CAPA分析:NEW HEADLINES  1月ー2020年

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。  

1月19日掲載

premium Analysis  

スウープ航空:競争の脅威は低く、商機は高い 

17-Jan-2020

 

カナダの超低コストエアライン、スウープは、最近、2018年6月の開業以来の輸送旅客が200万人に達し、一つの道程を記した。懐疑的な向きがスウープの親会社ウエストジェットは、明らかに異なるビジネスモデルとブランドのエアラインを、効率的に所有する事が出来るのか疑問を投げ掛けた事から、徹底的な審査の下に市場参入したエアラインとしては、これは、一つの達成と言える。

 

スウープが徹頭徹尾、送り出すメッセージは簡単で、自分たちは旅客を刺激するビジネスをして居ると言うものだ。そして今や、同社はカナダ中に、超LCCモデルを拡大する好機に全く不足して居ないと見て居る。スウープはまた、同社の路線と副次的な基地について、直接的な競争が少ししか無い事から、恩恵を得て居ると考えて居る。

 

スウープはまた、同社が進化する中で、流通から路線戦略まで、急速に学んだ教訓を、急速に活用する準備が出来て居る様である。

 

Swoop Airlines: low competitive threat, high opportunities

 

英国のリージョナル航空:フライビーなのか、フライビーでないのか?乗り継ぎ可能性! 

16-Jan-2020

 

英国政府が、航空旅客税支払いの幾らかを遅らせて、フライビーを財政的に支援すると言う決断は、地域航空事業の、社会経済的な、そして政治的な重要性を示して居る。

 

それはまた、ライバル社達からの批判を呼んで居る。IAGはこの取引がEUの国家支援の規則を破るものだと文句を言って居る(BREXITが差し迫る中、ボリス・ジョンソン率いる政府は気にかけないだろうが)。イージージェットとライアンエアは納税者の税金で、自分たちのライバル社をテコ入れすべきではないと反対して居る。

 

この取引は、フライビーの株主(バージン・アトランティック、ストバート・グループ、そしてサイラス・キャピタル)が買収してから1年以内に、新たな資本を投入するのが条件だと考えられて居る。政府の介入以前に、彼らは乗り気でない様子だった。

 

その他(モナーク、bmiリージョナル、トーマスクック)は破綻するままにされ、これは英国政府の悪戦苦闘するエアラインの救済についての明らかな方向変更を画して居る。このケースは雇用、地域の乗継可能性(フライビーは英国国内線域内エアラインで最大である)、そして幾つかの規模の小さな空港にとっての、フライビーの重要性に絞って居る。

 

フライビーの持ち主の変更は同社の構造的な問題を変更しては居ないし、この救済処理も同じだろう。その逆に、より構造的な解決策はフライビーを3つに分割する事だろう:即ち、特定の公益性の高い路線に限り、正当化できる子会社へと競い合い;営業的に採算の取れる路線を運営し;継続的に採算の見込みの無い路線からは撤退するのだ。

 

UK regional airlines: Flybe or not Flybe? Connectivity!

 

インドネシアのラブアン「ドラゴン空港」:チャンギに向けて混乱の発信 

16-Jan-2020

 

空港への投資家たちは、長い間、理屈では歓迎され、時には乞われさえして居ながら、国の空港運営者は、投資家を惹きつけるかも知れない、国中のそんな空港を買収し続けて居る、インドネシア政府の政策に混乱させられて来た。

 

ついに、航空輸送ビジネスに経験のあるインドネシアの企業と国際的にj評価の高いシンガポールの企業を含む、あるコンソーシアムが、20世紀に発見されたばかりの巨大なトカゲ、「コモド・ドラゴン」を見る為に訪れる観光客に役立つ一つの空港のコンセッションを買収した。

 

然し、この手続きが、投資家たちは聞きたくなかった話だが、政府がコモド島を閉鎖し、高額な観光客入場料を導入しようとして居た、正にその時に当たってしまった。

 

Indonesia’s Labuan ‘Dragon airport’: confusing signals for Changi

premium Analysis 

BAと中国南方:英国-中国間エアライン市場で新たな共同事業 

15-Jan-2020

 

英国航空と中国南方航空は、2020年1月2日、共同事業契約を開始した。この合意はこの2つのエアラインの英国と中国の間の路線をカバーして居り、彼らの国内線路線網を含む様に拡大されるだろう。BAはロンドン/ヒースローから北京と上海へ、一方中国南方はヒースローへ、広州、三亜、武漢そして鄭州から運航する。

 

この取引の下、BAと中国南方は、スケジュールと価格設定で協力し、そして互いにオンライン予約、FFP特典とラウンジの利用を提供する。

 

新たな合意は、これまで、特敵の国内路線(とBAのヒースロー=アムステルダム便)だけで、互いのコードを付ける事に限定して居た、BAと中国南方のコードシェア合意の上に構築された。両社がロンドンと中国の間で運航する路線は、今やコードシェア路線だけで無く、共同事業の内容の中核をなす事になる。

 

OAGのデータに拠れば、BAと中国南方を合わせた共同事業の供給席数は、バージン・アトランティック/中国東方の共同事業(バージンがエアフランス-KLMと中国東方による、より広範な欧州=中国間JVに参加する、2020年夏に開始予定)の上に踊り出る。この共同事業は、また、嘗ての市場リーダーだった中国国際より大きな供給を持つことになる。

 

BA & China Southern: new JV leads in UK-China airline market

 

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クロアチア航空:エーゲ航空とエアノストルム、入札する 

14-Jan-2020

 

2019年12月の終わり、静かなクリスマス休暇の最中に、エーゲ航空グループはクロアチア航空に対し、法的拘束力の無い意向表明を行った。スペインの地域エアラインエアノストルムもまた、このザグレブを基地とするエアラインに対し、法的拘束力を持たない申し入れを行ったと報道されて居る。

 

クロアチアの政府はその国営航空の民営化の為に、提携相手を探して居る。

 

クロアチア航空は、2019年に30周年を迎えるが、クロアチア発着の需要の急速な拡大には着いて行けなかった。拡大は、外から来たエアライン、特にLCCによって牽引されて来た。クロアチア航空は、依然としてこの国最大のエアラインだが、損失を出して居り、単位コストが高く、そして競争は激しい。

 

その保有機群はA320とダッシュ8の混合で、エーゲ航空グループの機材に匹敵する。加えて、このギリシャのグループは、2013年にオリンピック航空を買収して統合した経験がある。

 

エアノストルムは現在クロアチア航空に代わって幾つかの路線を飛んで居るが、このスペインのエアラインのボンバルディアの・リージョナルジェットとATR72は、明確な相応しさでは劣って居る。エアノストルムは、まだ、欧州最大の独立系域内エアラインを誕生させるシティジェットとの統合を完成に向けて、作業の途上にある。

 

クロアチア政府にとっては、どちらも興味ある選択肢となりそうである。

 

Croatia Airlines: Aegean Airlines and Air Nostrum submit bids

premium Analysis  

ドルトムント空港:デュッセルドルフ空港の挑戦者になるか 

12-Jan-2020

 

2019年11月半ばまでに、ドルトムント空港は、2018年に取り扱った旅客数を越え、2008年に打ち立てた旅客数の記録を破った。

 

2018年、同空港は230万人を取り扱ったが、2019年には250万人を記録すると予想されて居る。230万人の旅客数と言う、この数字は全く小さく、多くの欧州中の小規模な副次的空港が、より大きな主要空港へと挑戦を開始して来た典型的な姿である。現在ドルトムントは、低コストエアラインに強く指向して居る。

 

ドルトムントは、およそデュッセルドルフと同程度の人口を持つ、地域の中心である。

 

もし現在の2桁成長が続けば、ドルトムント空港は、当然、年間「500万人」の壁を破り最終的にドイツ第3の多忙空港である、近隣のデュッセルドルフに対して挑戦を開始するだろう。

 

Dortmund Airport: a possible challenger to Dusseldorf

premium Analysis  

デルタ航空と米国連邦運輸省:従業員側、共同事業に対して弾みがつく 

12-Jan-2020

 

デルタ航空の提案して居るウエストジェットとLATAM航空グループとの共同事業が結実すれば、世界中で幾つかのエアラインとの独禁法適用除外の提携関係から、デルタへの貢献は年間200億ドルの閾値を越すだろう。これらの関係は、米国のフルサービスのライバル達には比類のない、デルタの国際線戦略の主要な柱である。

 

然しデルタは、一方では、その戦略から大々的に外国エアラインに資金投入し、それら運航会社と独禁法適用除外を形成して成果を摘み取り、また一方では、従業員グループが表明する懸念を漕ぎ分けながらの微妙なバランスを取って来た。デルタのパイロット達はこれまでずっと、これらの企業提携関係の拡大の公平な分配を、声高に主張して居り、場合によっては、デルタが基本的には、より給料や労働条件の劣るエアラインに運航をアウトソースして居ると考えて居る。

 

デルタのパイロット達を代表する労働組合である、エアラインパイロット協会(ALPA)は、最近、連邦運輸省が、彼らの「ブルースカイ共同事業」に関する通常の自己評価の中で、デルタ、エアフランス-KLMそしてバージン・アトランティックが米国の航空関連の雇用に与える影響を含める必要があると規定して以来、米国の航空当局との関係に於いてある種の弾みがついて居る。

 

ALPAは現在、デルタの計画するウエストジェットとの共同事業でも、類似した必要条件を要求して居る。

 

Delta Air Lines and the US DoT: labour gains traction over JVs

 

アメリカン航空とユナイテッド:2020年アフリカに高い望み 

12-Jan-2020

 

2020年に、最も注目される米国からの2つの路線は、ユナイテッドが最近開始したニューアーク・リバティ国際空港からケープタウン行きとアメリカンのフィラデルフィア発カサブランカ行きだろう。

 

種々の意味で、ユナイテッドのケープタウン便は、南アフリカの地元の観光産業と民間分野の提携者が、新たな国際路線とエアラインを増加させようとする強力な努力の賜物で、この便への期待はずっと高いままである。

 

アメリカンの計画中のカサブランカへの新たな便は、ロイヤルエアモロッコとの新たな関係で結び付けられ、アメリカンがカサブランカ以外のその他の目的地への直航便が持つ商機を高く評価して居る事から、アフリカ大陸への便の拡大の始まりの様に見える。

 

American Airlines and United: high hopes for Africa in 2020

1月12日掲載

IAG :ウイリー・ウオルシュ、経営をルイス・ガレーゴに引き渡す 

11-Jan-2020

 

IAGの成功を誰かひとりの人間に帰する事は出来ないが、ウイリー•ウオルシュほど、IAGを欧州で最も恒常的に収益を上げ、戦略的に進んだ伝統的エアライングループに構築した人は他に居ない。

 

彼の9年間のIAGのCEOとしての在任は、2011年1月、英国航空とイベリアが、グループを形成するために統合した時に始まり、2020年3月に終わろうとして居る。彼の業績は欧州と世界の航空業界の形を変えることに大きな力を尽くした素晴らしいものである。イベリアのCEO、ルイス•ガレーゴが後任に昇格する。

 

ウオルシュ氏は、IAGを異なる市場分野で、強力な一群のブランドを持ち、財政的に良い状態として去ることになる。IAGは世界最大の航空市場ロンドンを主導して居る ;北大西洋と南大西洋の双方で最大のエアライングループであり、欧州伝統エアライングループの中でも最大のLCC部門を持って居る。

 

投下資本回収率は資本のコストを上回り、今や、エアライン業界に確固たる基盤を持って居る。ウオルシュ氏はこの業界の、財政的変身に貢献すると言う信念の主要な伝導者であった。

 

彼はまた、航空業界の自然環境への影響を変貌させる事にも貢献して居る。IAGは、2050年までに、炭素排出量ゼロ達成を約束した世界で最初のエアライングループとなった。これは、他のエアラインに航空業界の長年懸案になって居る、2050年までに排出を半減させると言う目標について、状況を改善する事を促して居る。

 

IAG: Willie Walsh hands controls to Luis Gallego

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セントピーターズバーグ/プルコボ空港:交通省第7の自由を承認する 

10-Jan-2020

 

ロシア第2の都市、セントピーターズバーグは、その主要空港プルコボで、かなりの旅行者数の増加を見て来たが、それでも延べ人数で、この国の航空旅客数の半数近くになるモスクワに負けて居る。

 

特定の都市にオープンスカイ体制を導入しようとする提案は、通常では無いやり方だが、数年間も先送りにされて来たのだが、ロシアのエアラインは、第5、第6の自由規程の下で運航して居る外国社に圧倒されてしまうかも知れないのを恐れる、慎重な管理当局からの反対に遭遇して居る。

 

今度は、外国社が21ヵ国から、場合によっては、あらゆる都市から、又他には選ばれた限られた都市からの地点間便を開設することが許される「途上の家」が導入さるだろう。

 

それは、プーチン大統領の故郷であり、ロシアに限らず、よその土地の戦略家たちが注意深く監視して居るその都市にとって、経済的な恩恵となる筈のスキームである。

 

 

然し、ロシアのエアラインにとっては、それは目覚ましコールである。

St Petersburg Pulkovo Airport: MoT approves 7th freedom ops

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イランー欧州間航空事情:緊張が高まるに連れ供給は停滞 

08-Jan-2020

 

イランのカシム•ソレイマニ将軍を殺害した、米軍の空襲は、イランと西側諸国の間の緊張を更に大きく拡大するサインを発信して居る。

 

経済制裁(JCPOA)からの救出の代わりに、イランの核開発プログラムを制限する、画期的な2015年の合意は、イラン発着国際線エアラインの供給の強烈な伸びの時期をもたらした。然し、米国大統領ドナルド•トランプは、2018年、この合意を捨て去り、制裁を再開し、これが、国際線供給の劇的な減少へ導いた。

 

西欧は、西側諸国の中で唯一イランに直航便のある地域だが、2016年、2017年には、強力な供給の拡大を享受したが、2018年、2019年の劇的な下落に苦しんだ。2017年にイランに就航して居た欧州のエアライン7社のうち5社は2018年に撤退した。今や、イラン航空、マハン航空、ルフトハンザ、そしてオーストリア航空だけが、イランと西欧の間に直航便を運航し、路線の数は20から12に落ちて居る。

 

最新の展開は、確実にイラン=西欧間の航空旅行需要を更に圧迫するに違いない。

 

Iran-W. Europe aviation: capacity to slump further as tensions rise

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セントルイス空港のリースが失効:米国のリース契約の終焉か? 

08-Jan-2020

 

米国の空港、少なくともその一握り、のリースによる民営化は、1996年以来、失敗から失敗へとずっとよろめいて来た。

 

それが丁度、恰も最大のものはこれ迄で3個所で、ミズーリ州セントルイスのランバート空港が、上手く行くかも知れないと見えた矢先、クリスマス直前にして、業界最大の民間セクターとして名高い一つが興味を示しているにも関わらず、提案の募集はしないとの、市長の言葉が飛び出した。

 

市の役員会が2020年1月15日に決まって居り、そこでの決定は手続きを全て終わらせることになりそうであり、ランバート空港民営化に限らず、都市が相当な興味を持って居る他の空港についても、将来は暗そうである。

 

これにより、米国における民営化の手法としては、特定のインフラプロジェクトには、官民パートナーシップの途しか残されない事になるだろう。

 

St Louis airport lease is off: the end for U.S. lease deals?

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LCC各社、デルターウエストジェットの共同事業でラガーディアを戦場に 

07-Jan-2020

 

デルタ航空とウエストジェットが、カナダ政府の管理当局から、独禁法適用除外の国境越えの共同事業(JV)提案に青信号を受け取ってから間も無く6ヶ月になる。米国政府は未だにこのタイアップを認可して居ないが、デルタは2020年上半期には米国か管理当局から祝福を貰える事に自信を持って居る。

 

然し、米国管理当局は、両社が共同事業を立ち上げるべく前進するために、デルタとウエストジェットにどの様な取決めを課すのか、未だに定かで無い。米国の低コストエアライン各社は、ウエストジェットがニューヨーク/ラガーディア空港に持つ発着枠を剥奪せよから、この取引は直ちに却下せよまで、それぞれ異なる提言を持って進み出て居る。

 

最近の先例は、この共同事業を前進させるためには、ある種の付随的事項が米国運輸省から、デルタとウエストジェットに求められる可能性が高いだろうと示唆して居る;然し、タイアップ計画を批判する人々が唱える議論に、当局がどの位、重きを置くかの問題になるだろう。

 

LCCs make LaGuardia a battleground in proposed Delta-WestJet JV

 

英国国民の8割、航空業界は経済に重要と考える:NATS 

06-Jan-2020

 

英国国民の10人中8人は、個人的にも、また、英国経済全体にも重要であると考え、航空に対して肯定的な見方を持って居り、また、⅔は、航空の長所は、短所を上回ると言って居る。これは、英国の航空管制サービス供給会社NATS(旧称ナショナルエアトラフィックサービス)のために行われた新しい調査によるものだ。

 

然し、支持は、1年前の高評価に比べ、下がって居て、この減少は、人々の増加する大気と騒音の汚染に対する懸念に結び付いて居り、そして大衆の拡大する環境に対する意識を反映して居るのかも知れない。

 

そして、気候変動に関する、英国政府諮問委員会の最近の報告とは対照的に、人々は旅行を避けるべきであると言う考えに賛同する回答者は、僅か⅓3だった。

 

一方、欧州の前近代的なATCシステムは、個別の国家ATCシステムを維持すると言う、それだけの理由で、年間300万トンの二酸化炭素排出を余分に生み出して居る。

 

80% of the UK public see aviation important to the economy: NATS

 

2020年代、南太平洋地域エアラインの展望:新たな長距離の商機 

05-Jan-2020

 

南太平洋地域のエアラインは、多くの局面で転換期に入って居る。

 

カンタスは数十年にわたる保有機群を形作る発注の決断に直面して居るが、相当大騒ぎしたプロジェクト・サンライズを求めるのか否かも決めねばならない。これは、同社は2023年までに、豪州東海岸からロンドン又はニューヨークへ、世界最長の航空便を開設する事を意味する。

 

同時に、エアニュージーランドは、2020年にニューヨークへの自社の超長距離直航便を開設する準備をして居る。これらの計画は、バージンオーストラリアとエアニュージーランドがコスト削減プログラムを開始する事を余儀なくさせた、鈍化する需要と財政的に脆弱な業績と言う背景の中で展開されて居る。

 

太平洋諸島のエアラインにとっては、旅行需要の喚起のため、新たな機種を導入するにあたり、保有機群の更新は、主要な焦点である。

 

South Pacific Airline Outlook 2020s: New long haul opportunities

 

ノルウエーエアの脱出、オークランド空港へのボディーブローではなく 

04-Jan-2020

 

ノルウエーエアは、サンフランシスコ湾地域の全路線を、オークランド国際空港からサンフランシスコ国際空港に統合する考えである。

 

ノルウエーエアの営業担当副社長マシュー・ウッドは統合は、「収益性回復のために我々の立場を改善してくれるだろう。」と報告して居る。ノルウエーエアの週2便のサンフランシスコ=オスロ便は、2020年3月30日に就航予定で、週3便のサンフランシスコ=ローマ便は、夏季スケジュールで、2020年4月1日に始まる。同社は、2019年早くに、全てのロンドン、バルセロナ、そしてパリ便をオークランドからサンフランシスコに移して居る。

 

これは、オークランド空港にとって、「低コスト」に特化して居る他の米国空港にとって、ノルウエーエア自身にとって、そして長距離低コスト旅行の概念にとって、一体何を意味して居るのだろう。

 

Norwegian Air’s exodus not a body blow to Oakland Airport

1月5日掲載

premium Analysis  

ブラジル:インフラエロの役割また削られる;主要空港は民営化へ 

03-Jan-2020

 

ブラジルの国営空港運営会社であるインフラエロの役割は、2011年にブラジルで最初のコンセッションが始まって以来、次々と縮小されて居る。

 

かつては、年間2億人に上る旅客で、世界最大の空港運営会社の一つだったインフラエロが、一連の民営化により、多くの最重要空港がコンセッションのもと、消えていく結果となり、5年以上に亘り、その影響力は衰退の途を辿って来た。

 

今や、また、一つの一連のコンセッションの動きが、たった2つ残った、同社にとって金になる空港を、航行援助サービスと共に、失う結果になるだろう:最後の一本のわらしべは、2020年末にやって来る、サンパウロ・コンゴーニャス空港とリオデジャネイロ・サントスデュモン空港のコンセッションなどの一連の動きである。

 

インフラエロの社長はこれらの空港を「王冠の宝石。。。これらは、インフラエロの維持可能性を支えて居る空港だから」と評して居て、更にこれらの空港は、インフラエロの全収入の30%から40%近くを齎して居ると付け加えた。

 

インフラエロの将来の役割は、中央政府が描いた当初の計画に比べ遥かにちっぽけな、小規模で儲からない空港を、国の管理に戻すまで、大切に管理すると言う事になるだろう。

 

Brazil: Infraero’s role pruned again; key airports to be privatised

 

米国のエアライン:2020年の見通しは明るい、然し、未知の要素が付きまとう 

03-Jan-2020

 

米国のエアラインは、現時点では誰も敢えて予言をしない、ボーイング737MAXの現役復帰時期と、この国の来るべき大統領選挙と言う、二つの大きな不確実性を抱えて2020年に突入して居る。

 

米国でMAXを運航して居るエアラインは、米国連邦航空局が、同機の飛行管理ソフトウエアであるMCAS(Maneuvering Characteristics Augmentation System)を再承認する過程に細心の注意を注いで居る事から、この航空機の復帰の日を何度も延期しなくてはならなかった。

 

どんどん膨らむ不確実性が、2020年の米国の供給全体の伸びの予言を難しいものにして居て、その予言できないと言う事実が、投資家たちにとって、供給が需要を上回るのではないかと、どこか神経質にさせる懸念材料となって居る。

 

大統領選挙は、予言不可能な結果が消費者心理に、何かしら弱まりを生み出しかねない事から、次の段階の不確実性を創り出して居る。現時点では米国の消費者の見通しは、強いままで、米国のエアライン各社にとって、新年に突入するにあたって良い兆しである。

 

US airlines: 2020 prospects bright, but unknowns persist

 

2020年代、CAPAの世界エアライン展望。革命! 

03-Jan-2020

 

もし、航空業界にとって、21世紀の最初の20年間が、変容する時だとしたら、2020年代は革命の時だろう。

 

これからの10年間には、幾つかの与件がある:即ちアジアはグローバルエアラインの業界を席巻することになり、石油や外的要因のコストがコスト管理を難しくし(今のところ原油価格は大人しくなって居る様だが)、熟練した人材の不足が、引き続き業界の成長を妨げ、僅かな傑出した例外を除けば、エアラインは、投下資本への充分な対価を得る事が出来ない状態が続くだろう。

 

次の10年間の前半のある段階では、多分相当深刻な景気の後退もあるだろう。歴史的な傾向としては、既にとっくに期限を過ぎて居るのだが、そして、前例の無いほど低い利率で、驚くほど大きな、民間及び公的な負債を伴って居り、その規模がいかに大きなものになるのか、予見する材料は余りない。

 

もし、経済界に、未知の海域があったとすれば、それが、我々が今、正に居る場所である。

 

然し、あり得そうなエアラインとサプライヤーの負債の衝撃と、消費者需要の低迷の組合せの結果としては、ほぼ疑うべくもなく、これまでに見たことも無いような、より大きな業界内の統合(組合わせと市場撤退により)に向かう動きの引き金を引く事になるだろう。

 

今回の展望のレポートは、最も注目される業界の変貌を惹き起こすと私たちが見て居る、4つの主要な問題を取り扱って居る。

 

その内の2つは、どちらかと言えば水面下で徐々に起こるだろう;その他の2つは向こう5年以内に業界の基盤を揺るがす可能性がある。

 

CAPA's Global Airline Outlook for the 2020s. Revolution!

 Premium Analysis  

海外事情

海外事情 120日号

 

「アメニティ」という言葉が目立った。

 

1.(TJ) シェアアメニティー増加」「2.(TJ)宿泊サイトもアメニティー強化」

 

3.(TJ) 新興ガイドツアーに1.3億円」の3 つのニュースだ。1.のニュースでは、ゴルフやビーチなどのホストの会員権のシェアリングが開始すると予測。2.では、HotelByDayが、稼働率が40%と低く、余り使われていないホテルのアメニティ(スパ・プール・キャバナ、ジム・フィットネスルーム)を販売する。

 

3.の記事は、新興企業のDomioがアメニティーそのものを専門に販売する。ここでのアメニティーは、アパートのリビングルームにおける、ミレニアルやグループ旅行者向けにアピールするアメニティー(娯楽)が販売対象となる。E2E(エンドツーエンド)の様々な旅行パーツをシームレスに繋いで、トラベルジャーニーの全てのタッチポイントで、パーソナル旅行の提案をするわけなので、当然、アメニティー販売も強化されるというわけだ。

 

 

 

今週号では、年の変わり目にあたるのか、2020年のトラベルの予想や期待の記事が多かった。「1.(TJ) シェアアメニティー増加」、「6. 2020年の旅行マーケティング進化」、「11. 2020年、エアビーの年」、「14. 2020年の空港」がそれらだ。いずれの記事も、トラベルテックのイノベーションの進化や進展に加え、新ビジネスモデルの誕生を予測している。旅行は、右肩上がりの持続的成長が約束されている数少ない産業の一つであるので、どの記事を読んでも将来の明るい展望と新たなイノベーションに期待をかけている。特に世界の人口の半分以上が集中するAPAC市場の期待は大きい。(編集人)

 

出版物のご案内

好評発売中!

 

当研究所の丹治隆主席研究員がこの度本を出版しましたのでお知らせいたします。

 

著書名 :「どこに向かう日本の翼---LCCが救世主となるのか---

 

出版:2019/09/30 晃洋書房

定価:2600円+税 

 

好評発売中!

 

日本のオンライン旅行市場調査 第4版」 

 

フォーカスライトJapan(代表 牛場春夫)が、「日本のオンライン旅行市場 第4版」(全14章、220ページ)

を発行します。これは、2012年から2年おきに発行しているシリーズの最新版で、第4版ではダイナミックに変化し続けている2017年度の日本のオンライン旅行市場の概況をレポートしたものです。 

 

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