにも関わらず、空港が、低コストエアラインと民間投資家の両方とも惹きつける事に失敗して居る大陸である。

最大の民間セクターのプロジェクトは、実際にはPPPであるが、ルワンダにある。不幸にも、この大陸では、他の何処よりも多くの航空便の取消しを招いた、COVID-19を惹きつける事には失敗しなかった。

然し、いつも大きな商機を求める組織と言うものはあるもので、その一つがガーナの首都アクラにあるコトカ国際空港で、以前の近代化プロジェクトで山ほど負債を抱えたと言われるにも関わらず、少なくとも運営を狙って居るトルコのTAVである。だが、この国の大統領からではないにしても、この国家管理の空港管理者の内部からも強い抵抗がある。

今回レポートは、この検討過程にある商談にまつわり、明らかになりつつある出来事と、TAVにとってこの空港が将来的にどんな潜在価値を持つのかについてを検証する。 

 

Ghana: TAV and the decision on privatising Accra Airport

 

ACI(国際空港評議会)欧州:航空業界は「持続可能でない」;検疫を終わらせるよう要求

10-Sep-2020

 

航空交通ビジネスと政府の代表者の間で、都市封鎖の形を変えただけの検疫規制によって、旅客を、効果的に旅行する事から止める事ができるのかについて、言葉の戦いが急速に繰り広げられて居る。

多くの人々は、検疫の期間を短縮するか、或はすっかり止めてしまうか、早急にテストするシステムを空港に配備する事を求めて居る。

地元のコミュニティでの感染は、感染者数の急激な上昇に比べ小さく、適切にモニターされて居る限り、航空旅客には非常に低い脅威しかないという証拠が積み上がって居る。

業界の上層部はこの問題が、何か政府が把握し得ないものの様に見え、航空輸送と観光業界のみならず、地球全体の経済システムを脅かして居るために、戦いへ出陣の道を進もうとして居る。

 

ACI EUROPE: aviation is ‘unsustainable’; call to end quarantines

Premium Analysis

欧州のLCC各社、エアライン回復を先導する;今や供給の雪崩を引き起こす

10-Sep-2020

 

COVID-19危機は、欧州域内路線での供給席数を絞ることを余儀なくし、そのためこの大陸のLCCが重要性を増すことになって居る。低コストエアラインは、欧州内の路線の復旧を主導して来たが、航空旅行への需要が激減する中で、最近のLCCの後退は、欧州全体の供給の雪崩現象をも招いて居る。

202年9月7日の週、欧州の全エアライン供給席数合計は対前年で▲58.3%の減少となり、前週の▲57.8%より僅かに、より大きな減少となった。

然し、これは、その前の11週間の上昇に次ぐ、3週連続の下降の動きだった。更には、2020年9月は、既に、2020年6月に始まった復旧の動きを一部くつがえし、対前年で2020年8月より大きな下降が予測されて居る。

欧州の減少は北米の▲55.8%、そしてアジア太平洋の▲41.4%より大きい。ラテンアメリカは再び、▲66.6%で最大の減少となり、アフリカが▲64.3%、そして中東が▲61.6%でこれに続いて居る。

欧州の低コストエアラインは、競争相手の伝統的エアラインに比べ、上昇、下降の双方に於いて、需要に対する調整が素早い事を示して居る。

 

Europe's LCCs led airline recovery; now provoke capacity slide

Premium Analysis

アルゼンチンのエアライン、政府の再出発の明言を待つ

09-Sep-2020

 

ラテンアメリカ諸国の民間商用飛行は、COVID-19の蔓延をくい止めるため、2020年3月に停止され、アルゼンチンは民間航空を2020年9月始めまで凍結すると決断した。

この地域の幾つかの国が再開し始めるに連れ、アルゼンチンの民間飛行再開の目標とする日取は、現われては消えて居り、いつエアラインが復便できるのか、明らかなガイドラインは無い。ガイドラインが無い事が、政府の無作為により長距離国際線の接続可能性を失うリスクを含め、アルゼンチンにとって、マイナスの成り行きを長引かせて居る可能性がある。

それに加えて、アルゼンチンの新興低コスト運航各社は、生き残りのために努力して居るが、航空便の再開の遅れは、これらのエアラインに圧力を与え続けて居る。

 

Argentina's airlines wait for government clarity on restart

Premium Analysis

ジェットスマート・チリ、危機の中に商機を見出す

09-Sep-2020

 

COVID-19パンデミックのの前には、超LCCであるジェットスマート・チリは、デビューした2017年7月以来、この国で堅固な存在感を創出して来て居た。勿論、ウイルスは世界の航空業界をひっくり返したのだが、ジェットスマートは、この危機を凌ぐのに、比較的に良好な位置に居た。

同エアラインは、2020年9月、幾らかの供給を足し戻して居り、最近の政府のデータによると、チリの旅客数水準が厳しく圧迫された侭なのに対し、ライバル各社と比較して、ジェットスマート・チリの占有率は伸びて居る。

これが、チリやラテンアメリカでの需要が通常水準に達した時にもその侭かどうかは、定かでないが、ラテンアメリカのフルサービスエアライン各社がチャプター11破産保護の下でリストラしようとする中で、ジェットスマートの超低コストブランドを南米全体に広げると言う野望は不変である。

 

JetSMART Chile sees opportunities in crisis

COVID-19、カナダの航空業界に大惨事をもたらし続ける

09-Sep-2020

 

カナダの最初の旅行制限は2020年3月以来、強固に続いて居り、激しく圧迫された需要の中を漕ぎ渡るに当たり、もう一つ障害を加えて、この国のエアライン各社に課題を創り出して居る。

カナダの運航会社は、日常的に、この国の政府にCOVID-19危機の間の旅行を管理するのに、より科学に基づいたアプローチをするよう求め、幾つかの規制を解除するよう要請して来た。

COVID-19を管理する、別の戦法を採用するよう、政府を説得するこの努力で、結果として、カナダの2大エアラインが、旅客に対し、独自のCOVID-19テストを試行する事を目指す事になった;然し、この努力が政府の検疫必要項目についてのスタンスを変えさせられるか否かは定かでない。

旅行制限が継続される中、カナダのエアライン各社は、また、この国の見営化された、航空管制業務の提供者であるナヴ・カナダの料金高騰にも直面して居る。値上げはカナダの運航各社が、コスト削減と、キャッシュ焼失を切り刻むために弱々しい収入を何とか増やそうとする最中に起こって居る。

 

COVID-19 continues to wreak havoc on Canadian aviation

Premium Analysis

タイ空港公社、より多くのタイの地方空港を継承する

09-Sep-2020

 

タイ空港公社(AoT)は、一部民間一部官営で、2004年のIPO以来、バンコクの主要2空港など、6つの空港の運営企業である。このため、企業そして個人の投資家の双方が居る一方、ある意味では、良く言っても公的な企業の様に振る舞い、まだ70%の株式を保有する政府が、財布のひもを握って居る。

その一つの例が、この国の空港省(DfA)が管理して居る、他のより小さな空港の幾つかの福利厚生に恰も社会福祉事務所であるかの如く、未だに関与し続けて居ると言うやり方である。AoTは、DfAは持って居ないが、それらの空港を開発する資金を持って居ると語って居る。

然し、AoTが恋焦がれるこれらの空港の幾つかは、事業的な見込みがあり、幾つかにはそれが無い。避け得ない疑問は、何故、AoTは、自分たちの大統領が絶対的に必要だと信じる通り、収入の流れを多様化するために、自らの裏庭の、或は外国でも良いが、より大規模な空港の事を考えないのかと言う事だ。

 

Airports of Thailand to take over more Thai regional airports?

Premium Analysis

OAG、2021年の航空業界の風景を決める6週間を予測

08-Sep-2020

 

デジタルフライト情報の提供社であるOAGと、提携社のCAPAは、最近発信された広報で、今後6週間の旅行の傾向が、「もし、旅行が急速に戻らなければ、2021年がどの様な形になり、多くのエアライン、空港、旅行会社そして確かに政府の収入に、如何に影響するかを決定するだろう。」と語って居る。

この期間は、北半球の冬季スケジュールが始まる直前の2020年10月までと言う事になり、概してその見方からになる。6週間はまた、規則が頻繁に変動するため、多くの旅行者にとって「それ以前に予約するな」の目印となって居る。

一つの考え方としては、エアラインは旅行への「信頼」を醸成するため、無料の席を提供し、逸失収入を付加サービス販売で埋め合わせようとするかも知れない。現実には、これは多くの例では、例えばベトナムの場合では数百万の席が1ドル以下で売られて居る様な、大きな話では無い。

 

OAG foresees 6 weeks to determine the 2021 aviation landscape

Premium Analysis

米国のエアラインの需要、給与支援の終了とともに失速

08-Sep-2020

 

米国での航空旅行への需要は、失速状態が続いて居て、長引く不確実性の期間に合わせた最適な規模を決定するために努める間、殆どの国々のエアラインにとって宙ぶらりんの状態を創り出して居る。広く行き渡るワクチンが、唯一、完全回復への触媒になり得ると見られる。

需要の動きに変動が余りないため、そして米国議会での給与支援の延長を含む法律制定の作業が失速する中で、米国エアラインは2020年10月1日の強制的一時帰休に備えて居る。運航会社は労働者側グループと、レイオフを回避するための合意に達する努力を続けて居るが、需要が停滞して居る為、エアラインは、最終的には人員過剰になるだろう。

この国のエアラインはまた、収入は予測可能な将来に亘って、圧迫され続けると言う深刻な現実に立ち向かい続けて居り、その弱さはエアラインに、損益分岐のキャッシュ焼失を達成する目標を先延ばしする事を強いる可能性がある。

これら全ての要素が合体して、既に近代航空の歴史上、最も厳しい引き締めの6カ月を耐えて来た米国の運航会社にとって、厳しい秋季を創り出そうとして居る。

 

US airlines' demand stalls just as payroll support ends

欧州のエアライン供給、後退へ

08-Sep-2020

 

2019年の45%近くの供給水準での停滞が4週間が続いた後、2020年9月2日の週に、欧州の供給席数は42%に滑り落ちて戻ってしまった。

欧州エアラインの供給席数が、2020年8月31日の週に、対前年▲57.8%の減少と言うのは前週の▲55.0%より大きな減少である。これは11週間続いた上昇の後、2週連続の下向きの動きだが、前週の下落は僅かなものだったのに対し、今回の供給は対前週で6.5%落ちて居る。

欧州の減少は北米の▲52.3%、アジア太平洋の▲41.8%より大きい。アフリカは▲66.9%で現在、最大の減少を見せて居り、ラテンアメリカが▲64.7%、中東が▲62.5%でこれに続いて居る。欧州は今週、明らかに下降段階にある唯一の地区である。

欧州各国の国際旅行制限を取り巻く、落ち着きのない動きは、回復への途に重くのしかかって居る。

ウイズエアはライアンエアに次いで、今秋は先に計画したより供給を下げると発表して居るが、LCC各社は、概して依然として競争で優位に立って居る。アエロフロートのLCC子会社は、2020年7月に何とか旅客数で対前年での成長さえ見せ、大きな国内線市場と低コストの重要性を示して居る。

 

Europe's airline capacity goes into reverse

コロンビア再開。航空旅行需要は現実のものとなるか?

08-Sep-2020

 

コロンビア政府の一部商用航空の運航を復旧させる決断は、業界に歓迎されて居る。然し、この国のCOVID-19感染者数は増え続けて居て、コロンビア政府は商用飛行の復旧を注意深く監視する事になるだろう。

この国の商用航空部門はほぼ6カ月も停止して居たことから、コロンビアでの需要が、一体どの位の速さで復旧するのか判断するのは難しい。

パンデミックの前には、コロンビアはブラジルとメキシコに次いで、ラテンアメリカで第3位の規模の航空市場であった。そして、この国のエアラインは、コロンビアがラテンアメリカ航空業界でのその地位を維持する事を確実にすることを望んで居る事は間違いない。

 

Colombia reopens. Will air travel demand materialise?

Premium Analysis

ポベ-ダの旅客数が拡大へ復帰、アエロフロートグループの指針を示す

07-Sep-2020

 

アエロフロートのLCC子会社ポベーダは、2020年7月に前年同月より多くの旅客を運んだ、唯一の欧州エアラインとなった。2020年8月の最終週までに、アエロフロートグループは、欧州エアライン市場全体の45%に比べ、前年の座席数の63%を市場に供給した。

同グループは、欧州最大で、2020年8月には2019年供給水準以上に回復した、ロシアの国内線市場の恩恵を受けて居る。ポベーダの拡大は、同時に、景気後退の環境下で、そして長距離便の商機が僅かに限られた中で、抵コスト/中距離運航の重要性を示して居る。

アエロフロートグループは、回復の先の、中長期へと目を向けて居る。同グループは、ポベーダを相当程度グループの成長の主たる牽引役として、2028年までに現在の倍以上の1億3,000万人の年間旅客数を目指して居る。アエロフロート自身はスカイトラックスの5つ星格付けを獲得した優良ブランドを強化することを目指して居る。2020年上期の重大な損失は今でも、直面する危機が存在して居る事を思い出させたが、同グループは、その流動性を増加させて居る(一部、国家の支援のお陰で)。

短・中期的な不確実性にも関わらず、ロシアを主導するエアライングループとしてのアエロフロートの将来は確かなものに見える。

 

Pobeda's return to traffic growth points way for Aeroflot Group

Premium Analysis

シンガポール、国際航空便乗り継ぎ復活の先駆け

07-Sep-2020

 

シンガポールは、コロナウイルスパンデミックの為に課せられた、国境越え旅行の制限を緩和するアジア太平洋地区のリーダーの一つに台頭してきて居る。その政府は、公式な、そして長期間の労働者に対する*旅行回廊や検疫要求項目の軽減の交渉など、選ばれた市場で、交通の流れを取り戻し始める、一連の手だてを取り始めた。幾らかのシンガポール経由の乗り継ぎ便は、既に復便を許可されて居る。

かなりの健康関連の制限が依然として適用される中で、これらは大きな前進である。特に国際線の繋がりを取り戻すことでは、他の国家では進展が見られないため、注目される。多くのアジア太平洋の政府は、旅行回廊について、他の国々と協議して居ると言うのだが、ほんの一握りしか未だに正式合意に至って居ない。この地区全体に亘るコロナウイルス第2波の感染が、国境開放への盛り上がりに水を差して居る。

シンガポールは、一部の市場で、国際旅行が安全な方法で元に戻る事を可能にする途を探る意思を表明して居る。この最前線の先駆者として、シンガポールは他のアジア太平洋地区に興味深いケーススタディを提示して居る。

 (*訳注:旅行回廊travel corridor或はtravel bubble:国や地域間で渡航可能、免疫隔離不要とする取決め。bilateral corridor:二国間でのこの取り扱い)

Singapore an early mover in restoring international aviation links

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ラテンアメリカのLCC、市場占有率58%を取る=COVID-19が襲い掛かる中で

07-Sep-2020

 

ラテンアメリカの殆どは2020年3月以来、COVID-19の蔓延を抑えるため、国内、国際航空便に対し、閉鎖されて居る。そして、この地域がウイルスのホットスポットであり続ける一方で、幾つかの国々は商業飛行便の再開を始めようとして居る。

ラテンアメリカの二大航空市場であるブラジルと、メキシコでは、国内線運航は完全には止まることはなかった。然しこれらの国々で最大のフルサービスエアラインであるLATAM航空ブラジルとアエロメヒコは、COVID-19の新たな現実に合わせて事業規模を適正化するため、目下チャプター11破産保護の下にある。

パンデミック前は、ブラジルとメキシコでの低コスト運航会社は、それぞれの国の最大の国内線エアラインであったが、今や、フルサービスエアラインがリストラの過程に入って居るため、その占有率は、更に拡大する可能性がある。

 

Latin American LCCs take 58% market share as COVID-19 bites

9月6日掲載

COVID-19、アジア太平洋のエアライン業界に大規模な変化を強いる

04-Sep-2020

アジア太平洋地区のエアライン各社には、目下、短期的な生き残りと、COVID-19後の業界の環境に、どの様に順応する必要があるかと言う、二つの優先事項がある。一番目は、明らかに現在、最も重い問題であるが、エアラインはまた、より長期的な絵姿も見失うことは出来ない。

多くの航空機が地上駐機となって居り、国際線は冬眠状態の中で、エアラインは新たな資金調達への交渉に殺到して居り、可能な限り、近時点の航空機納入を遅らせようとして居る。エアラインの事業計画の基本を形作って来た、輸送量と需要の伸びの想定は、パンデミックにより、時代遅れとなり、彼らが事業運営のスリム化の必要を認識する中で、事業見直しの開始を余儀なくさせて居る。

アジア太平洋地区全体で、幾つかのビジネスモデルと市場が、他に比べ、上手く行って居る。多くの場合、政府が致命的な生命線を提供して居る。然し、特定の市場の希望を持たせる兆候にも拘らず、エアライン業界の本当の問題は、向こう数年以上に亘って続く可能性がある。

 

COVID-19 forces major change across Asia-Pacific airline industry

トラベルポートの航空旅行への信頼を高める、安全対策10項目

02-Sep-2020

COVID-19パンデミックは、旅行に関する限り、消費者の信頼を揺るがし、前例の無い不確実性を生み出して居る。トラベルポートは旅行者の最大の懸念事項は何かを探り、業界はそれらを軽減する努力を充分にして居るかどうか知りたいと考えた。我々は、最近旅行者のニーズが変化し、安全への取り組み、安全対策を求める意向が最も共通して、我々の旅行サプライヤー提携者たちから挙げられた、旅行回復へのガイドを発表した。

判明して来たのは、人々は旅行をしたいけれども、彼らの旅先の全ての接点で、厳重な安全対策が徹底されて居ればの話、という事だ。それに加えて、人々はまた、状況が変わった時には、彼らのフライトをキャンセルしたり、変更したり出来る柔軟性を欲して居る。そこで、人々がまた飛ぶことを可能にし、また誘う為に、航空業界は、適切な対策を講じ、それらについて周知せねばならない。

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2019年~2020年オークランド空港、財務報告:緩慢な回復

01-Sep-2020

空港及び空港グループが、決算の中間報告を発表して居るなかで、オークランド空港の2020年6月までの2019年~2020年の会計年度通年の報告は、主たる懸念事項が、急速に拡大する反飛行の交通環境運動だったCOVID-19以前の航空業界、そして2019年当時には想像すらできなかったCOVID-19後のそれという、慌ただしい日々を紐解く、最初のものの一つである。

オークランド空港の物語は、報告期間の前半の例外的な業績と、それに続く破滅的な物である;競争相手の幾つかとは違って、2020年上半期の財務報告を最近発表し様として居るのだが、同空港はプラスのEBITと純利益を計上する事が出来た(オークランドは明らかに、最高のEBITDA率を記録した空港の一つだ)。

将来に向かって、オークランド空港は、国内、国際双方で、プラスの影響の領域を目指して、黒字転換が来た時への準備をして居る。然し、同時に同空港は黒字転換は、幾つかの業界組織が予告して来たよりは長い時間が掛る事も認めて居る。

Auckland Airport financial report FY2019-2020: slow recovery

Premium Analysis

 欧州の航空業界回復は、経済活動のペースに合って居ない

31-Aug-2020

IHSマーキットの購買管理者の指標は、経済活動の指標として幅広く使用されて居るが、2020年4月の記録的な底値から回復して居る。この英国の指標は2013年10月以来の最高水準にさえ達して居る。ユーロゾーン指標は2020年7月対比で落ちて居るが、パンデミック前の水準より上にある。

歴史的に、PMIは、航空交通量拡大の信頼できる主要指標であった。双方とも崩壊する間、危機の初期段階にはこれを維持して居た。然し、欧州のエアライン供給の回復は、より高いPMI指標が示す経済の回復について行って居ない(そして航空交通量は供給に呼応して居ない)。

欧州のエアラインの供給席数は、既に4週間ほど、2019年水準の45%辺りに浮上して居る。2020年8月24日の週の対前年減少率▲55.2%は、前週の▲55.0%より僅かに大きい。この差異は小さなものだが、12週間で初めて下方への動きである。

欧州の減少は、北米の▲51.6%、アジア太平洋の▲43.3%より未だに大きい。ラテンアメリカは最大の減少で▲72.3%、次いでアフリカが▲67.9%、そして中東が▲67.3%である。

欧州航空業界の回復のためには、他所と同様に、旅行制限と生物学的安全への懸念が、経済的な後押しより重い問題なのである。

Europe's aviation recovery is not keeping pace with economic activity

サウスウエスト航空、不確実性に直面するが、米国のエアライン融資は考えないと決意

31-Aug-2020

サウスウエスト航空は、2020年8月と9月の予約に、僅かに、前向きな動きを感じて居るが、すぐ目の前の需要の回復が、依然上り下がりし、安定する気配を見せないことから、同社はその供給予測を微調整し続けて居る。

同社と、他の米国の運航会社は、COVID-19のワクチンが幅広く手に入る様になるまで、需要は圧迫され続けると言う現実を、受け止めようとして居る。毎日の感染者数は、この国では減少傾向にあるものの、米国はパンデミックの断末魔の中にあり続けて居る。

結果として、多くの米国エアラインが、米国政府と融資の手続きを完了させようとして居るが、サウスウエストは、最終的には、この融資の条件を甘受しなければならない同業他社たちに比べ優位に立つ可能性のある、このプログラムに参加しないことに決断して居る。

Southwest Airlines faces uncertainty, but opts out of US airline loan

Premium Analysis

パキスタン、「急速な」空港の民営化へ。透明性が肝要

31-Aug-2020

インド亜大陸はずっと、空港の国際的な運営会社、そして投資家にとっての、幸せな狩猟場だった訳では無い。

インドでは、彼らは主要なゲートウェイに於いて、少数の投資に限られて居り、競争入札の間もゴールポストは余りにも頻繁に遠くへ移動されて来たし、政府がそれらの空港を民営化する価値について確信を持って居ない様子だったため、その後の分割分も交渉するには困難なものだった。幾つかの主要企業は途中で、或は投資してすぐ撤退して居る。

バングラデシュでは、安全性への懸念が、主要都市の空港の初期の民営化の試みを台無しにしてしまい、スリランカでは新たな国家レベルの空港の、民間部門の開発が政治的な関心に牛耳られて居る。

パキスタンは、よりにもよって今、収益の上がる数か所の空港の採算性を改善するために、民間セクターの投資家を求めて居る事を明らかにして居る。然し、如何なる、特に外国の民間組織にとっては、課題を孕んで居り、そして彼らを引き寄せるのを助ける為には、政府は最初からその目的についてオープンで無ければならない。

Pakistan‘swiftly’ to privatise airports. Transparency essential

注目した記事10.23

アメリカンなど米航空大手3社の79月、赤字1兆円 (日経10.23)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65354930T21C20A0000000/

 

注目した記事10.22

国産ジェット旅客機開発、凍結へ 三菱重工業のスペースジェット(共同10.22) 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5007320467f7f42091d9faaef14749bc78fb1e90

【独自】LCCジップエア、コロナ禍で採用拡大へ…航空業界で異例の経営判断(読売10.22)

 

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20201022-OYT1T50022/

注目した記事10.5

エアアジアが12月に日本撤退 国内航空、コロナ禍で初(日経10.5)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64621680V01C20A0TJ1000/

エアアジア、日本撤退に透けるしたたかな戦略(日経ビジネス10.1) 

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エアアジアについての当研究所の分析も併せてお読みください。 

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