CAPA分析:NEW HEADLINES  5月ー2021年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。  

5月31日掲載

 

雲の上で、JALはAWSを使う=デジタル化の効率的移行の為に

28-May-2021

クラウドはビジネスの必要とするものを開発する助けになる、デジタルトランスフォーメーション計画を実現する存在となって居る。

日本航空グループのの例では、AWSと提携した事が、IT資源の柔軟な運用で経営コストを50%も軽減する助けになって居り、JALチームの間にクラウドの理解を促進し、ITインフラの迅速な配備を可能にし、顧客体験の改善を図るためデータ分析を利用すると言った、先進的科学技術の活用を予期するのを助けて来た。

JALグループはその経営計画の中で、「JALヴィジョン」を掲げ、競合他社より一歩進んだ新たなサービス提供を創り出し、そして継続可能な成長を達成し、エアライン事業であるJALを真に地球規模のエアラインに改革する計画を進めて来た。

この日本のフラッグキャリアーは、航空機の運用、整備、そして旅客サービスなど、JALグループ内で運用される様々な事業に使われるシステムを改訂するために、「シエル」(フランス語で空を意味する)と呼ぶ、新たなクラウド・プラットフォームを構築する計画を進めて居る。

JALのIT計画本部とJALグループの主要IT企業である、JALインフォテックがITの視点からこれらの作業を支えて居る。JALはアマゾンウエッブサービス(AWS)上に、そのクラウドAPIプラットフォームを標準化し、顧客支援システムを最新化しようとして居る。

「クラウド・コンピューティングは、セキュリティを確保しつつ、当初予想されて居たよりも早い速度で進歩して居り、コスト削減も達成されて居る。我々は、将来も、引き続き、効率性と利便性の更なる改善のため、新たな科学技術を活用する計画だ。」と同社のIT計画本部、IT運用、計画部の栗田和彦部長は述べて居る。

Up in the cloud - JAL uses AWS to accelerate its secure and efficient digital transformation

Premium Analysis

欧州のエアライン交通量、供給の上昇に後れを取る=夏季繁忙期が近づく中で

27-May-2021

欧州のエアラインの供給席数は、2021年5月24日の週(最新のデータ)には、2019年水準の65.5%減となって居る。この減少率は、5週連続で小さくなって居り、この期間に8.1ポイント改善して居る。

然し、旅客交通量のデータは、上昇傾向にマッチして居らずー少なくとも、2021年5月初旬(最新のデータ)までにはして居なかった;多分、遅い供給の拡大が、より緩和された国際旅行の制限に未だ付いて行って居ないからだろう。

欧州の供給の傾向は、格差は縮まって居るものの、未だに、他のどの地区より劣って居る。次に弱いのは、中東で、供給席数は2019年対比53.4%減、アフリカは48.9%減、ラテンアメリカは40.4%減、アジア太平洋は37.9%、そして北米は32.7%である。

英国の、当初の検疫グリーンリストの国々は既に1週間以上実施されて居り、そしてEU加盟各国もまた、国際旅行制限のいくらかの緩和に合意して居る。

これは、鬱積需要を一部解放して居るが、夏季繁忙期の前に、もう一段の緩和が必要である。更には、各企業も同様に自社の業務渡航方針を緩和するまで、企業渡航は圧迫されたままになりそうだ。ユーロコントロール(欧州航空航法安全機構)は、2019年の交通量水準は、2025年までかかると予測して居る。

European airline traffic lags capacity climb as summer peak nears

Premium Analysis

カナダのエアライン、再び失われた夏の危機に瀕す

26-May-2021

米国のエアラインが夏の旅行シーズンへの水門が開くのに備える中で、カナダの競合社たちは、この国の政府が、国際旅行に対する制限を解除する枠組みの詳細を、未だに明らかにせず、幾つかの国内線の制限は依然残って居るため、再び、夏場のピークが失われるかも知れないと言う、現実的な可能性に直面して居る。

そして、政府が、幾つかのエアラインに資金の支援を配分しても、この支援はたかが知れて居る。

カナダの航空産業にとって、本当の触媒は、再開であり、この時点で、航空旅行を再開する目に見える確かな日程表はまだ無いのである。

Canada’s airlines at risk for another lost summer

Premium Analysis

ロンドンのガトウイック空港、存続の脅威に直面

26-May-2021

強大な者たちが如何に倒れたか。ロンドンのガトウイック空港は、経済的に世界で最も重要な都市の一つへの、主要な玄関口として世界的に高い評価を持って居た。

然し、その昨年の旅客交通量は、勿論パンデミックに強く影響され、同時に幾つかの「根底にある要素」の所為もあって、どの指標をとってもガトウイックの評価が大きく滑り落ちる結果となって居る。

ガトウイックにとって、以前に保持して居た様な基盤を再び獲得できないかも知れないと言う「存続の脅威」があるのだが、また好機も存在するーもし、幾つかのエアラインが長い間ずっと今にもすると言って居た決断を、遂にすればの話である。

 

London’s Gatwick Airport facing an existential threat

Premium Analysis

ラテンアメリカのエアライン、不確かな回復の中で保有機群を再編

26-May-2021

チャプター11破産保護法の下の運航各社は、リストラで保有機群を縮小し、幾つかの低コスト各社は好ましい市場条件を利用して、保有機群の拡大を加速させる中で、ラテンアメリカのエアラインの間での保有機群の流動が続いて居る。

アエロメヒコ、アビアンカ、そしてLATAM航空グループは、破産保護法の下、依然として、リストラを続けて居り、彼らはより引き締まった、より効率的な企業となってチャプター11から脱出するため、航空機を淘汰しようとして居る。

 

Latin American airlines shuffle their fleets amid uncertain recovery

Premium Analysis

マレーシア航空のCOVID後の展望:リストラと保有機群の改変

23-May-2021

マレーシア航空は、保有機群と事業戦略の改訂、そして長期の安定を達成するために、最近完成した財務リストラ計画に賭けて居る。

然し、現在の全てのエアライン同様に、短期的な見通しを決める主要な要素は、主要な市場で、どのくらい早く、需要が回復するかである。

同エアラインは、昨年、幾つかのプラスの兆候を見つけたが、これはアジア太平洋地区の多くの地域を襲った、新たなCOVID-19の波に押し流されてしまった。マレーシア航空の、そして他社にとって、難題はパンデミック期間中の需要の変動が予測不能なため、回復計画を支える見通しが、極めて流動的であることだ。これはいかなる回復へのスケジュール予想を大きく変動する標的にしてしまう。

タイミングとしては定かでないままだが、同社の戦略変更とリストラ計画は、パンデミック後の業界を取り巻く環境の下での勝算を改善してくれるだろう。同社の負債は劇的に軽減され、資本は強化されて居る。

一つの重要な動きがマレーシア航空に起こる模様で、遂に、長年に亘る厄介者だった、エアバスA380を処分しようとして居る。同社の保有機計画にはまた、広胴機群の刷新のための航空機発注、同時に発注済の737MAXの納入が含まれて居る。同社の子会社ファイアフライに狭胴ジェット機を投入することは、より広範な市場の開拓のためのもう一つの選択肢を与えるだろう。

 

Malaysia Airlines’ post-COVID outlook: restructuring and fleet changes

Premium Analysis

ライアンエア:損失計上、だがグリーンで顧客に優しく、超低コスト

23-May-2021

 

歴史的に長年にわたって欧州で最高の利益率を誇るエアライン企業であるライアンエアグループは、2021年3月までの年度に同社として史上最悪の年間業績を記録した:10億ユーロの純損失である。

 

これは、2億ユーロの、ヘッジの効果がない場合の費用により更に悪化して居るが、潜在する問題は収入が81%落ちた一方で運航コストは66%しか減らなかったことだ。

にも拘らず、長年にわたる強固な収益性の伝統は、強固な貸借対照表である。超低コスト基盤とともに、汎欧州の路線網と需要の開発、刺激双方を行う素早いアプローチに更に助けられ、これがライアンエアをパンデミック後の回復に向かって好ましい位置に置いて居る。ライアンエアは、2022年度には収支トントンの見通しを立てて居る。

 

ライアンエアは、長年その顧客サービスを改良して居り、パンデミックは、柔軟性、払戻、そして顧客コミュニケーションについては未だ改善の余地のあることを教えて居る。同社の学習能力の更なる証明の中で、ライアンエアは、近年グリーン変革企業になって居て、2030年までに全便の12.5%でSAF(sustainable aviation fuel継続可能な航空燃料)を使用することを目指して居る。

然しながら、ライアンエアの回復の過程で、同社の規模、計画成長率、そして気候変動を軽んずるような過去の発言がグリーン・キャンペイナー(環境保護運動家)の標的になるだろう。

Ryanair: losses, but it's green, customer friendly & ultra low cost

5月24日掲載

欧州のエアライン供給、英国が部分的に開放する中で、引き続き緩慢な上昇を続ける

21-May-2021

英国は、2021年5月17日から、重要でない国際線便の再開への最初の、小さな、一歩を踏み出した。その対象国のグリーンリストは、2019年の英国の全供給の僅か4.9%を占めるに過ぎず、そして相互的な再開の無い国(例えば豪州)、また、地政学的なリスクが需要を急激に萎ませた所(例えば、イスラエル)も含まれて居る。

 

にも関わらず、最も意義あるグリーンリスト市場である、英国とポルトガルの間の供給は、14日間で19倍以上に増えて居る。英国の総供給席数は、2021年5月17日の週には、前週対比1.8倍に増加して居るが、それでも、依然として2019年水準からは83.2%減少して居る。

 

欧州の供給全体では、2019年水準の66.6%減である。この減少率は、4週連続で小さくなって居るが、欧州は依然として他の地区に比べ遥かに遅れをとって居る。

 

これに次いで弱いのが、供給が2019年に対して49.8%減の中東で、一方、アフリカは46.6%減、ラテンアメリカは40.8%減、アジア太平洋が35.1%、そして北米が31.8%減だった。

 

European airline capacity continues slow climb as UK partially reopens

Premium Analysis

空港都市戦略、クアラルンプール空港の民営化を牽引

21-May-2021

株式市場上場のマレーシア空港会社(MAHB)にとって、民間部門から、39あるマレーシアの空港の一つ以上に、何らかの形のコンセッションでアプローチを受けるのは珍しい事では無い。

然し、マレーシアの不動産業を背景に持つビジネスマンから最近あった提案は、一味違ったものである、何故なら空港都市の開発がその中心にあるからだ。MAHBが既にそこに投資を表明して居る事が助けになる。

然し、この提案は、クアラルンプールには、KLIAの空港の周囲に築かれた、彼の投資したいものに代わるものが既に一つあると言う事実に直面する。

これは現実は、思い描くものに比べてずっと劣ったものになるかも知れない事を示唆して居る。

 

Airport city strategy drives privatisation of Kuala Lumpur airport

Premium Analysis

欧州:3大伝統的エアラインの第1四半期の償却、今や、各国政府にかかって居る

20-May-2021

欧州の大手伝統的エアライングループであるIAG、エアフランス-KLM、そしてルフトハンザの全社が、2021年第1四半期の業績を報告した。予期された通り、供給削減がコストよりも収入を減少させることに働き、全て大きな損失を計上した。

主要な短期的な焦点は、依然手元流動性にあり、その点ではIAGが2019年収入に対するパーセンテージで、最大の流動性を持ち、最良の位置にある。にも関わらず、転換社債の発行を行おうとして居り、エアフランス-KLMとルフトハンザも、新たな株式の発行があり得る。

エアフランスーKLMは、2021年第一四半期に、ASKで2019年対比で最も高いパーセンテージを運航し、2021年第2四半期には、2019年ASKの50%を狙う、最も野心的な供給計画を立てて居る。

誰にとっても、2021年の展望は、ワクチン接種計画の進捗と旅行規制の緩和にかかって居る。IAGの業績報告プレゼンテーションの中で、2021年第1四半期の数字以上に、最も重要な部分は、CEOルイス・ガレーゴの、再開を可能とするよう、政府の行動を促す部分である。

 

Europe: big 3 legacy airlines' 1Q written off, now over to governments

AWS:21世紀への旅行&接客産業の予測

20-May-2021

 

予測をするということは、過去のデータとトレンドを検討することにより、事業が将来の不確実性の衝撃に対処するのを助ける意思決定の道具である。全ての産業を通じて、事業はその構成要素を予測する必要があり、それは、この不確実性の時代には特に重要で、難しいものとなる。

旅行&接客産業の行動可能な予測は、特別な価値をもたらす:お客が何人、いつ到着するか、それに従ってどの様にスタッフを配置するか、在庫状況を調整し、業績へのプロモーション/イベントの効果をモデル化し、価格設定/収入管理を最適化し、収入/キャッシュフローの予測を立てる。

高すぎる予測をすると、事業は資源が不充分となる:商品を買い過ぎとなり易く、潜在的に没、無駄となり、また何処か他への投資機会を逸失する。

予測が低すぎると、会社は、顧客の体験、満足水準の知識を減らし、販売機会を逸してしまって居るかも知れない。

予知不能性にも関わらず、正確な予測は旅行&接客企業に致命的に重要である。

AWS旅行&接客という白書は、資源(強力な文化で平仄を合わせた、才能と経験の混合)、手順(予測段階の継続的改善を支える)、そして旅行&接客企業が21世紀に、より良く事業を展開する際の自らの予測を改善するテクノロジー(無用な雑音を排除しながら、純粋なパターンと関係性をデータからつかみ取る事を可能にする)を探求して居る。

特に、これは、AWSの企業戦略担当ウエスリー・ストーリーが説明する通り、予測作業の改善、機械による学習や人工知脳の利用、そして指標、予測の価値を振り返るために役立つものだ。

AWS: 21st Century forecasting for the travel & hospitality industry 

 

集団免疫:交通信号、バブル、或は爆発

20-May-2021

 

ワクチン接種の成功が、エアラインの路線回復を牽引して居るが、旅行と観光産業は、依然としてCOVIDー19パンデミックで厳しい影響を受け続けて居る。

 

エアラインは、いつにも増して「太陽が輝いて居る間に、干し草を作る」必要が有り、ワクチン接種プログラムがより進んで居る国々こそ、勝者となるだろう。 

 

Hitting the herd: traffic lights, bubbles or bust

航空旅客のCOVID感染検査=最後の藁しべになるのか

19-May-2021

諺に言う様に「新しいブラシは、綺麗に掃除する」、そして率直でエアラインの有名人であるウイリー・ウオルシュがIATAの事務総長として将来への考えを表明するまでに長くはかからなかった。

ウオルシュ氏の今週の標的は、値上がり続け、受け入れ難くなって居る、コロウイルスのPCR検査の費用であり、それは今や航空券価格にかなりの重荷を加え、余りにも多くの人々にとって、旅行を明らかに魅力の無いものにして居るのだ。航空旅行は、またも暇を持て余した金持ちのためのものになりつつある。

レジャー旅行は、暗い未来に直面して居り、ビジネス旅行はレジャーの損失を埋め合わせる程に充分に盛り返す様には見えない。

今月のCAPA Live(5月12日)で、インタビューに応えたウオルシュ氏は、各国政府に世界保健機関(WHO)の決まりである、感染検査のための法律を定めて欲しいのだが、その政府は皆、負債と借入れの必要に苦闘して居て、全く話になって居ない;そして航空税の軽減には応じない。(少なくとも、世界最大の空港運営のグループ企業は、懸念して居り、料金を値上げしたいと考えて居る。 

COVID testing of air travellers – could be the last straw

Premium Analysis

CAPA Live.エアリースのハジ:リース主の役割が拡大

19-May-2021

コロナウイルスのパンデミックは、生き残るために、積み上がった債務をなんとかやり繰りする事から、危機に瀕したことで生まれて来たと思われるチャンスを生かして、夢を実現させたいと願う新規起業組に至るまで、世界のエアライン業界にとって、多くの全く新たな現実を創り出して居る。

また、需要が蒸発してしまったことから、各社がエアラインと、短期の救援を創出するために協働しなくてはならなかったため、航空機リース企業の役割の進化も起きて居る。

然し、エアリース・コーポレーションの会長である、スティーブン・ウドゥヴァル-ハジ(通称スティーブ・ハジ)は、リースは明らかにずっと有利な条件で借りられるため、エアラインは、今後、より強くリース会社に頼る事になるだろうと考えて居る。

 

CAPA Live. Air Lease’s Hazy: the role of lessors will grow

Premium Analysis

英国のグリーンリスト、2019年のエアライン供給席のたった5%。欧州の供給停滞

18-May-2021

英国政府が、2021年5月17日より、不要不急でない国際旅行の復活を確認したことは、少なくともイングランドにとっては良いニュースである。

然し、イングランドの「グリーンリスト」(自主隔離/検疫必須から除外される)国と地域は、2019年の英国の供給席数のわずか5%を占めるに過ぎない。更には、グリーンリストの国でも感染検査は、依然として必要で、黄色、赤のリストの国へのレジャー旅行は依然として勧奨されない。

英国は欧州の最大の航空市場であり、最も進んだワクチン接種プログラムを実施して居ることから、その国際旅行を再開することは、他の欧州諸国から注視されて居るだろう。EUの規制を緩和する提案の詳細は、まだ待たれて居るところだ。

一方で、現在の欧州の供給席数(2021年5月10日の週)は、2019年の供給席数より70.6%減少ない。

その次に弱い地区は、2019年対比で49.7%落ちた中東であり、アフリカは48.8%減、ラテンアメリカは42.3%減少、アジア太平洋が35.0%減、そして北米が33.7%の減少(アジア太平洋が北米より下になるのは、2021年2月以来、初めてのことだ)。

UK green list just 5% of 2019 airline seats. Europe capacity stagnant 

Premium Analysis

TAV/ グループADPコンソーシャム、アルマトイ空港の買収を完了

18-May-2021

暫くの間、トルコのTAVエアポーツは、ずっと地元やグルジアのコンセッションを契約した一群の空港より更に東方を見つめて居り、そして特にカザフスタン最大の都市で地域の経済的牽引車であるアルマトイに注目して居る。

現在TAVは、遂に、ロシアの資産管理者を含むコンソーシアムで、完全な所有の下に置く、強力な投資をする計画を持った空港を確保した。

少なくとも表面上、見通しは明るいのだが、現在2つの「未知なる事柄」がある、具体的には:カザフスタンの石油とガス産業が将来持ち得る価値、そしてこの地を通る、中国の「一帯一路」計画が現実のものになるのか否かである。

TAV/Groupe ADP consortium completes acquisition of Almaty Airport

5月16日掲載

トラベルポートNDCリーダーシップ協議会、NDCのサービス必須項目について全業界のコンセンサスを共有

12-May-2021

トラベルポートが主催する、NDC(New Distribution Capability新流通企画 )リーダーシップ協議会(NDC Leadership Council)の、新たな調査によれば、NDCを大規模に達成させるのに最重要な、サービス機能は、払い戻しや顧客管理、そしてエアラインが行う変更などを可能にするものだ。

NDCリーダーシップ協議会は、2019年に、NDCの成功を確実なものにするのに不可欠な、業界全体の協働を促進するため、トラベルポートが創立したものである。そこは、アメリカン航空、カンタス、ユナイテッド航空、アメリカン・エクスプレス・グローバルビジネス・トラベル、アムトラブ、dnataトラベル、そしてUBSなどの企業からの、参加エアライン、旅行会社、そして企業渡航管理会社やプロバイダーといった、地理的にも多様なグループの集まりになって居る。

研究を行うには、NDCリーダーシップ協議会のメンバーは、各自が、18の個別のサービス機能の中から選んで優先順位を付け、ついで、別々に、協議会が「ブロッカー(阻害要因)」と呼ぶ、支援が無いと、進捗を遅らせる可能性のある機能を識別した。結果は、6つのサービス機能が、重要な優先順位を持つと同時に、「ブロッカー」であることが判明し、それ以来、協議会によってNDC投入の成功にとって、不可欠なものと考えられる様になった。それらは:

結果が示すのは、6つの優先的サービス機能に関する、参加旅行会社、エアラインの間の強力なコンセンサスである。然し、「3D-セキュアを使った支払い」、「付加サービス収入追加」そして「座席指定」機能への需要は、エアラインと企業渡航サービスプロバイダーの間でかなり高い。「発注履歴」も、やはり旅行会社の中で高い需要があることが示されて居る。

「我々は既に数年間、NDCを提供して来て居り、NDCによる買い物、販売、そしてサービス提供の過程を絶えず改善するために、投入過程のあらゆる段階で、我々の顧客と関わって来た。」と、トラベルポートの顧客戦略の全世界責任者であるカイル・ムーアは語って居る。「今回の、NDC優先サービスの必要性についての詳細な調査は、これまで我々が取ってきた方向性の正しさを裏付けるものだ。それはまた、主要機能は正しく配備され、我々が現在、状況に応じた機能に集中して居る事を強調して居る。その点については、我々は参加エアラインと彼らのNDCプログラムを可能とする事、同時に我々の顧客である旅行会社がNDCの内容を、彼らの仕事の流れの中に統合する事、の双方に取り組んで居る。」

 

Travelport NDC Leadership Council shares industry-wide consensus on NDC servicing requirements

Premium Analysis

アレージアントエアのビジネスモデル、パンデミック中に輝く

11-May-2021

COVID-19パンデミックの前でさえ、アレージアントエアは、危機に見舞われる前の長い間、株価が3桁で推移して居た事に反映して居る様に、極めて防御しやすいビジネスモデルを持って居た。今や、同社は、当然の様に、自分たちが米国のエアラインで最初に完全回復する可能性があるとの誇りを公言して居り、同社の時価総額はパンデミック前の水準を超えて居る。

米国の景観がパンデミック後に、どの様に進化して居るのかは未だに不明のままである。然し、アレージアントのこの国の幾つかの他のエアラインよりも早く回復する能力、そして全体として未だ小規模な足跡と相まった、そのコスト構造は、他社同様に、米国の需要の変曲点から恩恵を得ようとする同エアラインにとって、引きつづき、触媒になって行くだろう。

Allegiant Air’s business model shines during the pandemic

CAPA Live: カンタスのアラン・ジョイス、「2024年まで2019年水準に戻る」ことは無い

10-May-2021

2021年4月14日、CAPA Liveの講話で、カンタスグループのアラン・ジョイスCEOは、CAPAの名誉会長ピーター・ハービソンと語った。

以下は幾つかの筆記録からの引用である:

-「我々は、最終四半期には80%(供給量)以上になろうと計画して居る。」

-「需要の量は可なり良く保たれて居ると見て居るが、我々は現場に出て、市場を刺激しようとして居る。」

-「国際線は、毎週およそ500万ドルを焼失して居る。」

-「過去数か月で、30近くの企業顧客を獲得して居る。」

-「ジェットスターは、COVIDに突入した時より、ずっと大きくなってCOVIDを抜け出す筈だ。」

-「カンタスグループは、最高のゲームをする時は常に勝利を得て居る。」

-「我々は法人市場、ビジネス市場もまた、世界中のどの市場より影響を受けて居ないと見て居る。」

-「国際線は、2024年まで2019年水準に戻らないと考えて居る。」

-「(国際線)での旅行は、検疫隔離するか、ワクチン接種するかのどちかが必要である。」

-「2020年代の大きな戦略的な動きは我々にとって『日の出(サンライズプロジェクト)』になるだろう。」

 

CAPA Live: Qantas' Alan Joyce. Not "back to 2019 levels until 2024"

ヴェトナム:空港インフラ、50億米ドルの改善策が必要

10-May-2021

ヴェトナム政府は、パンデミック前の急速な旅客数の上昇に続き、向こう5年間の空港インフラへの必要性は、過去5年間の倍になるだろうと見積もって居る。

ヴェトナム空港公団(ACV)は、過去5年間で、旅客および貨物の拡大を支えるために、25兆ヴェトナムドン(10億米ドル)が空港インフラの拡張に投資されて居るが、インフラ・プロジェクトの完成のため、2021年から2025年までに約120兆ヴェトナムドン(52億米ドル)が必要だろうと報告して居る。

ヴェトナムの旅客と貨物の交通量は、2012年から2019年まで、それぞれ平均17%と13%伸びて居る。

然しながら、インフラ・プロジェクトの選択、その地理的条件、そして交通量予測が誇大でないかについて疑問がある。

更に大きな関心は、資金と運用経験は、一体何処から出てくるのかという、根強い疑問である。

Vietnam: airport infrastructure needs USD5billion upgrade

Premium Analysis

米国の空港、政府の優先順位は低い、然しPFCで良いニュース

09-May-2021

バイデン大統領の上院での演説で、彼は極く短く空港について触れたが、それは彼の政府の優先順位の上位にある事を示唆する文脈の中ででは無かった。空港には、今後8年間に、インフラ基金の中から、比較的に小規模な250億ドルが充てられる。

然し、超党派の動きが、資金状況の改善を助け、多分幾つかの新たなインフラの建設まで可能とする、旅客施設(利用)料の値上げを支持して居るのだが、民間分野で、本当に役に立つ人々は「会話の当事者」では無い。

幾つかの空港は、つい最近、インフラ計画の継続、または開始を発表したばかりなのだが、これは、この考え方がまだ生き残って居る事を示唆して居り、そしてその計画の幾つかは、まさに「*P3」契約で民間部門を巻き込んで居る。

*P3=Public Private Partnership官民連携

US airports have low government priority, but better news on PFCs

5月9日掲載

Premium Analysis

都市封鎖のリスク、豪州=NZ間航空旅行バブルへの需要をくじく

08-May-2021

豪州とニュージーランド間の旅行バブルを創出する事は、エアニュージーランドとカンタスそして広く航空業界にとっての重要な道程を示して居る。然し、また、実施の早い段階で後退して居る事は、エアラインが直面して居る、需要を再構築する上での課題も描き出して居る。

2021年4月19日に始ったこのバブルは、COVID-19パンデミックの勃発以来、アジア太平洋地区で初めて開かれる双方向の検疫隔離免除の国際旅行回廊である。これは既に、エアニュージーランドとカンタスグループがこの市場に飛ばす、多くの航空便を復活させて居り、一年以上振りの確固たる国際旅客収入の流れを提供して居る。

予想通り、最初の旅客ラッシュがあり、主として家族との再開を待ち焦がれて居た人々か、その他の緊急の旅行の必要のあった人々だった。

然し、その後、新たなCOVID-19感染が起こった場合、このバブルは急遽中断されるとの見通しから、自由な旅行は水をかけられた状態で、需要は収束して居る。政府は、中断のリスクは明確にして居り、豪州の数か所での都市封鎖による、いくつかのバブル中断がこのメッセージを補強する結果となった。シドニーとパースでの2つの新たな感染でニュージーランドはこれらの都市を当面の間、バブルから除外する事とした。 

Lockdown risk dampens demand for AU-NZ air travel bubble

Premium Analysis

台湾、遂に主要空港を拡張;域内の脅威に立ち向かう

06-May-2021

大きな流れの中では、中華民国、台湾は西側諸国では殆ど顧みられることがない。台湾は、南シナ海に佇み、静かに自らの仕事に専念して居り、この地域外の殆どの人々は地図の上で位置を示すのも容易でない。

然し、最近のニュースによると北京が政治的な圧力を強めて居る。台湾は実際には、COVID-19感染を概ね水際に止めることに成功し、世界から集める関心に恩恵を受ける立場にあるが、ついに、その主要空港に大きな、新しいターミナルを建設する契約に署名する。

Taiwan finally extends its main airport; faces down regional threats

Premium Analysis
欧州:旅行制限の緩和と感染検査のコストが航空業界回復の鍵

06-May-2021

欧州の殆ど、特にEUと英国は、国際旅行の制限を緩める準備をして居る。どの国がグリーンリストに載るか、詳細はまだこれから明らかにされ、ひとだび発表されれば、そのうちにまた変更されるだろうが、これは歓迎すべきことだ。

夏のピーク月間に登録されたスケジュールは、確信的楽観論を示して居る。CAPAのの座席仕様データと組み合わせたOAGデータは、2021年第3四半期の欧州の供給を2019年水準の78%(即ち、たった22%の減少)と予測して居る。これは、現時点(2021年5月3日の週)の欧州の供給が2019年対比71.9%減であるのとは対照的である。

欧州はこの指標では、更に他の地区に遅れをとって居る:次に弱い地区は、2019年対比で51.1%減のアフリカ、49.7%減の中東、43.8%減のラテンアメリカ、36.2%減の北米、そして31.3%減のアジア太平洋である。

ワクチン接種率が不均等であること、また疫学的に、2019年水準対比78%は余りに楽観的ではあるが、旅行制限の緩和は、航空業界回復の致命的に重要なステップである。この回復はまた、感染検査が旅行者にとって非常に高いコストとなれば、失速する可能性がある。

にも拘らず、第3四半期は、欧州の現在の供給に大きな改善を示す筈である。

Europe: lower travel barriers & testing costs key to aviation recovery

Premium Analysis
サウスウエスト航空のパンデミック対策:日和見主義と現実主義の混合

05-May-2021

サウスウエスト航空は、COVID-19危機からの強固なリバウンドをするのに、最適な位置に居る運航会社の一つだと言う事に異論は少ない。その貸借対照表の強靭さは、比類が無く、同社は、コロナウイルスのパンデミックの間に積み上がった負債を返済するのに、依然として好位置に居る。

サウスウエストは、間違いなく、米国のレジャー需要の変曲点に力づけられ、危機の最悪の地点は過ぎたと考えて居る。然し、同社は、米国の秋季期間の視界が依然不透明であるため、より現実的と思われる回復の見通しを採って居る。

然し、同エアラインの、明らかに慎重なアプローチは、サウスウエストがパンデミックの期間中、ずっと月桂冠の上に胡坐をかいて居た事を意味する訳ではない。同社は現在、17の新たな市場を追加しようとする最中であり、次の15年間への保有機の発注書を確定させて居り、同エアラインの2021年第1四半期の輸送旅客数が依然として38%近い下落だったのに対して、そのどちらも決して小さな実績では無い。

Southwest Airlines pandemic play: a mix of opportunism and realism

Premium Analysis

日本の空港民営化:次は新潟空港

05-May-2021

選ばれた一握りの国々と同様に、日本は、空港民営化の松明を運び続けて居る。この国は、既に、いく種類もの大規模な、そして小規模な空港を、あるものは個別に、あるものはグループに対しコンセッションを実現し、そして嘗ては、民営化を一緒くたにして避けて来た政府も、この分野では実に好調である。

米国のカウンティに匹敵する、地方自治体は、彼らの空港の民営化の認可を求めて列をなして居り、米国の民営化計画の創始者(また改訂者)たちを羨望の眼差しにさせるに違い無い。

次に控えるのは、もし政府が合意すれば、新潟であり、年間僅か100万人強の旅客を扱い、LCCの供給も少なく、観光客にとっても比較的に魅力的な潜在力の無い空港が市場に参入するのだが、これはこれまでの過程の厳密な吟味をする事となるだろう。 

Japan airport privatisation: Niigata Airport next

 

旅行の回復ースカイスキャナー、世界のトレンド報告を発表

04-May-2021

世界の旅行市場、スカイスキャナーは、最近、2021年に現れる、新たな旅行のトレンドについての詳細なレポートを発表した。「スカイスキャナーの地平線ー戻って来る旅行」と名づけられたこのレポートは、旅行者たちが、休暇の最盛期を前に、如何に新たな常態への計画を立てて居るかに光を当てるため、3年間の検索と予約のデータを分析したものだ。

CAPAのディジタルツーリズム シンクタンクとスカイスキャナー航空担当副社長のヒュー・エイトキンという業界のリーダーが、このトレンドについて独占解説をして居る。進化する旅行の嗜好性とトレンドの背後に見出された幾つかの経緯を理解するために、全世界の5,000人の消費者に対する意向調査も実施して居る。

l  スカイスキャナーの地平線レポートは、旅行者の行動の変化を見つめ、この分野に現れようとするトレンドを検証する。

l  洞察は、旅行が如何に変わって戻って来るかを測るため、2019年データとの対比を基本として居る。 

The Return of Travel – Skyscanner publishes global trends report


CAPAがライブに帰って来る=対面で!「CAPA航空サミット」2021年9月8/9日於シドニー

03-May-2021

CAPAは、待望のライブ・対面の・イベントを、2021年9月8日~9日シドニーに於いて「CAPAの豪州太平洋航空サミット」を開催し、復活させる予定だ。

さあ、その日程を確保して欲しい。

世界は、COVIDパンデミックによって、停滞して居るが、CAPAは毎月第2水曜日のCAPA Liveのイベントによってオンラインで、燃える炎を守って来た。

然し、私たちは、今や、何ヶ月もの強いられた空白の後、2021年9月8日~9日に対面での最初の催しで戻って来る計画であることを喜んでお知らせする。そして、大きな祝祭が、再びライブで対面で戻って来ることを確認して欲しい。

CAPA returns Live - in person! 8/9-Sep-2021, Sydney 

Premium Analysis

JAL、もう一社追加で傘下LCCの成長戦略を強化

03-May-2021

春秋航空日本の支配的株式を買収すると言う、日本航空の計画は、この日本の大手エアラインがLCCに対して関心を集中させようとするのを更に証明し、そして、特にひとつのLCCにとって、この国を支配する2つのエアライングループの外で生き残ることが、如何に困難なことかも示して居る。

春秋航空日本は、この国内市場に於いては、小さな存在である一方で、JALグループのLCC品揃えを強化し、ライバルANAホールディングズのそれに少しでも近づくべく占有率を引き上げる事になる。

更に重要なのは、春秋日本は、同時にJALグループが中国のレジャー市場へのアクセスを改善できる潜在能力を持って居ることだ。然し、春秋日本がJALの現有のLCC共同事業であるジェットスタージャパンとどの様に足並みを揃えるか、そして、春秋日本は現行の中国の株主である春秋航空の路線網と所有の関係など、提案された買収の詳細の多くは、未だに明かにされて居ない。 

JAL to boost its LCC growth strategy by adding another airline

5月2日掲載

CAPA Live: 英国航空CEOショーン・ドイル=「我々は最後までやり遂げる」

30-Apr-2021

 

2021年4月14日のCAPA Liveにて、英国航空のCEOショーン・ドイルが、CAPAのピーター・ハービソンと語った。

ドイル氏の議論の筆記録抜粋から重要項目は以下の通り:

- 英国航空は「規模の適正化を図って居る。」

- 継続可能性、燃費効率の高い保有機群と2050年までにネットゼロ達成

- ワクチン接種の浸透は、英国=米国間市場を、そして「Zoom商談の疲労」から解き放つのを助ける

- 「A321neo狭胴機の商機」の潜在力

- アジア路線網の再開のためにカタール航空との提携の重要性

- 英国のサービス事業分野に肩を並べる、中国市場の重要性

- ロンドンシティ空港の大きな潜在能力

- 旅行の再開に向けて、安価な感染検査、ワクチン接種の枠組みを創り出す

- APD(Air Passenger Duty英国航空旅客税)は英国の業界を競争力を削ぐ

- 英国航空の核となる空港での行程に、統合されたAPI(Application Programming Interface)を導入する事に集中

- 継続可能性:「IAGは世界で初めて2050年までにネットゼロを達成すると公約したエアライングループ」

 

CAPA Live: BA CEO Sean Doyle - "we'll come out the other end”

Premium Analysis

アムトラックの拡大:恐れられた米国の航空旅行への脅威ではない

30-Apr-2021

 

大統領選の討論では、航空業界の事は殆ど取り上げられなかったが、ジョー・バイデンは、確かに、米国の鉄道分野への、彼のグリーン・ニューディール信任状を提示した。

大統領の、最近発表されたインフラ計画が、これらの信任状に、ある種の肉付けがなされ、今や、公営鉄道運行会社であるアムトラックが、2035年までに大きく拡大される鉄道路線網への展望を提示して居る。バイデン氏はこの動きを加速するため、現存する米国運輸省の連邦補助金と融資計画を利用し、融資の手続きを改善し簡素化する予定だ。空港に対しては何も無い。

一見すると、これは航空ビジネスにとっては、もう一つのボディブローの様だが、逆に、もし窮地を脱することが出来れば、これは自分の家を整理し、贅肉を削ぎ、筋力を上げ、コーナーから出て強烈で素早いパンチを繰り出すために必要な拍車になるかも知れない。

Amtrak’s expansion: not the threat to US air travel that was feared

Premium Analysis

英国の域内エアライン:再生フライビー、様変わりした景観を見出すだろう

29-Apr-2021

 

最近の2つの展開が、英国の域内エアライン(チャネル諸島を含む)にスポットライトを当てて居る。それは、ブルーアイランドとオーリニー・エアサービスの間の、主としてコードシェアの契約と、フライビーがこの夏、再出発すると発表したことだ。

CAPA保有機群データベースに依ると、英国の域内エアラインは、2021年4月27日現在、総計774機の12%に過ぎない、107機の旅客機を保有して居る。域内エアラインの、英国での保有機供給席数の占有率は、更に低く、僅か4%である。

にも拘らず、域内運航各社は就役中の保有機数の占有率(65%)では、その他のエアライン(47%)より高く、最初の都市封鎖では、その活動低減をより小さくとどめて居る。

英国の域内エアラインが国内路線に的を絞っていることが、パンデミックが始まると同時に、フライビーの倒産が助けたように、危機にあっても彼らを助けて居る。

フライビーは、全て以前のフライビー路線に参入した、ブルーアイランドとローガンエア、そしてイースタン航空とオーリニー・エアサービスの間にコードシェアも始まって居り、すっかり様変わりした域内エアラインの景観を見出すことになるだろうが、その計画は、この分野の力強い勢いを思い知らせてくれる。

UK regional airlines: reborn Flybe will find a changed landscape

Premium Analysis

欧州のエアライン、2021年に世界最悪の損失幅に苦しむ

29-Apr-2021

 

2021年4月のIATAのエアライン経済業績予測に依れば、欧州のエアラインは、今年、世界の全地区で最大の損失幅に苦しむことになるだろう。これは、その国際線市場への高い依存度によるもので、また欧州に浸透する高い水準の国際旅行への制限の所為である。

ここ数か月の間、欧州は危機前の最後の年である、2019年に比べ、最低水準の供給に悩まされて来た。2021年4月26日の週には、欧州の供給席数は、2019年の同じ週に対し、72.5%下落して居る。次に弱い地区は2019年対比で53.7%落ちたアフリカである;2019年に比べて、中東は、52.2%減、ラテンアメリカは45.0%減少、北米が38.3%減そしてアジア太平洋が30.6%減である。

ACI欧州のデータによると、旅客数は供給席数より更に低い。2020年の10~12pptから2021年には5~8pptと小さくなって居るが、これは供給がこれほど低いのに大した慰めにはならない。

IATAは、今年、欧州のRPKは、2019年対比で66.3%減となるだろう、2021年下半期に50%へと回復することもないだろうと予測して居る。業界団体も今年の欧州のエアラインはEBITマージン(売上高営業利益率)が世界平均の2倍も悪い▲19%と予測して居る。

European airlines to suffer world heaviest loss margin in 2021

Premium Analysis

英国、炭素排出目標に航空業界を加える

27-Apr-2021

 

2021年4月20日、英国政府は、二酸化炭素の排出目標に国際線航空業界を加える、最初の主要国になると述べた。これは、英国に排出目標について忠告する、気候変動委員会(CCC)の勧奨に従ったものだ。

2019年、英国はより広い経済界のCO2排出ネットゼロの2050年目標を公約した最初の主要な先進国となったが、それは航空業界を含んで居なかった。英国の航空業界(そして、欧州の殆どの航空業界)は、既に2050年までにネットゼロを目標として居るのだが、これは今や、政府の公約によって正式になる様だ。

これに加えて、航空業界の需要の伸びを抑制する必要性の様な、その他のCCC勧奨に対する注目も増加させて居る。勧められる対策としては、税金、課徴金、そしてカーボンプライシング、英国の空港でのネット増が無い事を確実にするなどがあり、その全てが、とても業界は歓迎しそうにない。

更には、英国の対応はEUを、そしてその他の国際的な提携相手たちが後を追うことを促すかも知れない。

 

UK to include aviation in carbon emissions targets

Premium Analysis
米国のエアライン、国内需要の変換点を歓迎する

27-Apr-2021

 

殆どの米国エアラインのアカウントにとっては、予約カーブが広がり、この国の夏季繁忙期の実収単価も上々の模様で、2020年から2021年への過去半年間、話題を独占して来た鬱積需要は、遂に、解き放たれたかの様である。

勿論、これは、全て国内と近距離国際線市場でのレジャー需要が牽引するものである。

現時点で、誰しも考える事は、大規模な国境の開放はいつになるのか;だが米国の運航各社は、国内線で起こっている同じ需要のシナリオが、長距離旅行にも有効だと考えて居る。

それでも、欧州が米国のワクチン接種済の旅行者が、今夏同地区を訪れるのを認めようと示唆して居るのに、この夏季繁忙期の欧州への旅行の扉は、急速に縮小して居る。

企業からの渡航需要さえも緩和し始めて居り、いくつかの運航会社は、米国のビジネス旅行の50%回復は今年末前に起こり得ると考えて居る。然し、より長期間で見ると、企業の業務渡航が回復するのか否かは、依然、定かではないだろう。

 

US airlines welcome inflection point in domestic demand

欧州のエアライン供給、2020年4月以来最低に再び滑り落ちる

27-Apr-2021

 

2019年水準に対する比率で現わして、欧州のエアライン供給席数は、2020年4月以来、最低水準に再び滑り落ちようとして居る。

2021年4月19日の週に、欧州の供給席数は2019年の同週対比で、73.6%も低く、とても慎ましい回復を見せる前の、2021年2月と3月の殆どを占めた▲75%の領域にそう遠くない。

もう6か月以上も、欧州は、この指標では、他の地区に比べ遥かに低い状態である。アフリカの供給は2019年対比で54.5%落ち、中東は52.3%、ラテンアメリカは48.3%、北米は38.0%そしてアジア太平洋は31.0%減少して居る。

CAPA保有機データベースのデータは、欧州はまた、就航中の航空機の占有率でも世界の他の国々に後れを取って居る。2021年4月19日現在、世界平均では72%なのに対し、欧州運航会社のジェット旅客機で就航中なのは61%である。

欧州のLCC各社と伝統的エアラインは、現在、似たような就航率であるが、LCCは、危機の間を通じて、この率をより多様に変えて居る。欧州の主要LCCは、より良好な流動性とより低いコストを持ち、概して、需要の変動により順応出来て居る。

 

Europe's airline capacity slides back towards lowest since Apr-2020

スウェダヴィア、CO2排出ネットゼロ達成の最初の空港グループ

27-Apr-2021

 

空港というものは、常にエコ戦士たちにとっては、公認された標的であり、COVID-19パンデミック以前には、一般大衆は、空港に関して環境保護に良く、快楽主義に反対するよう、自分自身にとっての必要性と欲求を評価し直そうとする兆を見せて居た。

現在は、事業が再び始まろうとするに当たって、空港が少なくとも自からの役割を沈思黙考し、再評価をしようする中で、顧客にとって衛生的な通り道を確保すると同時に、まだ無くなっては居ない持続可能な形で需要を満たすという、新たなビジネスを奨励する難問に直面して居る。(丁度、細い綱の上で、PPEマスクの目隠しをつけ、片手に免税品の酒瓶を、もう一方の手に航空用バイオ燃料を1ガロンぶら下げ、片足でバランスをとろうとして居るのに似て居る。)

大手空港運営企業の一つ、スウェダヴィアは優先順位付の決断をして居る。殆ど旅客が居ないのだけれど、世界に向かって完全なカーボンニュートラルを達成したのみならず、それを求められた期限の30年も前に達成した事を喜んで居る。

Swedavia is the first airport group to achieve net zero CO2 emissions

Premium Analysis

ブラジルの基幹空港の民営化法則、ラテンアメリカに広がる

26-Apr-2021

 

2011年以来、ほぼ全ての民間定期便空港を、幾つかの州では、個別の手順で補足する、一連のコンセッションにより、競売に掛ける試みが進んで居る、ブラジルに、人々の注目が集まって居る。ブラジルは、ラテンアメリカで、これを行う3番目の主要国である。

今や、ブラジルと、1998年と言う遥か以前にその空港をコンセッションとしたアルゼンチンの間に挟まれたウルグアイが、遅れ馳せながら小規模な、そのうち幾つかは崩壊寸前の、定期便もない地域空港の、コンセッショネアを見つけようとして居る。

コンセッショネアを見つけ、それが実現するかどうか、良い見込みは多くは無い様で、そのうちモンテヴィデオとプンタデルエステの2か所は、既に消えて居る。

然し、少なくともウルグアイのインフラに投資する事は、水面下では多くの潜在的な恩恵が見出だせる。

 

Brazil's anchor airport privatisation theory spreads in LatAm 

4月5日
航空機小型化で物流配送に遅延

DL、人員不足で一部運休も など

4月4日
ワクチンパスポート
SKY上場へ など

各国航空会社のコロナ禍への対応