2021.7.15.

ZIPAIR Tokyoの2020年度決算概括

2018年にJALの完全子会社として設立されたZip Air Tokyoは、コロナ禍の中、2020年6月に貨物便でバンコク線に就航、10月にようやく旅客便として就航した。

 

現在B787-8型機(290席)x2機で、成田=バンコク、ソウル、ホノルル就航にしており、今年度中に台北にも就航する予定。今後増機し、2024年度には10機体制となる模様。

 

(決算数値は決算公告による。)

(収支実績)

 

 旅客便収入は52百万円にとどまった。

 他方好調な貨物需要背景に、貨物便JALにス 

 ペース提供)としての収入は約20億円。

 一部助成金収入はあったものの、▲63億円の経

 常損失となり、これが手元資金の流出に繋がった。

 

 赤字は昨年と合わせて▲100億円規模になる 

 が、いずれ将来の黒字でカバーできるとして、

 

 23億円の税繰延効果を資産計上している。

(財務状況)

 

 出資金180億円は基本的にJALグループの資金

 管理体制に委ねている。

 

 

 期首の手元預金(現預金+短期貸付金)138億円は、赤字(▲63億円)や 無形固定資産(ソフトウエア等)の取得のために流出し、期末には約64億円残っている。

 

               以上(赤井)