旅物語 第21回「北八ヶ岳/八千穂高原・白駒池の秋」(2017年10月)

2017年10月30日

 

(写真・文、 光岡主席研究員)

 

 10月の長雨の合間の晴れた日、旅行会社主催のトレッキングツアーに参加、北八ヶ岳の山麓の八千穂高原と白駒池を歩いてきました。 高度が1500mを超えるため、紅葉は平地より早く、正に絶頂でした。 気温も平地より10度ほど低く、涼しく快適でした。

 八千穂高原の“白樺林”は東洋一の群落と言われています。

 「白駒池」は2000mを超える高地での湖としては広さ日本一です、幻想的な湖です。

 

 30年ほど前、キャンプをした懐かしい高原です。

 

 

 

野生の「トリカブト」を見つけました。

 

 

 

東洋一の“白樺群落”です。


 

白駒池の伝説

 

 昔、恋に落ちた男女があった、それをよく思わない女の父は、男を山に追いやった。女は男を追って山に入るが道に迷った。そこへ一頭の白馬が現れ、女を池に導き、男がこの池の中にいると告げる。女は白馬と共に池に消え、二度と帰ることはなかった。

霧に覆われる“白駒池”  火山による“堰止め湖”、 2,115mの高さに位置します。

 

戦後造られた「農業用ため池」です。

 

 夏は、ルアー・フライフィッシング専用の管理釣り場として、

 冬は、自動車の氷上走行テストなどにも活用されているとのこと。

 広々として、すがすがしい湖です。

「八千穂レイク」、 高度1,500mにあります。