CAPA分析:NEW HEADLINES  4月ー2021年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。  

4月26日掲載

Premium Analysis

航空業界の最大の空港グループ;予測不可能性が支配する

22-Apr-2021

2021年4月中旬に発表されたCAPAレポートは、2021年3月に、旅客数の増加を記録することが出来た、中国以外の少数の空港では、その多くが増加率は200%まで上ったことを示して居る。

これは良いニュースではあるが、彼らは統計的には異常値だ。

より説得力のある絵面は、3つの大規模で、有力な運営企業、ヴァンシ、コオペラシオン・アメリカ、そしてグループADPから提供されて居る。現在入手可能な、彼らの2021年3月及び2021年第一四半期の交通量統計は、あるグループの最悪の業績がウルグアイとイタリアで数千マイルも後れを取って居る例とともに、この産業が極めて不統一に、パンデミックのボディブローから回復し始めた姿を示して居る。

ただ一つ確かな事は、阻止しようと対応策が導入されるや否や、ウイルスが再び増大することから、欧州は最も痛手を受けた大陸であり続けるということだ。確かに、一つの運営企業の2つの部分所有子会社が、より良い業績を上げる事が分かったが、どうも、西欧の資産を持たないことが理由の様だ。

これらの統計の大半から引き出せる慰めは少ししかない一方で、たった一かけらの慰めと言えば、彼ら運営企業が貨物分野の統計を報告して居る所の全ての例で、一つ残らず、プラスになって居ることだ。

Aviation's biggest airport groups; unpredictability rules

Premium Analysis

ブラジルの6回目の空港入札、大物と大金を惹きつける

21-Apr-2021

空港の所有、賃貸と言う事業の中で、新たな商談の例は極めて数少なく、多くは中断されて居る。ブラジルが、これらの国々の一つ(もう一つは日本だ)で、CAPAが度々レポートして居る様に、まさしく取引が引き続き行われて居る。

ブラジルでは、空港入札が2011年以来、平均すると2年毎にあり、2021年4月7日以降の数日間、波乱の中でブラジルの会社グルーポCCRが2つの空港ブロックで、フランスのヴァンシ・エアポーツが1ブロック:合計22となる落札に成功し、第6回目が完了して居る。特に大規模なものは無く、進捗過程が次第に熱気を失う中で、そのうち幾つかは、ちっぽけなものだ。

CCRの拡大は、コンソーシアムの一員として、主要なベロオリゾンテ空港の最初の契約からの延長線上にあると見ることが出来る。然し、ヴァンシの場合は、来年中に起こるかも知れない、一つかそれ以上の再コンセッションをする過程への足場づくりでないとすれば、その戦略は定かでない。

 

Brazil's sixth airport auction attracts big hitters and big buck

Premium Analysis

CAPA Live:スカイ航空、嵐をしのぐのに好位置につける

20-Apr-2021

COVID-19を封じ込めるために南米の直面して居る課題の数々に拘わらず、チリのエアライン グループ、スカイ航空の、チリとペルーにおける同社の存在感を利用し、域内の低コストの航空旅行を牽引して行く、そして2023年にエアバスA321neoXLR機材が納入されれば、幾つかの長距離路線、と言う戦略は手付かずのままだ。

スカイの市場は、危機前には極めて競争が激しかったが、この地区がひとたび回復への途上となった場合も、そのままだろう。然しスカイは、危機後に出現すると思われる競争の激しい背景の中でも動ぜず、競争相手たちは同社を更に強くしてくれると考えて居る。

CAPA Live: Sky Airline is well positioned to weather the storm

Premium Analysis

国内線の優位性、中国南方航空のCOVID後の展望を後押し

19-Apr-2021

中国南方航空の国内線供給は、最近の揺り戻しにより、パンデミック前の水準を超えて舞い上がったが、国際線交通量の見込みが陰鬱なことから、同社は保有期計画の再評価の必要に迫られて居る。

OCVID-19危機が、同社の二重ハブ戦略に複雑さを加えるだろうが、同社は依然としてこの地区の殆どの他社に比べ、より良い中期的な見通しを持って居る。

中国で最大のエアラインとして、中国南方は、この国の残りの他社と同じトレンドに影響されて居る。2020年早い時期に、最初の暴落があって以来、供給の債権は順調に進み2020年末までには、完全に回復した。2021年早々の感染の新たな波は、再発が春節のピーク期に影響を与えた急激な下落を引き起こしたが、国内線の供給はその上り調子を取り戻し、今や新たな高みに到達しようとして居る。

中国国内線の市場のスケールの大きさは、中国南方とこの国のその他のエアラインに、アジア太平洋地区の多くの他のエアラインが持たない優位性を与えて居る。

COVID-19の感染者数が中国では概ね制御できて居る事実も、また、助けになって居る。然し、劇的な供給のリバウンドはまた、収入と実収単価を傷つけつつある、供給過剰を創り出して居る。

そして、他の国のエアラインと同様に、中国のエアラインも、完全な回復への動きを可能にするためには、まず国際線の規制が緩和される事が必要だろう。 

Domestic advantages boost China Southern’s post-COVID prospects

CAPA Live: 2021年4月、アジア太平洋の航空業界最新情報

19-Apr-2021

毎月第2水曜日に行われるCAPA Liveでは、毎回、地区毎の最新の主要な展開の概要を報じて居る。

今回のレポートの内容:

- アジア太平洋引き続き上向きの傾向にある。

- アジア太平洋:国別COVID-19感染者数。

- アジア太平洋:国別COVID-19ワクチン接種数。

-中国:引き続き素晴しい国内線供給のリバウンド。

- 豪州:タスマン超えのバブルへの準備完了。

- ニュージーランド:引き続き素晴しい国内線供給のリバウンド。

- シンガポールと香港:良好という供給予測に及ばない。

- 日本:この年末まで続く、手堅い国内線供給予測。

- 韓国:国内線供給のリバウンドの輝く好例。

- ベトナム:強固な国内線見通し。

CAPA Live: Asia Pacific aviation update, Apr-2021

4月18日掲載

Premium Analysis

エアカナダ、政府支援が具体化する中で膨大な不確実性に直面

17-Apr-2021

 

カナダが正にCOVID-19感染の第2波に瀕して、国内で更に多くの都市封鎖が行われる中で、待望のカナダからのエアカナダへの財政支援パッケージが、具体化して居る。

最近の感染の波の以前でさえ、政府の厳格な旅行制限のおかげで、カナダの航空交通量の回復は失速して居た。ワクチン接種の進捗は遅々として居り、カナダの感染者数の合計は、世界でも最低の部類に入る。

今や、エアラインは、政府による6%の株式所有を含む、ほぼ60億カナダドル(約5,210億円)のパッケージの契約を、この極めて不確実な環境が続く中で、もう一段階の流動性を確保するために、する価値があるか否かを決断しなくてはならない。

 

Air Canada faces huge uncertainty as government aid emerges

Premium Analysis

パンデミックで破綻したより多くの欧州のエアラインが参入を計画

17-Apr-2021

 

COVID-19のパンデミック(2020年4月以来)の間に、欧州のエアライン8社が運航を停止した:ジャーマン・ウイングズ、LGW、レベル欧州、サンエクスプレス独逸、ジェットタイム、ラウダ・モーション、そしてモンテネグロ航空である。

このうち、ともに小さなエアラインであるジェットタイムとモンテネグロ航空の2社は例外として、6社は彼らの親会社グループのリストラの一環として飛ぶのをやめて居る。

パンデミックの出したエアライン犠牲者は驚くほど少なかっただけでなく、起業家たちが新たなエアラインを計画することを妨げて居ない。必ずしも、莫大なリストでは無いけれども、CAPAのデータベースは欧州で事業を開始しようと種々の段階にある、18社の新規企業のエアラインを記録して居る。(2021年4月13日現在)

多分、2021年に創業しようとして居る中で最も注目されるのは、長距離低コスト運航会社の北大西洋航空(欧州から米国)とフライポップ(英国から南アジア)、そしてノルウエーを本拠とする近距離LCCのフライrである。

然し、このリストにはエアセブン、スカイアルプス、アンドラ航空、ヘストン航空、ジャンプエア、プラグサ.ワン、ビーズ航空、ハイスカイ、ASL航空UK、CMA CGMエアカーゴ、EGO航空、フライアメリカ航空、プレイ、エクストラジェット、そしてイタリアン航空も含まれて居る。

これらのうちの幾つかは、パンデミックの前から計画されて居たものであるが、このリストの長さが、危機には常に好機が見つかる事を描き出して居る。

 

More European airlines plan entry than have gone bust during pandemic

Premium Analysis

カリブの空港:新たな投資同盟、然し民営化は遅れる

16-Apr-2021

 

カリブ海は、長年にわたり、空港民営化で数々の大きな商談を惹きつけて来た;そしてその幾つかは、驚くほど上手く行ったものもある。また現在は、厳しく傷めつけられた運営会社と投資家たちが、バルバドスのブリッジタウンにある空港のコンセッションへの商談に加わったため、関心の的でもある。

この商談の推移は、現在の環境下では驚く事ではないが、数か月間頓挫して居たのだが、これまでの所、その関心が減退する兆しは無い事を、事実が示して居る。

同時に、プエルトリコの政府は、主たる空港でのコンセッションが成功と見なされたため、数多くの地方空港の運営会社を求めて居る。然し、これらの地方空港は小規模で、見込みも全て異なって居る。

そして政府が香港を本拠とする企業から、フリーポート・グランド・バハマ空港の管理を(再び)取り戻そうとして居るバハマでは、現存する空港の周辺を使った、新しい空港計画(Exuma)が、完成の暁にはP3(官民連携)の契約による民間運営会社を探して居る。

3つの例の全てが、丁度その他の分野でもそうであるように、(CAPAが度々レポートして来た通り)この分野の支配的になりつつある、P3の概念を基本として、或はしようとして居る。

 

Caribbean airports: new investment alliances, but privatisation delays

CAPA展望:ジャンク債で、どうして継続可能な産業が築けるだろう?

14-Apr-2021

 

COVID-19の影響で傷めつけられた世界の航空業界は、今、絶望的に泥酔し、よろめき乍ら次の危機に向かって居るのに似て居る。これが、2021年4月のCAPA Liveの月例展望プレゼンテーションでCAPAの代表取締役会長でCAPAの創始者であるピーター・ハービソンの基本的な評価である。

「2019年まで、世界のその他を併せたより、高い収益をもたらして来た、あつく保護された国内線市場で事業を運営する米国の大手エアラインでさえ、2000年以来、3回も救いの手を求め、多くのエアラインがチャプター11による復活を経験して居る。」とハービソン氏は言う。

「この産業は、明らかに経済的に見合ったものでは無いが、政府の支援とともに、エアライン各社はCOVID-19以前よりずっと敵意に満ちた環境の中に船出しようとして居る。ただ同じであろうとするだけのためにも、物事は変わる必要がある。」と彼は言う。

2021年4月版CAPA Liveは、「変わりゆくエアライン」のテーマを掲げ、エアライン・ビジネスモデルと、変化を牽引するテクノロジーなどの要素を含め、その進化を検証する。CAPA Liveの視聴者は今や、業界のプロたち、200カ国から6,000人に達して居る。中でも210社以上のエアラインから、1,500人以上のエアライン代表者が登録して居り、CAPA Liveを現在の世界で最大の航空と旅行業界のイベントにして居る。

 

CAPA Outlook: How can we expect a sustainable industry built on junk bonds?

Premium Analysis

欧州の航空旅行制限、需要を鬱積させ続ける

14-Apr-2021

 

欧州の2021年7月/8月の供給計画は、夏場の予約が弱く、COVID-19ワクチンの普及が遅々として居ることは、感染者数が未だに高いことを意味して居るにも拘らず、今週また増加して居る。

一方で、欧州の供給席数は、2021年4月12日の週には、前週より1.1ppt悪化し、2019年水準の71.7%と強く圧迫されたままである。

更には、次に悪い地区との20.5pptのギャップはパンデミックの期間中、最大である。中東の供給は、2019年対比51.3%下落し、アフリカは50.8%、ラテンアメリカは46.5%、北米は37.8%そしてアジア太平洋が29.7%の下落である。

欧州の鬱積需要の証拠は有るが、需要は限られた供給よりも変動しにくい。欧州は国際旅行制限について、2番目に厳しい水準にあるが(アジア太平洋より僅かに緩やか:IATA情報)、そのエアライン各社は、国際線供給への依存度が最も高い。

英国は2021年5月初旬の国際旅行の再開への「交通信号」の取り組み計画についての詳細を明かにする事になって居る。英国はワクチン接種と感染率の引き下げで、欧州の他の国々よりも先んじて居り、その取り組みは、各国が精査する事になるのは間違いないだろう。

 

European aviation travel restrictions keep demand pent-up

CAPA Live:中国の国内線航空回復;然し国際線は違う

14-Apr-2021

 

CAPA Liveは、各月の第2水曜日に開催され、地域毎の最近の主要な展開の要旨が組み込まれて居る。

2021年4月の報告:

-2020年下半期の急速な回復の数ヶ月を経て、中国の回復は2021年に入って後退を経験して居る。

-中国のエアライン各社は、2021年第一四半期は、市民は移動を自粛するよう強く要請された旧正月の商機を逃したため、赤字が継続すると予測される。

-需要と搭乗率、そして航空運賃が上昇の軌道に乗って居る中で、回復の第2波が来ようとして居る。

-ワクチン接種率とその効果が、期待を下回ったままのため、国際線市場は、概して止まったままである。

 

CAPA Live: China's domestic aviation recovers; but not international

Premium Analysis

COVIDの大波、南米のエアラインに障害を創り出す

13-Apr-2021

 

南米でCOVID-19パンデミックからの回復は、同地区での最大の国であるブラジルが感染拡大と犠牲者の大波を経験して居ることから、失速してしまった。他の国では、チリが一ヶ月の間、国境を閉じ、アルゼンチンもまた規制を始めた。

この地区のエアラインはこの危機からの回復期間、幾らかの後退を予測して居たが、最近の感染者数の拡大は、つい数か月前まで最悪の時期は過ぎたと信じて居た、幾つかの運航会社にとって、新たな不確実性の階層を創り出そうとして居る。

また、COVID-19の封じ込めに後退を経験しつつある国々にとっては、より長期にわたる影響がある。彼らの夫々の国境閉鎖が長引けば長引くほど、国際旅行の完全回復は先伸ばしとなり、究極的には航空旅行需要の完全回復が遅れることになるだろう。

 

COVID surges create hurdles for South American airlines

米国のインフラ計画、差別化するためには空港でのP3(官民連携)が必要

13-Apr-2021

 

コロナウイルスのパンデミックが勃発して以来、米国の政府が次々と刺激策パッケージとインフラ計画を明らかにして来て、それらは今や、総額6兆ドル以上に上って居る。

空港分野も、受益者ではあるが、最近の提案でこれから批准されねばならないもので、2021年は330億ドルに過ぎない。この分野からは、現在1,150億ドルが必要と表明されて居る。

確かに、これは現政権にとっては優先されるものでは無いが、前政権では、少なくとも比較的には、驚くほどそうだった。

民間部門がそのギャップを埋めるのを助けてくれるかも知れないし、そこに利は存在する。然し、規則がその役割を充分に演じられるためには、更なる変化が必要である。

 

U.S.' Infrastructure plan needs P3s for airports to make a difference

Premium Analysis

中国以外で最初の空港が対前年旅客数の増加を報告

13-Apr-2021

 

コロナウイルスのパンデミックが発表されて以来、1年以上が過ぎたが、すでに2か月間も大規模な国内線航空の回復の途上にある中国以外で、初の空港が、旅客交通量の増加を報告した。旅客数拡大の「プラス」のサインは、もう一年間も消えて居て、多くの人々は、もう2度と見ることは無いと考えて居たに違いない。

そのデータは、増加は多くの部分で、ほぼ完全に、殆どの評論家が先に蘇生すると予想して居た、国内線分野から来て居ることから、びっくりする事では無かった。

然し、国際線分野では、拡大が僅か2%である事を考えると、これは、少なくとも、もうすぐ曲がるべき角がやって来るという希望を与えてくれる。

 

First airports outside China report year-on-year passenger gains

4月11日掲載

Premium Analysis

欧州のエアライン:夏場の供給増強、かなり不確かに見える

10-Apr-2021

 

コロナウイルスのパンデミックの続く中、初めて、今週、今後3~4ヶ月先まで計画されて居る欧州の供給が増強されて居る。これは2019年水準の供給席数に比して欧州が他地区に後れを取り、COVID-19感染者数が多く、ワクチン接種の拡大が遅々として居る(英国を除き)状況が続くにも拘らずである。

欧州の供給席数は、2021年4月5日の週、2019年水準から70.6%落ちて居り、これは一週間前と変わらず、他の地区に比べて遥かに劣って居る。

2019年の供給席数に対して、中東の供給は52.9%下降、アフリカは51.3%、ラテンアメリカは45.2%、北米は36.4%、そしてアジア太平洋は29.7%減(減少率が30%の敷居を超えて上昇した最初の地区になった)。

2021年4月の欧州の供給席数は、およそ▲70%に留まると見込まれて居るがOAGスケジュールは、それから2021年7月と8月には、2019年対比21%以内へと上昇する。更には、この2か月の夏場のピーク期間の供給席数は、先週登録されたスケジュールに比べ数%上がって居る。

国際旅行の規制について、何も明確な緩和が無い中で、そしてEUのディジタル・グリーン・サーティフィケート(ワクチン接種などのディジタル証明書)が未承認の段階で、これは可なり不確かな状況である。

 

European airlines: summer capacity ramp-up looks very speculative

Premium Analysis

ブラジルのエアライン、弱まる需要にも拘わらず依然楽観的

10-Apr-2021

 

2020年の殆どを通じて、ブラジルのエアラインは、国内線の航空旅行需要について、速やかな回復を喧伝して来て居り、2020年末までに2019年の供給水準達成に向かって増強して来た。然し、現在、ブラジルが、燃え上がるCOVID-19感染の第2波と苦闘する中で、リバウンドがすっかり熱気を冷ましてしまった。

この国の2つのエアライン、GOLとアズールは、需要の勢いの失速は一過性のものだと考えて居り、国内線航空旅行の需要回復に、ワクチン接種が重要な促進剤となると信じて居る。

勿論、ワクチン接種の効率的な管理運営は、目下、COVID-19パンデミックへの対応で非難の砲火を浴びて居るブラジル政府の肩に重くのしかかって居る。

 

Brazil's airlines remain upbeat despite softening demand

Premium Analysis

エアアジアグループのエアライン各社、第2四半期に強い回復を予測

04-Apr-2021

 

エアアジアグループは、地域に広くその足跡を広げて居るため、東南アジアのエアライン業界の先導役の様なものである。そのため、グループメンバーにとっての千差万別な回復度合いは、エアアジア帝国、そしてより広い東南アジア地区双方の先行き見通しに重要な指標を与えてくれる。

COVID-19パンデミックの間にエアアジアが耐え忍んだ残酷な時期は、2020年度に計上した年間59億マレーシアリンギット(14億米ドル)の損失という形で明白に示される。

然し、将来を見ると、需要は最重要な国内市場での改善が見込まれる事から、同エアラインは、近い時点での楽観論には理があると考えて居る。ところによっては、COVID前の水準へと、強力に跳ね返ろうとして居り、一方で他所では、最近の都市封鎖から抜け出そうと備える中で弱々しい状況にある。

然し、 全般的な傾向は、第二四半期には上昇である。同グループの展望は、パンデミックの最中に最も痛手を受けた国際線の運航については、トンネルの先に光さえ見えて居ると言うものだ。

当然のことだが、同エアラインにとって未だに一大転換の時期にあって、金融市場に対し、再度信頼を得ようと模索する中で、前向きな絵を描く事はエアアジアの利になる。それでも、年も半ばに至り、そしてその先に向かう中で、全体的な改善を予測するのには確かに根拠がある。

 

AirAsia Group airlines anticipate strong recovery in 2Q

4月4日掲載

Premium Analysis

英国=米国間航空業界:北大西洋の最大市場に新たな参入者

03-Apr-2021

 

英国=米国間の航空市場は、優に北大西洋最大の市場であり、常により多くの競争者を惹きつけて来た。この事は、言葉と文化の歴史的な結びつきを反映して居り、他の欧州の大国に比べて米国への英国の比較的な地理的な近さ、そして強力なビジネス旅行者の市場である。

2019年以来、英国=米国間路線を4社のエアラインが去って居り、最も特筆すべきはノルウェーエアで、市場のより価格に敏感な部分に陥穽を残して居る。価格感受性は、パンデミックの中から、より重要性を増して現れて居る。

この分野に現在3社が参入しようと列を成して居る:即ちエアリンガスとジェットブルーが今夏に、続いて2021年後半にノルウェーエアの低コスト長距離路線の役割を引き継ぐ、新規起業のノース・アトランティックである。

IAGは、エアリンガスを自陣営の格安運航会社だと考えて居る。英国航空に優先して、同エアラインを英国=米国間路線に使う事で、大西洋に於ける同グループの選択肢を増やすことになる。ジェットブルーは、この市場をずっと長い間見つめて来たが、今になって漸く、長距離狭胴機を持つことにした(加えて、ヒースローを含むロンドンの複数の空港の発着枠も)。

エアリンガスとジェットブルーの両社とも、そのブランド、送客手段、提携、そしてプレミアム商品/サービスに於いて「ノルウェーエアの息子」モデルよりも優位にある様だ。

 

UK-US aviation: New entrants for North Atlantic's biggest market

Premium Analysis

欧州の航空業界:ライアンエアとウイズエア、市場の再開に向け絶好の位置に

02-Apr-2021

 

2021年第1四半期に、供給席数で2019年水準の27%を運航した後に、欧州のエアラインは、現在2021年4月には、OAGスケジュールに依れば、更に慎重な見通しを立てて居る。2021年夏期シーズンの開幕となる2021年3月29日の週には、欧州の供給席数は、70.6%下落して居る。

これはほぼ6ヶ月続くもので、欧州は、依然として他地区に大きく遅れをとって居る。新たな都市封鎖とCOVID-19の新変異種の更なる蔓延が起こって、これはすぐに変わりそうに無い。

中東の供給は、2019年対比で52.6%、アフリカは50.8%、ラテンアメリカは46.4%、北米は37.4%、そしてアジア太平洋は30.1%落ちて居る。

然しながら、欧州で、2021年5月は、2019年水準の50%以上の急速な跳ね返りが、2021年7月と8月には77%、78%が予測されて居る。

書き記された証拠より、これが、国際線旅行の規制が緩和されるまで「暫く様子を見よう」というエアラインの姿勢を反映して居る。より明確になるまでは、計画を維持すると言う理屈もある。

いつに無くとは言えないが、ライアンエアは、より自信を持って居て、夏場のピークにはパンデミック以前の供給の80%以上を計画して居り、一方ウイズエアは2021年4月に100%に達するスケジュールを登録して居る。

バラバラなワクチン接種の進捗状況が、これらの計画を遅らせるかも知れないが、ライアンエアとウイズエアは、市場の再開が実際に起こった場合、それを利用できる、まさに最良の準備が出来て居る。

 

European aviation: Ryanair & Wizz Air best placed for market reopening

アメリカン航空、今や世界最繁忙のエアライン

02-Apr-2021

 

アメリカン航空は、OAGの登録に基づくCAPAのデータベースに依れば、2021年3月29日の週、世界で最も活動的なエアラインとなった。アメリカンは国内線、国際線の実際に飛ばした供給席数でリードした;国際線の供給席のうち3/4以上はラテンアメリカとカリブ海に向けたものだった。

米国のエアラインは、最近の何週間か、米国の国内線市場が開放されたことから、殆どの日に100万人以上の旅客を運び、トップの座に大波が押し返して居る。

米国の3大エアラインであるアメリカン航空、デルタ航空、そしてサウスウエスト航空のそれぞれが、その週は300万席以上を供給し、その大部分が国内市場であった。国際線は引き続き遅れて居ることから、最高位にランクされるエアラインの全てが、かなり大きな国内線路線を持って居る。

ユナイテッドは第6位に登場するが、中国の3大エアラインである中国南方、中国東方、そして中国国際は、それぞれ4位、5位そして7位を占めた。

米国のエアライン7社は、繁忙エアラインのトップ20のうち7社、一方、明日の姿を示す様に、20社中に8つの中国のエアラインが登場した。

豪州のカンタスと同グループの一部であるLCC子会社のジェットスターは、別々に報告されて居るが、合体した場合には13位にランクされて居た筈である。

この週の供給席数で、欧州大陸で第1位のエアラインは、第33位のエアフランスだった(トルコ航空は第9位)。エアフランス以外で、他に欧州からトップ50位に入ったのはルフトハンザとKLMだけだった。

 

American Airlines now the world's busiest carrier

Premium Analysis

欧州の高頻度長距離便路線網、ハブを中心に収縮

31-Mar-2021

 

欧州の長距離路線網は、少なくとも週一往復便のある、路線の数で測った場合、COVID-19パンデミック以前のその足跡全体の多くを維持して居る。

然し、それよりも多くの劇的な下落が高頻度長距離便路線(毎日3往復便以上と定義)の数で起こって居る。

ユーロコントロール(欧州航空航法安全機構)に依れば、欧州からの長距離空港組合わせの合計数は、2019年2月に比べ2021年2月には、21%落ちたのだが、高頻度長距離路線は61から19へと69%落ちて居る。

最大の目的地区は19路線のうち9路線を占める中東である:6路線は米国、4路線はアジア太平洋だった。北大西洋は高頻度路線の75%を失い、欧州=アジア太平洋の67%、欧州=中東の僅か40%だったのに比べ、最も痛手を受けて居る。

ハブ空港は、極めて需要の低い(そして消費者の複数寄港地への懸念が明らかであるにも関わらず)この時期に、ハブ経済の強調を披露して、今や、欧州の長距離高頻度路線網の両端で、君臨して居る。

 

Europe's high frequency long haul network shrinks around hubs

日本、GWと春休みの航空旅行規制を解除

(特別号参照)

30-Mar-2021

 

日本のエアラインは、2021年の前半、COVID-19の感染者の大波が来襲した所為で、大規模な挫折を味わった後に、もう一度国内線便の運航を強化しようとして居る。新たな需要は、日本に於いて、まさに旅行のピークである2つの期間に、政府による規制が緩められる事で刺激されて居るところだ。

JALとANAは、COVID-19の波に襲われる前の、2020年遅くに経験して居た、需要の回復を再び急速に取り戻す事が出来ると望んで居るのだろう。

もしそれが可能だとすれば、ベトナム、中国そしてニュージーランドがした様に、国内線供給をパンデミック以前の水準へと動かす事ができる筈である。

 

Japan lifts air travel restrictions for Golden Week and Spring Break 

米国政府、米国エアラインの拡大する楽観論に懐疑的

29-Mar-2021

 

米国エアラインの間に広がる、現在の水準の楽観主義は、予約が増えて居ることから、パンデミックに入ってからの頂点に達して居る。各社が、極めて予測し難い需要の水準に合わせた、価格設定に躍起となって昨年一年を費やした後に、今や、議論は、イールド管理への現実的な回復へ踵を返そうとして居る。

これらのエアラインはまた、旅行業界団体のより大きな連合に加わって、米国政府に2020年5月までに、この国の夏場繁忙期に間に合うよう国際線を再開する計画を立てるよう圧力をかけて居る。

然し、政府がどの様にこの要求に対応するかは予想し難い。現時点では、米国の疾病予防管理センター(CDC)は、ワクチン投与が続く中で、感染者数の大波が発生するのを避けるため、引き続き旅行には警告を発して居る。

これらの逆流は、各業界がそれぞれの経済を急発進させるために動く一方で、各国政府は、完全回復に向かって力を尽くす中で、大規模な公衆衛生の危機への対応とのバランスを取らねばならないと言う現実に直面して居る事を反映して居る。

 

US government dubious about growing US airline optimism

CAPA Live: LATAM航空グループ、厳しい競争に準備完了

28-Mar-2021

 

LATAM航空グループが、2021年末までにチャプター11保護から、脱出しようと計画して居る中で、同社は、 コロンビア、そしてブラジルなど自社の主要な市場での好機を見通せる好位置に居るだろうと考えて居る。

然し乍ら、LATAMが、自社のリストラの完了後にその見通しに自信を持ち続けて居るとしても、短期的には同エアラインには、旅行規制のパッチワークが存在し続けると言う課題がある。そして同社は、ラテンアメリカの回復への道筋には政府が主要な役割を演じる事を強調して居る。

LATAMはまた、ラテンアメリカで事業を運営して居るエアラインの負債水準が、継続可能で無くなりそうな事から、ラテンアメリカの航空業界の景観に変化が起きるとも考えて居る。

 

CAPA Live: LATAM Airlines Group ready for fierce competition

Premium Analysis

仏のEGISはワルシャワのモドリン空港で利益を上げられるか?それは何故?

28-Mar-2021

 

フランスのEGISグループは、外国の空港投資と運営の活動に於いては、強力なヴァンシ・コンセッション、そしてグループADPに次いで第3バイオリンを弾いて居るのだが、世界中の17空港での存在感をもたらす資産と管理契約で、依然、紛れもなく大きな勢力である。

何か特定の空港ビジネスモデルを専門として居る訳ではないが、ポーランドのワルシャワ近郊のモドリン空港に現在結びついて居る、施設は確かに特化して居る;低コスト専門である。

更にはポーランド全体がそうである様に、同空港はパンデミックに痛打を浴びた。

然し、最大の課題は、政府が近隣に建設する計画して居る、大規模な国家水準の空港からやって来るだろう。

 

EGIS to take an interest in Warsaw’s Modlin airport? Why?