全国一宮 第15回「伊予国一宮 大山祇(おおやまづみ)神社」  (2016年4月)

2016年7月1日

 

(写真・文、 光岡主席研究員)

 

 村上水軍の本拠地として知られる芸予諸島最大の島「大三島」の山中に「伊予一宮 大山祇神社」は鎮座しています。
 創建は飛鳥時代の701年、ご祭神は日本国の”山の神”「大山積大神」(富士山の女神「木花開耶姫命」の父、姫は天孫「瓊瓊杵尊」の皇妃となった)で、この瀬戸内海の地では”海上安全”の「海の神」です。
 全国各地に約1万ある「大山祇神社」 「三島神社」の総本社。
 宝物殿には、源氏平氏はじめ多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈ったため、国宝・重要文化財の日本の甲冑の4割があるそうです。

 

 日本一の「山の神」が、何故、畿内の山、富士山など中央山岳帯の山、更には、四国最高峰「石鎚山」ではない、瀬戸内海の小島の小山に鎮座し、この神社が、日本中の「大山祇神社」「三島神社」の本社であることが、とっても不思議です。

大山祇神社 鳥居

大山祇神社 総門


 

 「伊予国一宮」が、四国側(陸地)に無く、瀬戸内海の小島にあることが、とっても不思議です。

 

 静寂の中にピリっとした雰囲気のあるお社です。

 

 

 

 

 

大日本総鎮守大山祇神社 石碑

境内と「十七社」


樹齢2600年の伝承のある大楠

御神体の山「鷲ケ頭山」

 

 今にも、島影から水軍が現れそうな瀬戸内海の島々でした。

 

 見とれるほど美しい光景です。

大山祇神社 拝殿

 

 

 

 いかにも“神様”が宿られそうな、美しい“お山”のお姿です。

 

 

しまなみ海道


海外事情

 

6 10 日から 21 日までの 2 週間のオンライン旅行流通に関係する海外主要記 事です。
この号では、「3. OTA エアビーとレートパリティー」に注目したいと思います。 Airbnb がホームシェアに加えてホテルまで販売するとなると、
泊とホテルが 一つのプラットフォーム上で横並びにリストされることになり、タイプの異な る施設同士の価格比較が難しくなって、レートパリティーの維持が困難になる と言っている・・・と理解しました。しかし「(Airbnb では)、ゲストが施設の 真のコストを判断できない不明瞭なプライシングの環境が存在する」とはイマ イチ良く理解できませんでした。Airbnb が最近導入したホストオンリーのコミ ッションモデルであれば、OTA のモデルと近似するのですから、そんなことに はならない、のではないでしょうか?
 

 

Airbnb が上場して・・・顧客獲得コストが上昇・・・ホテルの直販志向を強 くさせることになるが・・・一方でパリティー破りの悪役である格安販売のホテ ルオンリーの業者が増加するデメリットも存在する」とも言っています。しか し、ホテルにとっては、Airbnb のホテル販売開始によってチャネルがそれだけ 増えるので(OTA の中抜きのチャンスが生じるので)良いことである、と考え るのは間違っているのでしょうか?ホテルオンリーのパリティー破りは、 Airbnb とは関係のない別の次元の話では。「Airbnb のコミッションが、将来値 上げされる可能性もある」と言っていますが、EXPEBKNG との対抗上、こ の大手 OTA2社を上回ることにはならないのではないでしょうか。Airbnb の 多角化戦略は、「焦点が合っておらず・・・会社(Airbnb)は衰退する可能性が ある」とも言っていますが、ホームシェアからホテル販売を開始して、OTAHotelTonight を買収し、OYO に投資し、そしてタビナカの Experiences プロダ クトを開発して EXPEBKNG に競争を挑むのは、まさに Airbnb総合旅行 会社になるという大いなる経営ビジョンであると考えるべきだと思います。 この記事の著者(OTA Insight, Chief Commercial Officer)は、Airbnb に対して かなり否定的であるようです。中小の独立ホテルにとっては、そもそもパリティ ーに縛られたくない筈ですから、Airbnb がパリティー維持を困難にしてくれる というのであれば、これは歓迎すべきことではないのでしょうか。最後に「ホテ ルは、ますます複雑化する流通を制御することができない。ゲストが他では取得 できない並外れたエクスペリエンスを提供することに最善を尽くし続ける必要 がある」については全く同感です。 

 

恒例のメアリー・ミーカーの「インターネット・トレンド 2019」が発表されま した。「12. メアリー・ミーカー、インターネット・トレンド発表」
この 333 枚のスライドでは、日本の企業は Sumitomo MitsuiLINEMIXI の たったの3社が言及されているに過ぎません。中国は独立した章(11China) で 30 ページ以上が割かれています。日本のインターネットテクノロジーの弱さ が見て取れて、とっても悲しいことです。(編集人)