CAPA分析:NEW HEADLINES  12月-2021年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のトピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。 

 

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CAPA(Centre for Aviation)の発表する”CAPA Analysis” 原文はこちらからご覧になれます。

 

12月5日掲載

Featured Analysis

CAPA豪州太平洋航空サミット、CTC業務渡航サミットそして域内航空シンポジウム

04-Dec-2021

 

CAPA豪州太平洋航空サミット、CTC業務渡航サミットそして域内航空シンポジウムはシドニーにて2021年12月7日~8日開催される。

このハイブリッドイベントは、業界を通じて、鍵となる指導者、意思決定者たちを集めて、CAPAが待望の対面イベントに復帰する記念すべき催しである。この素晴らしいサミット会議は、CAPA豪州太平洋航空サミット、CTC業務渡航サミット、域内航空シンポジウム、そしてCAPAガラディナーを組み合わせ、ひとつ屋根の下に、4つのイベントを繰り広げる。

注目の講演者たち、そしてパネリストたちには、カンタスグループCEOアラン・ジョイス、エアニュージーランドCEOグレッグ・フォーラン、カタール航空グループCEOアクバール・アル・バーキル、バージンオーストラリアCEOジェーン・ハードリカ、リージョナルエクスプレス副会長ジョン・シャープ、ボンザCEOティム・ジョーダン、ツーリズム・オーストラリアMDフィリッパ・ハリソン、ハワイアン航空CEOピーター・イングラム、スクートCEOキャンベル・ウイルソン、豪州貿易・観光・投資大臣ダン・テハンなどが予定されて居る。

 

CAPA Australia Pacific Aviation Summit, CTC Corporate Travel Summit and Regional Aviation Symposium

オミクロンの脅威、アジア太平洋でのバラバラなパンデミック対応を浮彫に

04-Dec-2021

 

COVID-19オミクロン株の出現で、多くのアジア太平洋諸国が国境の規制の強化調整に動いて居り、若し彼らが、向こう何週間も更にこの方向に進む事になれば、エアラインと旅行業界の回復への明るい兆候は脱線転覆の可能性がある。オミクロンの波は、各国で、国によっては州ごとにさえ、或は州と中央政府の間で、大きく異なった行動を取る問題を再び描き出して居る。この必須要件と規制のパッチワークが旅行者とエアラインの混乱を招く危険がある。以下の最新情報が、インド、日本、豪州、そしてシンガポールなど主要なアジア太平洋の市場が至近のCOVID-19展開に対して取った対応策を概説したものだ。

 

Omicron threat highlights divergent pandemic responses in Asia-Pacific

Premium Analysis

エアトランサット-ウエストジェット:もう一つの興味深いパンデミック提携

02-Dec-2021

 

アメリカン航空がアラスカ航空及びジェットブルーとの提携を強化し、そしてまた、ジェットスマートとの新たな提携、そしてGOLとの関係を深める事を通じてその偉業の達成を確かなものとしようと努力する中で、2021年のこの時点までで、米州での最も興味深い提携が、米国とラテンアメリカ間に生まれて居る。

現在、カナダに於ける興味深い風の吹き回しで、ウエストジェットとエアトランサットと言うライバル同士が、もし、COVID-19の新たな変異株の影響が抑えられたなら、2022年北半球の夏季に極めて競争の激しい市場となると思われる、大西洋横断市場での競争力を強化するために、特定の路線で、コードシェアをすることに合意したのだ。

 

Air Transat-WestJet: another intriguing pandemic partnership

Premium Analysis

欧州の航空旅行の勢い、オミクロンより前に翳りつつあった

02-Dec-2021

 

現時点のスケジュールに依れば、欧州の2021年第4四半期の供給見通しは、2019年水準に対し71%に落ち着いて居る。

その先2022年第1四半期を見てみると、88%と見込まれて居る。然し、コロナウイルス「オミクロン」株の出現の前ですら、以前の四半期のパターンから言うと、この値はこれから削られそうだ。

WHOは、オミクロンを懸念される変異株(VOC)に指定し、世界的なリスクは「極めて高い」と発表して居る。その結果、幾らかの旅行制限が増加し、2022年第1四半期は今やより不安な状況になって居る。

欧州の供給回復は、いずれにせよ、この数週間、勢いを失って居る。2021年11月29日の週、欧州の供給席数は2019年の同週から28.7%減となって居る。これは過去5週間から4.1ポイントの下落となる。

欧州は、各地区間の回復ランキングで、今や第4位から第5位に落ちて居る。アジア太平洋の供給は、36.8%落ちたが、中東は供給席数28.5%の減で僅かに欧州の上に居る。アフリカは25.0%減、ラテンアメリカはは14.4%、そして北米は13.7%の減である。

欧州そして全地区にとって、オミクロン株の影響は、航空業界の回復の新たな局面を形成する事になるだろう。

 

Europea's air travel impetus was waning before Omicron

*GMR、インドネシアの西部国際線ハブ開発を落札

02-Dec-2021

 

2004年、地震と津波がインドネシア北西部に大災害をもたらした。北スマトラ州の最も被害の大きかった地域から海岸を少し下がったところにインドネシアで4番目に大きな都市、メダンがある。

政府は、長い間、スマトラ島は特別な配慮を受けるべきで、特に北のアチェ州にある原油とガスのビジネスなど、経済的に充分な合理性があると考えて来た。

メダンには、合わせて5,000万の人口を持つ地域のひとつで、2021年前半には、国営の空港運営企業のひとつPTアンカサ・プーラIIが「インドネシア西部のハブ」を開発するための戦略的な提携関係を模索して居ると発表された、この地域の主たる空港がある。

今般、提携社が見つかり、それはインドのGMRエアポーツである。

ハブは一体何のためなのか、どのエアラインがその目的を達成するのに役立つか、想像するのが容易でないため、「ハブ」は実際には、この地域の「ゲートウェイ」と理解されるべきである。然し、この空港には、そこに「空港都市」が追加される様な、良好なインフラがある。

 

*GMR Airports:ニューデリーに本社を置くインドのインフラ開発会社

 

GMR wins bid to develop ‘a western international hub for Indonesia'

Premium Analysis

エアアジア、核となるマレーシア国内線市場で供給を再構築

30-Nov-2021

 

エアアジアにとって、グループの最重要市場で、国内旅行規制の緩和に伴い、2021年最終盤にマレーシア国内線の需要には歓迎すべき回復があった。

第3四半期の営業統計は、エアアジアにとっては、かなり暗い見通しをもたらした。デルタ株の影響から、グループの主たる東南アジア市場の各国政府は国内線旅行に制限をかけた。これは、特に、エアアジア部隊が拠点を持つ国で、残って居た運航の殆どを休止しなくてはならかったマレーシアとタイでそうだった。

アワワールド・イン・データのウエブサイトに依れば、マレーシアでは、毎日の新規感染者数が2021年8月後半に600人以上と言うピークを迎えて居る。然し、毎日の感染者数は2021年11月24日までに、再び173まで減って居る。

同時に、マレーシアのワクチン接種率は伸び続け、2021年11月25日現在で、人口の76.3%が接種を完了して居る。接種完了した、該当する成人の接種率は90%を超えて居る。

これら二つの要素、毎日の感染者数とワクチン接種率が一緒になって、第4四半期には、政府に多くの国内旅行の規制を取り除くよう促したのだ。

エアアジアにとって、これはマレーシア国内線の運航を強化できる事を意味して居り、同社の国際線運航が未だに大きく停止して居ることから、重要なことである。

 

AirAsia rebuilds capacity in core Malaysian domestic market

Premium Analysis

北大西洋低コストエアラインの商機-そして障害

29-Nov-2021

 

2021年11月始め、米国は、欧州国民の不要不急の入国制限を撤廃した。然し北大西洋の回復は、どこか慎重なままである。全欧州の72%、全北米の88%に対し、北大西洋の供給席数は2019年同週の64%である(2021年11月22日の週)。

ノルウェーエアを始めとする低コスト運航各社は、コロナウイルス・パンデミックの前の数年間で北大西洋に、目覚ましい存在感を築いて居た。LCCの供給席占有率は、2013年のほぼゼロから、WOWエアの過剰な拡大が命取りになったり、ノルウエーエアが長距離運航を辞めたりする前の2018年には8%以上にまで伸びた。

2021年、LCC各社は、1%未満で、ウエストジェット、フレンチビー、そして新規参入のジェットブルーが分け合って居る。エアラインの起業組であるノースアトランティックとプレイも向こう数か月のうちに参入しようと計画して居る。

一方で、独禁法適用除外の共同事業の供給席占有率は、2021年に、72%から79%に上昇して居る(ずっと小さい市場の占有率ではあるが)。

低コストエアラインは、北大西洋での占有率を再構築するのに、大きな障害に直面して居る。

 

North Atlantic low cost airline opportunities - and challenge

米国のエアライン、サンカントリー:小さくて機敏、パンデミックに打ち勝つ組み合わせ

29-Nov-2021

 

米国の超低コスト運航会社であるサンカントリーは、COVID-19パンデミック前に、独特なビジネスモデルを持って居たが、同社の事業多様性と特徴ある路線網構造は危機の間にあって同社に大きな強味をもたらした。

サンカントリーは、進化するパンデミックを漕ぎ渡ろうと努める中で、同社が良好な位置取りを達成する結果になるよう、これらの強味を活用し続けるだろう。

サンカントリーはまた、王座に胡坐をかく積りは無い;競争力のあるコスト体制を達成し、ミネアポリスから路線網を構築するための基礎を固めようとして居る。 

 

US airline Sun Country: small and nimble, a winning pandemic combo

欧州のエアライン:供給席数と稼働保有機数拡大鈍化。LCCが先導

29-Nov-2021

 

欧州の就航中の旅客用保有機数は2021年1月末から2021年11月22日の間に52%増加した。然し、それでも未だ、2020年1月末からは8%少ない。

CAPA保有機データベースに依れば、旅客ジェット機の就航率は、世界の84%に対し、欧州のエアラインは、現在88%である。この欧州の数字は、世界平均が60%だった2021年1月末の52%から増加して居る。

欧州の主導的エアライングループの中で、この指標で抜きんでて居るのが、ライアンエアとウイズエアで、それぞれ99%の就航率だ。エアフランス-KLMが93%、イージージェットが88%、ルフトハンザグループが85%、そしてIAGが83%である。

欧州の供給席数は、2019年対比で約25%だった2021年1月/2月から2021年11月22日の週には71.6%(即ち2019年比▲28.4%)に進歩して居る。

欧州は地区間供給回復ランキングでは、依然として4位に留まって居る。欧州の下には、供給が40.4%下落のアジア太平洋、そして31.3%減の中東が居る。欧州の上は25.5%減のアフリカ;16.3%減のラテンアメリカ;そして12.3%減の北米である。

欧州のエアラインは、2021年を通して、供給席数と就航中の機数の双方で、強力な進歩を遂げて居る。然し、その双方の指標で、勢いは鈍化して居る。

 

European airlines: growth in seats & fleet in service slows. LCCs lead

豪州の域内エアラインの路線、飛び立つ準備整う

29-Nov-2021

 

来年、豪州市場で、これまで以上に未就航の市場を刺激すべく、前代未聞の4つの独立系エアラインがジェット機を運航開始しようとして居る。消費者は、回復期の需要を刺激する為に価格設定される安売り運賃水準を期待できるだろう。

これは皆、豪州の国内と域内の路線網開発のワクワクするカクテルに追加されるものだ。 

 

Regional airline routes in Australia set to take off

6月4日

九州で大手系列越え初の共同運航

米ユナイテッド航空、超音速機購入へ