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CAPA分析 : NEW HEADLINES  9月-2016年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のトピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。 

 

 英文本文の翻訳を航空、旅行業界の豊富な経験と知識で承ります。 

  

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 CAPA北アジアのLCCサミット:関西空港の主催で、2017613日、14

23-Sep-2016 

大阪発2016922日ーCAPA航空センターより、201761314日、恒例のCAPA北アジアのLCCサミットは、大阪が主催する事を謹んでお知らせしたい。

サミットは、この地域のLCCの最大の集積地の一つである関西空港の主催で、アジア中のCEOを惹き寄せる事になるだろう。 

「関西地方の玄関口である関西国際空港は、CAPA北アジアのLCCサミットの開催を歓迎します。私どもは、関西地方の魅力を世界に紹介する好機となるサミットを、関西空港が主催出来る事を大きな名誉に感じます。」関西エアポート株式会社の代表取締役社長山谷佳之氏は語って居る。

CAPA LCCs in North Asia Summit: Osaka, 13/14-Jun-2017 to be hosted by Kansai Airports

FOR CAPA MEMBERS

 

 

北東アジアのエアライン、インドへの乗り継ぎを模索=東南アジア、中国での競合を避けて多角化のため

 

21-Sep-2016 

 

航空界は、未だに太平洋横断路線の拡大物語に於けるインドの役割を決めかねて居る。地理的には、北米からインドへの乗り継ぎは、欧州経由、湾岸経由、そして、より大人しいが北東アジア経由で可能だ。理論的には、北東アジアのエアラインが、北米西海岸とインドを結ぶ上で有利な立場にある。彼らが直面して居るのは、丸い穴に四角い杭を如何に嵌め込むかと言う問題だ。 

  

北東アジアのエアラインの存在感は北米で大きいが、インドでは小さい、一方、東南アジアのエアラインは、北米では小さいが、インドでは大きな存在感を持って居るのだ。キャセイパシフィックが、そしてより小さい規模でANAが、比較的、戦略的に好立地である。拡大する、中国とインドの結びつきにより、中国のエアラインがこの市場で、より大きな役割を担う結果になるかも知れない。異なる地域で乗り継ぎが出来ると言う事は、そこに企業提携、共同事業間の競争が生まれることを意味する。そして、インドの市場が成長し続ける中で、この圧力は強まって行く可能性がある。 

 

Northeast Asian airlines seek India connections to diversify away from SE Asia, China competition

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 マリンドエア 第3:インターライン提携が拡大の新局面を牽引=ライオングループのマレーシア共同事業で

 

19-Sep-2016 

 

マレーシアのマリンドエアは、事業の拡大を加速させるのを助けるべく、ライオングループの内外双方での提携関係構築に専念して居る。マリンドは今や、クアラルンプール国際空港 (KLIA) の利用旅客数の8%を占め、送客を求めて居る外国エアラインにとって、より魅力的になる様、間も無くKLIA30以上の目的地と結ぶ予定だ。  

 

マリンドは、過去4ヶ月間に、トルコ航空、カタール航空、そしてエティハド航空とのインターライン提携を開始して居る。また、現在、オマーンエアとのインターライン協定を開始する準備中で、2016年末までに、7社とのインターラインを整備する事を目指して居る。  

 

マリンドはまた、ライオングループ内の他のエアラインと、より緊密に協働しようとして居る。同社は最近、タイライオンエアを使って、バンコク以遠の乗り継ぎを販売し始めた。そして、間も無く、バティックエアを使ったジャカルタ以遠への乗り継ぎを売り始める計画である。

 

Malindo Air Part 3: interline partnerships drive new phase of growth for Lion Group’s Malaysian JV

 

 

インタージェットの国際線旅客、急上昇=メヒカーナとライバル社に対抗して、国境越え路線に注力

 

19-Sep-2016

 

 

メキシコの低コストエアラインである、インタージェットの国際線旅客数が、2016年の最初の7ヶ月で、この期間に10以上の新規国際路線開設や、インタージェットの国際線拡大の大部分を成す、米国の国境越え路線を反映して、50%以上の伸びを見せ、急激に上昇して居る。 

  

インタージェットは、新たに締結された、両国間の特定路線を飛ぶエアラインの数の制限を撤廃する、米国=メキシコ間の二国間協定が齎した商機を、掴み取る上で、上手な位置取りをしようとして居る事には疑う余地が無い。インタージェットのライバルであるボラリスも矢張り、2016年、米国との国境越え路線の旅客数を増やして居るが、同社は、インタージェットとは異なる路線構成をして居る。全体的に、インタージェットは、両社が異なる種類の商品を旅客に提供して居る事から、ボラリスに比べ、国境越え路線の幾つかでは、より高度なレベルでの競争を前提として居る。

  

過去23年の間、インタージェットとボラリスは、メキシコの第2のエアラインの座を巡る熱烈な競争では、実施的に同じ位置に居た。ところが、2016年の最初の7ヶ月間でボラリスは、22%の国内線旅客の拡大を記録して居る、一方でインタージェットの旅客数は、僅かに減り、ボラリスが第2位の座を完全に支配する結果になって居る。 

 

Interjet’s international passengers soar with new US transborder push against Mexican and rivals

 

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マリンドエア 第2部:急速な国際線拡大=2016年下期に少なくとも新たに8地点

17-Sep-2016

 

マレーシアのマリンド・エアは先月、3つの目的地を追加し、自社の国際線ネットワークを13カ国の25都市に広げた。2016年第4四半期には、ブリスベーン、チェンマイ、プーケット、そして中国で2地点までなど、少なくとも5つの新規目的地を開設する模様だ。

 

マリンドは国際線路線網を持ち、アジア太平洋地区の中で、第6の自由を巡る競争社として台頭し始めた、唯一の、インドネシアのライオングループのエアラインである。マリンドの急速な国際線拡大は何処か危険が伴うが、ライオングループが国内の路線以外に、より大きな役割を追求する中で、戦略的であり、また欠くことの出来ない事なのだ。

 

これは、マリンドの分析レポートシリーズの第2部である。第1部ではマリンドの保有機計画を分析した。第2部では、マリンドの路線網拡大を、最終回はエアラインの提携戦略及び全体的な展望を検証する。

 

Malindo Air Part 2: rapid international expansion with at least eight new destinations in 2H2016

FOR CAPA MEMBERS

 

マリンドエア 第1部:ライオングループ・マレーシア共同事業、保有機群拡大を加速=インドネシアの成長が鈍化する中で

 

16-Sep-2016


マリンドエアはこのライオングループのマレーシアでの共同事業がフルサービスのネットワークモデルを大切にする中で、急速な拡大を追求して居る。マリンドは2016年には13から14機の航空機を追加する計画を立てて居て、アジアで最速の成長を遂げるエアラインの一つであり、一方、マレーシア航空にとってもう一つの頭痛の種でもある。

 

マリンドは過去4ヶ月間に7機の航空機を追加し、稼働中の保有機を34機とした。マリンドは今やもう2機を就航させる準備をして居り、2016年末までに、もう5機から6機を追加する予定である。

これは、マリンドのレポート、シリーズのの第1部である。今回は保有機拡大計画に焦点を当てる。続く分析レポートでは、マリンドの路線網拡大、提携戦略と全体的展望を検証する。

 

 

Malindo Air Part 1: Lion Group Malaysian JV accelerates fleet expansion as Indonesia growth slows

中華航空、台北-ロンドン線を復活=ロンドンに飛ぶ最後のアジアの主要フラッグキャリアーとなる

15-Sep-2016

 

中華航空は、2016年末までに、A350を使って台北=ロンドン線を復活させることを計画して居る。素早い興味の示し方、急遽実施のスケジュール感は、新たに政府から送り込まれた会長が同社の方針を刷新したがって居るのを反映して居るのかも知れない。英国への台湾人旅行者の数は2012年に中華航空がロンドン線から撤退して以来、伸びて来て居るが、量的には未だに小さく、主にレジャーと価格に敏感な市場で、ワンストップ経由便の競争が強まって居る。中華航空はロンドンと拡大する豪州市場を結ぶ事に商機があると強調するが、就航する3つの豪州都市への便数は毎日1便にならない。豪州=ロンドン/欧州線の競争もまた、拡大して居り、中華航空は、ロンドン線の改善された商品にも関わらず、末端の需要を摘み取る事になりそうだ。この、どちらかと言うと眠りかけたエアラインには、躍動し、伸び続ける北東アジアの方により強い商機がある。

 

中華航空は、アジアの主要なフラッグキャリアーとして、ガルーダ、フィリピン航空そしてベトナム航空に次いで、ロンドンに就航する最後のエアラインとなる予定だ。居ないのはモンゴルのMIATだけだ。
アジアで長距離路線を持ちながらロンドンに就航して居ないエアラインが12社ある。MIATと香港航空以外に、ロンドンに飛んで居ないアジアのエアラインは、中国本土か、長距離LCCかどちらかである。

 

China Airlines to resume Taipei-London, becomes the last major Asian flag airline to fly to London

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東南アジア-米国間エアライン市場 第2:少なくとも7社が米国直航便を開始=2021年までに

14-Sep-2016

 

新世代の超長距離広胴機を使う事が、幾つかのエアラインに東南アジアと米大陸間の新たな直航便開設を計画する事を促して居る。特に、昨年、東南アジアの3つのフラッグキャリアーから発注された、A350の新しい派生型が、新しい、正により効率的で、人気の高い東南アジア-米国間の便用の選択肢として台頭して来た。

 

201695日、ベトナム航空は、フィリピン航空とシンガポール航空に次いで、新しい直航路線を飛ぶ事が出来る、新世代の超長距離航空機を購入する事を決めた、東南アジアでは最も新しいエアラインとなった。ガルーダインドネシアと、タイ航空が追従する模様で、2020年代の早い時期までに、現在のたった1社に比べて、4つのエアラインが、東南アジア-米国間直航便を飛ばす事になる。

 

デルタ航空も、また、ユナイテッド航空を追って、東南アジア-米国直航サービスを始めるかも知れない。東南アジア-米国間市場には、直航路線の商機があるが、ワンストップ経由便との競争は熾烈なものだろう。収益性は、極めて難しいか、存在しないかだ。SIAが、この流れの先鞭をつけたのは、戦略的な要請であり、経済的な理由では無い。燃油価格の安さに魅かれて、東南アジアのエアラインは、嘗て、超大型機の購入で経験した様に、「我も我も」直航便の呪いにはまる危険を冒そうとして居る。

 

今回は、東南アジアと米大陸の間を飛ぶ超長距離便の分析レポートの第2部である。第1部では、ベトナムー米国間市場と、ベトナム航空が、2020年に新たに納入されるA350900の高離陸重量派生型を使って開設しようとする米国行き便の計画に焦点を当てた。今回の記事では、CAPAはその他にも、新世代の超長距離型機を利用して計画され、或は可能性のある、新たな東南アジアから米国への直航便について検証する。

 

 

Southeast Asia-US airline market Part 2: at least 7 airlines to offer US nonstop services by 2021

CAPA空港財政と民営化レビュー2015/2016年=PPPの時代がやって来た


14-Sep-2016

CAPA170ページの「世界空港財政と民営化レビュー2016=PPPの時代がやって来た」は、20151月以来、発行された、CAPAの空港民営化と投資に関するレポートの第4弾である。

この間に、物量としては2008年以前の水準より低いままではあるが、世界中で多くの取引が成立し、発表された。その中で、重要な傾向の一つとして挙げられるのが、世界的に、官民連携(PPPpublic-private partnership)の活動が目に見えて増えたことだろう。

 

投資に対する意味のある見返りを得ることが、引き続き難しい仕事である世界に於いて、投資家心理はまたもや、長期的な交通インフラを求めて居ることは明らかである。空港は投資対象としては最も検証されたモデルの一つである。

 

CAPA Airport Finance & Privatisation Review 2015/2016. The day has come for PPPs

FOR CAPA MEMBERS

 

アジアの航空業界展望:高い需要、低い燃油価格=だが、供給過剰と不安定要素(英国のEU離脱)が利益を損なう

 

12-Sep-2016


アジアの航空業界は、大ブームの時代を迎えて居る事は間違い無い。当然である。この地域は、燃油安、高需要、そして地政学的安定と言う、3要素が全て揃った独特な状況にあるのだ。それでも、大きくは、殆どのエアラインによる供給過剰の結果として、財政的に市場はパッとしない。また、特別な状況もある。即ち、キャセイパシフィックとシンガポール航空の燃油費低下からの恩恵は、ヘッジで消えてしまい、為替の変動が、中国と韓国のエアラインの財務状況には痛手となって居る。

 

戦略的には、アジアの殆どのエアラインが、長期的な商機には自信を持って居るが、供給過剰を始めとして、短期的には問題がある事を認めて居る。地域の成長率は、IATAの平均値を超えて居るが、財務状況は下回って居る。エアラインは、欧州を、安全上の懸念から、需要がひと段落ついたのか、それともまだ衰微するのか、見守って居る。特に北東アジアで重要な貨物では、相変わらず、問題に直面して居る。例えばiPhone7の様な、新たな電子消費材が、短期的な景気高揚を齎すかも知れないが、それも嘗ての様な高需要、高収益とは行かないだろう。韓進コンテナーの破綻が、幾らか救いを齎すかも知れないが、2015年の米国の港湾閉鎖の様な規模にはならないだろう。

 

 

Asia aviation outlook: high demand, low fuel, but overcapacity and uncertainty (Brexit) hurt profits

FOR CAPA MEMBERS

 

アメリカン、デルタ、そしてユナイテッドの変わって行く株主還元へのアプローチと貸借対照表管理

12-Sep-2016


米国の3大グローバルネットワークエアラインである、アメリカン、デルタそしてユナイテッドは、各社とも貸借対照表の進化のそれぞれ異なった局面に居る。デルタは2つの格付け会社によって投資適格グレードとされた、新たに創り上げたステータスを享受し、ユナイテッドは、未だ続いて居る統合合併の過程で、同業他社に遅れをとって居る指標である株主還元の水準を拡大する事を決めて居る。最近になって、エアバスへの広胴機の発注を幾つか遅らせた後でさえも、アメリカンは、引き続きかなりの保有機群の改編を実行中である。同社はまた、未だにUSエアウエイズとの統合合併のある部分を仕上げる最中であるが、これがアメリカンの他のグローバルネットワーク各社に比べて大きなキャッシュバランスを作り出す牽引車となって居る。

 

3社のそれぞれが、事業の中で、堅固な貸借対照表を維持し、たっぷり株主還元を行い、投資の適正なバランスを得ようと懸命になって居る。違いは、これからの戦略にかかって居る。

 

 

American, Delta and United's varying approaches to shareholder rewards & balance sheet management

コパ航空、ラテンアメリカの需要に確かな改善傾向を見出す=完全回復には遠いものの

9-Sep-2016

 

パナマのコパ航空は、数年間の厳しい経済環境が過ぎて、他のラテンアメリカのエアライン同様、今や、この地域の悲観的な傾向は安定し始めて居ると、慎重ながら楽観的な見方を表明した。特にコパは、衰弱した需要は、一部、ラテンアメリカ内の幾つかの通貨が米ドルに対し強くなって来た事に牽引され、改善し始めて居ると考えて居る。

 

2016年第2四半期から改善し始めた、この地域のエアラインに取って、心強い兆候である、出発間際の予約を、コパは、引き続き2016年下期にも受け続ける模様だ。予約に於ける、幾つかの上昇傾向は、需要に見合った適正な供給へと、ラテンアメリカの殆どのエアラインが行った、供給削減から生まれて居る。この供給の自己規制は、地域の主要なエアライングループ全てが、適正な需給バランスを維持し、資本支出を抑えるため、航空機の納入を遅らせようとして来た事から、2017年にも続く筈だ。

 

他のラテンアメリカのエアライングループ同様に、コパは、同社の多くの市場で、全体的経済状況が弱いのに耐えられるよう、貸借対照表を梃子入れして来た。同社の2016年第2四半期末のキャッシュバランスは、第1四半期より増加して居り、そのレバレッジは、ラテンアメリカで公式に取引されて居るエアラインの中でも最良の状態だ。

 

 

Copa Airlines sees positive trends for Latin American demand. A full recovery remains distant

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ルフトハンザ・グループ-シンガポール航空共同事業 第3部=拡大するシンガポール-欧州間供給を支えるJV

10-Sep-2016

 


新しいルフトハンザ・グループとシンガポール航空(SIA)グループの共同事業は、シンガポールからドイツとスイスへの供給を増強する扉を開く事になる。ルフトハンザはJVが齎す、より高度な旅客需要と供給の水準を支える事になるシンガポール以遠への接続が改善し、一方、SIAは同社のドイツとスイスの3つのゲートウェイ以遠への接続の改善に役立つと見られる。

この2つのエアライングループは、最近、正式な共同事業の開始を前に、シンガポールからドイツとスイスへ、8%の拡大を意味する毎週片道1,100席を追加して居る。今回の拡大には、共同事業がなければ成り立たなかっただろう、デュッセルドルフへの路線開設、スイス航空によるシンガポール線の777-300ERからA340への大型化などが含まれる。

両グループは現在、更なる供給拡大と、新規路線を検討して居る。ルフトハンザは新しいA350保有機群をシンガポール=ミュンヘン線の復活に使用する事を検討して居り、これにより、シンガポール=フランクフルトのA380による毎日便を補完し、グループにとっては週間21便、片道ほぼ8,000席が、これに比べSIAには週間31便、約10,000席が共同事業のもと、加えられる事になる。

Lufthansa Group-Singapore Airlines JV Part 3: JV to support expanded Singapore-Europe capacity

ベトナム航空、米国市場参入に備える=A350 HGWの発注に続き、ホーチミン-LAX線で

9-Sep-2016


ベトナム航空は、米大陸まで直航路線を開設出来る、新たな、超長距離航空機を入手する意思を、東南アジアでは最も、最近表明したエアラインと なった。ベトナム航空は、2020年から、ロサンゼルスからホーチミンまで、強い向かい風の時でも直航出来る能力を持った、A350-900の最大離陸重量拡大型を10機入手した。

 

ベトナム航空は、数年前から米国への便を準備して来たが、今や遂に念願の米国路線開設を可能にする航空機を入手する意思を表明して居る。幾つかの米国線が考えられるが、ホーチミン-ロサンゼルスは、年間片道10万人以上の旅客を持ち、断トツでベトナム米国間最大の都市組合わせである。

 

ベトナム航空は、フィリピン航空、シンガポール航空、そしてユナイテッド航空に続き、また、可能性としてガルーダインドネシアとタイ航空もあるが、東南アジアから米国大陸に直航便を飛ばすエアラインの仲間入りをしようとして居る。新世代の航空機は東南アジア-米国の便を、経済的に運航出来る好機を開いたが、ワンストップ便との激しい競争に打ち勝つのは、難題だろう。

 

 

Vietnam Airlines readies to enter US market, with Ho Chi Minh-LAX, following A350-900 HGW order

カタール航空とブエリング、コードシェア提携へ=LCC提携が新たなビジネスモデルを構築する中で

9-Sep-2016


欧州の主要なLCCと、フルサービスエアラインの提携と言うのは、どんな形態にしろ、稀な例である。カタール航空と、ブエリングの間の新たなコードシェア契約は、201410月に両社間で締結されたインターラインの取り決めの上に築かれたものだ。更に、これは、ドーハに本拠地を置く、超乗継エアラインが、今や20%を所有して居るIAGとの間の関係を更に深めるものである。ブエリングは、IAGの所有して居る英国航空についで、カタール航空とコードシェアをする事となったが、新たな契約は、より幅広い内容である。

 

ブエリングは、今では67の欧州路線で、カタール航空のQRコードを付けて飛んで居る。その路線は、ブエリングの2つの最大の基地であるバルセロナ/エルプラトとローマ/フィウミチーノ発着で、両空港とも、カタール航空がドーハから毎日2便、飛んで居る。この合意は、カタールのオフライン路線網を、大きく拡大したが、それの、そして2地点経由便の価値を計るのは難しい。

 

 

Qatar Airways and Vueling to codeshare as LCC partnerships establish new models

CAPA、新たなグローバル提携プログラムを発表

8-Sep-2016

 

CAPA(航空センター)は、航空市場情報に関する主導的な提供者だが、今回、航空関連企業がCAPAの高品質な、情報の内容と、業界への強い結びつきを利用して、企業収支を底上げする事を支援する新たなプログラムを世に出そうとして居る。CAPAグローバル提携プログラムは、事業を育てる一方で、地球規模の航空プログラムを形成したいと望む企業のためのものだ。

 

「航空業界で、事業を展開する新たな道があり、私どもの情報の内容や、催し物は事業のメリットを得るために業界が如何に相互に影響し合って居るかと言う最前線にある。」とCAPA代表取締役のハービソンが語って居る。「世界提携プログラムは、私どもとともに、事業収支の底上げを戦略的に図ろうとする知性的な各企業にとって、絶好の機会である。」

 

CAPA unveils new Global Partnership Programme

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ルフトハンザ・グループーシンガポール航空 共同事業 第2部:ルフトハンザはJVでインドネシアを目指す=ガルーダとのインターラインで


8-Sep-2016


ルフトハンザ.グループは、新たなシンガポール航空(SIA)及びシルクエアとのコードシェアとともに、ガルーダインドネシアとのインターライン提携により、インドネシアでの売り上げを増強する。

ルフトハンザは、2015年遅く、フランクフルトから、ジャカルタへのワンストップ便を休止して居るが、提携により急速に成長するインドネシア市場に対する、より良いサービスが提供出来る筈だ。

 

インドネシアは、ルフトハンザとシンガポール航空間の新しい共同事業でカバーする、8つの市場のうちのひとつである。然し、ルフトハンザは、インドネシアをカバーするのに、共同事業にのみ頼って居る訳ではなく、まさに、ガルーダと新たな特別プロレート協定を開始して居る。

 

インドネシアは、マレーシアに於けるガルーダのオフライン市場としては、第2の規模である。ルフトハンザは、また、2016年早々に、クアラルンプール便を止める事から、新たなSIAとの共同事業を、マレーシアをカバーするのに使おうとして居る。

 

 

Lufthansa Group-Singapore Airlines JV Part 2: Lufthansa targets Indonesia with JV, Garuda interline

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ルフトハンザ・グループ-シンガポール航空 共同事業 第1部=豪州でのルフトハンザの存在感を強化


7-Sep-2016
ルフトハンザ.グループのシンガポール航空との新たな共同事業は、豪州、インドネシアそしてマレーシアの主要なオフライン市場での、ルフトハンザの立場を、大きく改善するだろう。ルフトハンザは、アジア太平洋地区で4市場と共に、西欧地区で4市場をカバーする新しい共同事業を、2017年早々には開始する事が出来ると期待して居る。

 

共同事業は、ルフトハンザが、湾岸エアラインに対抗して、競争する能力を高める筈だ。

これがまた、シンガポールから、ドイツ、スイスへの直航便供給席数の追加を助ける筈だ。

これは、ルフトハンザ-SIA共同事業に関する分析レポートシリーズの第1部である。今回はルフトハンザのアジア太平洋での最大のオフライン市場である、豪州に焦点を当てる。次号では、シンガポール市場と、東南アジアにおけるルフトハンザの2大オフライン市場であるインドネシア、マレーシアを、より詳細に検証する予定だ。

 

Lufthansa Group-Singapore Airlines JV Part 1: Lufthansa's Australia presence strengthened

豪州-インド間航空旅行市場、急速に拡大=然し東南アジアのハブは、直航便を妨げる


6-Sep-2016


豪州=インド間の市場は、過去3年の間、豪州に、もっと直航便をとロビー活動を促すほどの急速な拡大を経験して来た。インドからの入国者数は、2013年半ば以来、50%伸びて居り、両国間の旅客総数は、約30%も上昇して居る。

 

インド航空は、2013年、メルボルンとシドニーに就航したが、豪州=インド間市場は、依然として、東南アジアのフラッグキャリアーに支配されて居る。シンガポール航空は、市場の41%と言う占有率を維持する事が出来て居る。マレーシア航空もまた、インド航空より多くの豪州=インド間旅客を運んで居る。

 

インド航空から、より多くの直航便を呼び寄せる事、或は豪州エアラインがインド行き直航便を開設する可能性は、拡大する需要にも関わらず容易では無いだろう。東南アジアのネットワークエアラインは、豪州、インドの双方の幾つかのゲートウェイに飛んで居ることから、競争上の優位性を持って居る。東南アジアの成長する、中長距離LCCは、豪州=インド間の市場でも競い始めて居り、期待される拡大の大きなシェアを取るのに良い位置に居る。

 

 

Australia-India air travel market grows rapidly but SE Asian hubs hinder nonstop services

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中国南方航空、実収単価への圧力の懸念をそらす=長距離便を北米にシフトして
5-Sep-2016


中国南方航空は多分、アジアで最大のエアラインだろう、然し、その長距離路線網は最小の部類に入る。中国南方は国際線市場に拡大の方向を変えて来て居り、2009年には全供給の17%だったものが、2016年には、34%へと倍増して居る。その長距離路線の主なものは、中国全土から南のハブである広州に旅客を吸い寄せ、豪州とニュージーランドへ飛ぶものである。中国南方は豪州・NZへの同社の目的を果たし、今度はその焦点を、殆どの北アジアのエアラインに占拠されている市場、北米に向けようとして居る。

中国南方は現在の毎日5便から11便へ、丁度現在のANAと同程度、中国国際や中国東方より多い、便数を増やそうと計画して居る。中国南方は原則として広州を南北のハブとして使う事は可能だろうが、北米は全く異なった命題である。広州の南にある位置づけは中国南方が熟知して居る中国市場への露出が限られて居る。同社は、中国国際や中国東方の路線網にとっては、小さな部分に過ぎない東南アジア、インドへの乗り継ぎ需要に的を絞る必要があるだろう。

 

 

China Southern Airlines deflects yield pressure concerns. Long haul focus shifts to North America

ブラジルのアズール、資源の武器庫に頼る=弱い国内需要に対応して

1-Sep-2016


ブラジルの国内第3位のエアライン、アズールは、2016年、国家の経済が、連続2年目の縮小を経験すると思われる間、嘗ての急速な拡大を、抑制することを余儀なくされて居る。 ブラジルの全てのエアラインと同様に、アズールは、脆弱な国内需要と急激な通貨の下落から生ずる、燃油や航空機の費用の様に米ドル換算される支出の問題に悩まされて居る。

 

ブラジルの経済が、現在の後退から完全に回復するには、まだ暫く時間がかかるだろうが、幾つか、勇気付ける傾向が生まれ始めて居る。最近、BRLが、 米ドルに対して、幾らか地歩を取り戻して居り、これは、ブラジルのエアラインに取って歓迎すべき兆候である。

 

アズールは、ブラジルの現在の経済不況に順応する為に、欧州のエアラインTAPとの新たな関係や、外国の投資家達からの資金流入など、多くの手段を使って来た。同社はまた、ある市場、特に 米国行きでは、ブラジルが、ひとたび堅実な景気回復の道を歩み始めた場合に、市場に強力な存在感を維持出来る様に、運賃を下げる事も吝かで無いと表明して居る。

 

 

Brazil's Azul relies on an arsenal of resources to counter weak domestic demand

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アエロフロート、第6の自由 第2部:中国線は力になる=共同事業から疎外されたスカイチームのメンバーにとって

2-Sep-2016


アエロフロートが第6の自由旅客需要の乗継便を運航して居る事に関する、このレポートの第1部では、同社は西欧と北東アジアの間を運ぶ旅客数で、13番目に多いエアラインであり、一方、「ノルディックショートカット」戦略でよく知られて居るフィンエアが、僅かにこれより多く、第10位のエアラインである事を伝えた。アエロフロートは、両地域を飛ぶ旅客を運ぶエアラインで、両地域のどちらにも本拠地を持たないエアラインとしては、エミレーツに次いで、第2位のエアラインであり、他は皆、西欧か北東アジアのエアラインである。

 

このレポート最終回の第2部では、アエロフロートの、拡大する乗継市場を詳しく検証する。西欧=北東アジア間を結ぶこのエアラインの旅客のうち、54%は中国本土発着である。これは、アエロフロートが中国に割り振っている供給席数に連動して居る。フィンエア、トルコ航空、そして、湾岸の超乗継3社の中で、アエロフロートは、北東アジアに持つ目的地の数が最も少ない。然し、中国の最重要都市に於ける便数は、これにそぐわない多さである。アエロフロートは、中国との良好な航空政治学的関係から恩恵を受けて居ると同時に、他社が中国の領空通過に制限を受ける事からも恩恵を受けて居る。これは、競争が激化するに連れ、減少して行く短期的な利点と見えるかも知れない。

 

然し、アエロフロートが、乗継旅客の数で最強である、都市の組み合わせを検証して見ると、益々多くの市場が、共同事業に組み入れられ、皆が現状に満足して来るに連れ、拡大して行く好機がある事が見えて来る。これはアエロフロートとそのスカイチームの提携相手たちの、既に緊張状態の関係を更に強めるかも知れない。

より大きく乗継旅客を増やそうとする事は、アエロフロート経営陣にとっては微妙な決断になるだろう。

 

  

 

Aeroflot 6th freedom Part 2: China service is a strength for a SkyTeam member excluded from JVs

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セブパシフィックエア、域内路線にA330を追加投入=長距離路線網拡大は遅らせて
2-Sep-2016

セブパシフィックエアは、ホノルルとメルボルン、或はその他新たな長距離路線開設の計画を延期して居る。このフィリピンのLCCは、その代わり、つい最近取得した2機のA330-300を域内路線に投入して、混雑したマニラ空港ハブに於ける発着枠の有効活用を図れる様にする予定だ。

セブパシフィックは、既に6機のA330のうち、2機相当分を国内と域内国際線路線で使用して居る。もう2機の広胴機を近距離路線に割り当てる決断は、狭胴機の保有機群をより大型の機材に代えると言う類似の戦略を補完するものだ。

グループとしては、2017年から納入され、より小さなA320と入れ換えるために、32機のA321neoを発注済みである。セブパシフィックはまた、A319保有機群の退役を進めて居り、マニラに配備して居るATR72ターボプロップの幾つかを、副次的な基地へと配備替えする計画である。

Cebu Pacific Air to deploy additional A330s on regional routes, delaying long haul network expansion

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キャセイパシフィック、バンクーバー線にA350を追加=香港航空の長距離参入に備えて

2-Sep-2016

 

キャセイパシフィックの財務体質は、近年、競争が激しくなるに連れて、主に、域内への供給(そのうちの幾らかは他社の長距離便に送客して居る)が拡大した事から、弱まって来た。地元では、キャセイは地場市場で、香港航空やLCCの香港エクスプレスからの競争に直面し、両社が域内路線便でキャセイを弱体化させて居る。然し、最近では、路線網を支え、収入全体に高い率を占める長距離路線での直接対決の拡大からは、比較的に免れて来た。

香港航空は豪州、ニュージーランドへと長距離路線を拡大して居るが、キャセイにとっての最大の脅威はこれから受領するA350で開設される北米と欧州路線である。キャセイは、目を引くA350により、キャセイとしては香港航空の最初の目的地だと見て居るバンクーバー線に増便する事で先制攻撃を掛けようとして居るようだ。

2007
年にオアシス香港の参入以来、キャセイがバンクーバー線を増強するのはこれが初めての事だ。その後のオアシスの挫折の後に、キャセイは増強した追加の供給を撤収して居る。香港航空は然し、より強力なHNAという後ろ盾を持って居り、既にこの地域でも知られた存在だ。香港航空が衝撃を与える事は保証付きである、然し、問題は、どの程度のものかである。これは、この都市で第2の旗艦エアラインになる一方で、香港航空がどのくらい鋭くなれるかにかかって居る。

Cathay Pacific adds A350 to Vancouver, preparing for Hong Kong Airlines' long haul entry

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Brexitその後 第3部:湾岸エアライン、トルコ航空、中東交渉での盟友英国を失う=保護主義が広がる中で

31-Aug-2016

 

英国のEU離脱国民投票は、未だ、その手続きが公式には始まって居ないものの、連合王国に対して、EUを去るべしと言う結果になった。航空業界に関しては、一つの結果として、航空協定で合意を形成する交渉から、英国が居なくなる可能性がある。英国は自由化の立場で、これまで、フランスやドイツの保護主義的な見方に釣り合いを取る役割を担って来た。また、英国は、しばしば、EU内の小国を勇気付けることも出来た。

 

現在、EUは、UAE、カタール、トルコ、そしてASEAN圏など各国とのオープンスカイ協定を交渉する権限を持って居る。UAEとカタールは、湾岸エアライン3社の母国であり最も議論の多い交渉を展開すると考えられて居る。フランスとドイツは、湾岸エアラインの伸長を阻むためには、エアフランス、ルフトハンザの経験からヒントを得るに違いない。この点で、交渉は、純粋な動機から来ているのか、或は単に、議論を長引かせ、交渉中には、これ以上、多くの運輸権を渡さないようにして居るのか疑問が湧いてくる。

 

エアフランスとルフトハンザが、必要として居るのは、カヌートの様に辛抱強く議事進行を妨害する事よりも、現実的で、長続きする解決策である。提携することは、論理的に見えるのだが、彼等は余りにも長く、待ち過ぎたのかも知れない。湾岸エアラインは、自分達だけでも成功出来る事に気付いてしまった。

 

Brexit follow-up Part 3: Gulf airlines, Turkish lose UK ally in M/E talks as protectionism spreads

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アエロフロート、第6の自由 第1部=長距離路線拡大、欧州ーアジアの繋がりを強調

29-Aug-2016

 

西欧=北東アジア回廊が、フィンエアの拡大戦略の中核として注目を集めて来た。然し、丁度500マイル強離れたモスクワで、アエロフロートは、秘かに、その両地域の間を、乗継旅客を運ぶ役割を担おうと努力して居る。アエロフロートのアジアの目的地の広がりは、フィンエアや、湾岸エアラインのものに比べれば、そう大きくは無いが、同社には好適な地理的条件と、低いコストがある。同社は、ロシアの上空通過権の対象にならないし、それに伴う費用も掛からない。フィンエアは西欧=東北アジアの地点間旅客数では、10番目に多くを運んで居るが、アエロフロートは13番目である。どちらの地域にも基地を持たずに、両地域間の旅客を多く運んで居るエアラインは、エミレーツに次いで第2位が、アエロフロートである。

 

スカイチームのメンバーであるアエロフロートは、アライアンスの内部の連携を形作る、どの共同事業(大西洋横断と欧州=アジア間)にも加わって居ない。その長距離乗継戦略は、西欧=アジアに焦点を絞って居る。この戦略は、同社にスカイチームからのある程度の独立を許すものの、トルコ航空が、ルフトハンザとユナイテッドをうんざりさせたのと同様に、創設メンバーとの関係を悪化させるかも知れない。アエロフロートの乗継旅客は、未だ国際線旅客全体の小さな部分でしか無いが、域内旅客数より早いスピードで、伸びて居る。

Aeroflot 6th freedom Part 1: long haul growth emphasises Europe-Asia connections

ヒューストン空港:石油業界の不況に耐える努力は報われた=国際線旅客数拡大

29-Aug-2016

 

米国のエネルギー業界の首都である、ヒューストンの各空港は、一部は34年前に実施した多角化計画のお陰で、効果的に、業界の景気後退を耐えて居る様だ。この計画は、この地域で最大の空港、ヒューストンインターコンチネンタルに就航する外国エアラインの数の増加を梃子入れする事を狙っていた。この空港での国際線旅客数の増加は、同空港最大のエアラインである、ユナイテッドの国内線乗継旅客が減って居る事から来る圧力を緩和する一助になって居る。

 

ヒューストン・ホビー空港もまた、2015年遅くに新たな国際線ターミナルからサウスウエストが始めた、国境越え便に、ある部分、依るところが大きいが、堅実な成長を遂げて居る。この新たな便は、2016年度上期のヒューストン地区での全旅客数1.3%成長を維持するのに貢献して居る。2016年の最初の5カ月間ではホビー空港は対前年で10%の旅客数増を記録して居る。


この2空港が民間航空の便を提供する事で、ヒューストンの都心部の航空便運航の横顔は独特である。サウスウエストがホビー空港に君臨し、フロンティア、そしてスピリッツがインターコンチネンタルから運航して居る事で、フルサービスと低コストエアラインの確実なミックスも保証して居る。

Houston airports: efforts to weather oil sector downturn rewarded. International traffic grows

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2016年のエアニュージーランド:記録的利益=激化する競争は、今や市場上流へ遡上する時が来た事を意味する

28-Aug-2016

 

余り大きくは無いエアラインとして、エアニュージーランドは、特に現在2016年は、素晴らしい成功を収めて居る。同社は、選び抜いた、役立つ提携を結び、他では概ねレーダー網をかいくぐって居る。同社は、ずっとマーケティングに、そして市場での位置取りに優れて居たのだ。

 

然し、その母国は、最早、昔の様に秘密のベールに包まれた、或は近寄り難い存在ではなくなりつつある。これにより、何年もの間、黙々と、そして効果的に、限られた競争しか無い境遇を享受して来たエアニュージーランドにとって、次第に問題が膨らみつつある。オークランドの北米市場への新規参入が2社、そして更なる北米から豪州への直航便供給席、即ちエアニュージーランドにとっての第6の自由商品が脅威を増して来るだろう。夏のピーク期には、中国のエアライン各社がエアニュージーランドが世界中に飛ばす長距離便のに当たる供給席数をニュージーランドに注ぎ込む。二ユージーランド政府はまだ便の就航して居ない路線には、第5の自由運輸権を与える事を考慮して来た。国内線では、ジェットスターが、一部の域内路線でエアニュージーランドに挑んで来て居る。

 

Air New Zealand FY2016: record profits. Growing competition means it is time to move upmarket

海外事情

毎日、外国の旅行流通ニュースを読んでいると、トラベルテックの急速な変化 に驚かせられると同時に、それが達成する能力や機能のレベルの高さにワクワ クする高揚感を禁じ得ない。 OTA の市場における勢力が勢いを増し始めた 2010 年頃に、伝統的オフライン の旅行会社は無くなってしまうと喧伝されたが、それから20 年近くたった今で もそうなっていない。TTA のヒューマンタッチのサービスは、オンライン専業 のOTA には真似られないというのがその理由だ。しかし近のトラベルテック の凄まじい進化と発展を見ると、この理由は根拠を失いつつあるようだ。旅行 ではパーソナルなエクスペリエンスを提供できた者が勝利者となる。AI(人工 知能)を駆使してビッグデータを分析すれば、パーソナルなエクスペリエンス の提供が可能なると想像するのは間違いではないかもしれない。 すでに、「もの」の世界で Amazon がこれを実現して大きな成功を収めている。 「こと」の世界でも同じようなことが起きるだろう。事実、旅行者のポケット に収まる24/7のパーソナルアシスタントが実用化し始めている。こんなことを、 「12. ホスピタリティー教祖Dave Berks とのQ&A」を読んで考えた。(編集人)