CAPA分析:NEW HEADLINES  8月ー2020年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のトピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。  

8月2日掲載

Premium Analysis

CAPAエアライン収益見通し、史上最悪。エアライン各社、回復に用心せよ!

31-Jul-2020

2020年7月アップデート版のCAPA世界エアライン業界エアライン営業利益率モデルは、これはCOVID-19危機以来初の版であるが、2020年について前例の無いスケールのマイナス利益率を予測して居る。これが予想して居るのは、2021年には損失はより小さくなるが、ジェット時代になって以来、既に充分低い狙いだが、どの時代よりも低い営業利益率になると言うものだ。

このモデルの、世界のGDP伸び率、原油価格、輸送旅客数伸び率、そして保有機群の伸び率など、全ての主要な要素の視界は、極めて限られて居る。モデルの核心は供給の稼働率で、これがエアラインの収益性の要になる事は変わらない。

搭乗率、稼働航空機の占有率、日々の稼働時間、全てがエアラインの利益率に結びついて居る。3つの指標が一緒になって供給の稼働率全体の数値を創り出すのだが、その方がずっと利益率には近い関係を持って居る。

これが、そしてその3つの構成要素が崩壊してしまい、来年に向かって正常な水準以下に留まりそうである。燃油価格もまた役割を演じるが、2020年のその下落と、2021年に起こりそうな上昇は、供給の稼働率に比べて、エアラインの利益率にはより小さな問題にしかならないだろう。

現在の所、エアラインの生き残りは、危機の中でも高い位置にあるが、供給とコストが増大するに連れ、より大きな障害になって来るかも知れない。

 

CAPA airline profit outlook worst ever. Airlines, beware the recovery!

Premium Analysis

アンカレッジ空港、「航空貨物で傑出」を取り戻す

31-Jul-2020

「風が吹けば桶屋が儲かる」COVID-19は、深刻な悪い風を齎して居るが、航空業界で数少ない恩恵を受けて居る分野が、主演は航空貨物である。

アラスカのテッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(ANC)は、その範疇のひとつである。COVID-19パンデミックはその「航空貨物で傑出」を再び強化した。

この空港は、2020年第2四半期に貨物の物量が、対前年で14.5%増加し90万トンとなり、2020年上半期には7.38%増加して150万トン以上となった。広胴機の貨物専用機による輸送量が、2020年4月の初め以来、週間平均で26.7%増加し、2020年としては現在までに9%近く増加した。

アンカレッジ空港の管理者、ジム・スチェズニアックは述べて居る:「ANCは航空貨物世界の中心であり、航空貨物機の需要拡大を掴み取るための、完璧な位置にある。」

 

Anchorage Airport regains its ‘prominence in air cargo’

Premium Analysis
サウスウエスト航空の見通し暗いまま、COVID-19の勢いが止まらず

30-Jul-2020

COVID-19パンデミックに対する備えに於いて、その強力で増え続ける流動性を持つ事から、サウスウエストに勝るエアラインは少ない。同社は、米国の夏季旅行シーズンに向かって、良い位置につけて居り、需要は、依然強く圧迫されて居るものの、どん底からは浮かび上がろうとして居る。

然し、米国の感染者数が跳ねあがった事が、エアラインが手応えを得て居た、小さな需要の動きを失速させてしまい、現在サウスウエストは高い水準の不確実性に備えて居る。この極端な浮動性はサウスウエストに、幾つかの同業他社よりも高い水準になろうとして居た、供給を縮小させる結果となって居る。

サウスウエストは未だに2020年末までに、キャッシュの燃焼率を収支均衡に持って行こうと試みて居るが、同時に、需要の石灰化が起こり2021年第1四半期まで、その目標は達成できない可能性がある事も認識して居る。

Southwest Airlines’ outlook remains dim as COVID-19 rages on

Premium Analysis
スピリット航空:需要の上昇の兆しは短命に終わった

30-Jul-2020

あらゆるエアラインのビジネスモデルが、現在、これまで見たことも無いCOVID-19危機によって齎された水準の脆弱性を経験して居る。

米国の超低コスト運航会社であるスピリット航空は、需要の傾向は力強く底辺から上り始めて居て、2020年5月と6月、エアラインの搭乗率は2020年4月に比べて明らかに改善して居るという、ある水準の楽観を抱いて、2020年第2四半期に踏み出した。

然し、現在、需要は米国のCOVID-19感染者数が上昇し、スピリットは他社には無い問題に直面して居る、それは同社の路線網の可なりの部分が、およそ442,000人の感染者と言う現時点のホットスポットの一つであるフロリダに発着するためだ。

スピリットは、現在はある程度供給を抑え、機材の受領を遅らせ、自社のキャッシュの焼失を望ましい水準にしようと努めて居る。然し、現在の需要パターンと一体いつになったら安定化が始まるかについての定まらない事が、スピリットに対する逆風を生み出して居り、そして殆どの米国の同業社たちは2020年末までに、キャッシュの焼失を均衡点に持って行こうと試みて居る。

 

Spirit Airlines: uptick in demand was short lived

 

英国がスペイン旅行に制限、欧州の航空回復への惧れを惹起

28-Jul-2020

英国がスペインへの旅行制限を再導入したことは、制限が欧州のどこにも戻って来るかも知れないと言う惧れを呼んで居る。

一方で、ライアンエアの最近の四半期の業績は、2つの大きな食い違いを明らかにして居る:即ち、エアラインの登録したスケジュールとその発表する供給方針;そして供給と需要の回復の速さである。

登録されたスケジュールに基づくと、2020年7月27日の週には、欧州の総供給は1,460万席で、2020年3月以来最大となって居る。対前年の減少率60.3%は、3月中旬以来最小の値である。

3地区が欧州より大きな減少となって居り、一方で2地区はより速やかに跳ね返って居る。ラテンアメリカは74.5%で最大の減少となり、次いでアフリカの71.5%減、そして中東の68.6%下落。供給席数は、北米で56.1%減、アジア太平洋で42.0%減(依然として2019年水準の50%以上を維持する唯一の地区)である。

登録されたスケジュールから得られる供給席数は、欧州の2020年8月で、2019年水準の51%、そして2020年9月には73%である。英国=スペイン間の旅行制限の前でさえ、その他のより広く広がった制限は別としても、これらの供給席数は有り得べき供給計画の先を行き、そして有り得べき需要を遥かに超えて居る。

 

UK hurdles to Spain travel raise fears for European aviation recovery

COVID-19:ユナイテッド航空、需要パターンについての考えを示す

28-Jul-2020

米国内でのCOVID-19パンデミックの進展を通して、ユナイテッドは、危機が同社の事業展開に如何に影響を与えるか、正直な評価を示して居り、しばしば最悪のシナリオをモデルとして居る。

同社は、概して、市場に供給を足し戻す事には、他の米国大手エアライン同業者に比べて慎重で、過去数週間、米国の感染者数の急速な増加が起こった際には、ユナイテッド、アメリカン、そしてデルタは全て、2020年8月の供給増加計画の幾らかを抑える事を余儀なくされた。ユナイテッドは、業務渡航需要が

厳しく圧迫されたままであるため、その供給の殆どを、レジャー及び友人親族訪問(VFR)市場に移行して居る。

ユナイテッドはまた、需要の減少は50%に達し、その時期を決める事が極めて難しいが、ワクチンが幅広く流通するまで、高原状態が続くだろうと言う結論に至って居る。

COVID 19: United Airlines offers insight on demand patterns

Premium Analysis
ブルガリアのソフィア空港コンセッション締結=6億ユーロの投資

26-Jul-2020

新規の商談は、現在稀だとは言え、幾つかの空港関連の取引は続けられて居る。

その一つが、ブルガリアの首都に位置するソフィア空港の運営、改善を35年間に亘って行うコンセッションだ。ブルガリアの運輸省はルクセンブルグ/ドイツのソフィア空港コンソーシャムとコンセッション契約を締結した。

この取引の過程は極めて長きにわたる物だった;空港は最初10年も前にコンセッションを考えて居たが、そして以前の試みが為されたのだが、暫定政権によりキャンセルされた。更には、パンデミックによる休眠とは別に、最高条件の入札者に落札して居ない様だという入札敗者からのアピールが起こって、コンセッションには更に複雑な事情があった。

Sofia Airport concession signed – EUR600 million investment

 Premium Analysis  

注目した記事8.3

JAL、新中期計画を20年度末までに策定へ 4-6月期は最終赤字937億円

https://www.aviationwire.jp/archives/208147

 

Aviationwire2020.8.3. 全文を読むためには会員登録が必要です。)

注目した記事7.31

世界の航空需要の回復、24年に遅れ IATA予測を1年先送り(日経7.29)

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62024070Z20C20A7000000/

 

お盆の航空各社予約率はほぼ半分。

お盆の国内線予約数、昨年の半分以下 新型コロナで伸び鈍化

(AVIATIONWIRE7.31) https://www.aviationwire.jp/archives/207800

注目した記事7.26

中国の運航は約8割、旅客数は7割近くまで回復とのこと。

7/26 AFP 中国民間航空の運航、コロナ前の約8割まで回復

https://www.afpbb.com/articles/-/3295591

 

 

注目した記事7.25

エミレーツ航空、新サービスで乗客の新型コロナ医療費を負担(AFP7.24)

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3295482

COVID-19関連 JAMRレポート

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