CAPA分析 : NEW HEADLINES   1月

CAPAアナリストによる アジア・太平洋の航空業界のトピックスは

今・そしてこれからの展望を紐解く大変興味深く、そして貴重なレポートです。

 

毎週幾つかのレポートをピックアップし、その序章をご紹介致します。

 

 

 英文本文の翻訳を航空、旅行業界の豊富な経験と知識で承ります。 

  

      お問合せはこちらから

デルタ航空、堅固な2014年を終える=通貨の逆風や大々的な値下げ圧力にも備えあり

21-Jan-2015 10:30 PM

 

デルタ航空は、引き続き国内線部門の強さと、燃油費以外の単位コストを、通年で、実質同程度に維持できたコスト実績に牽引されて、2014年度第4四半期と2014年度通期で幾つかの特別項目を除き、力強い業績を記録した。

 

2015年、デルタは米ドルの為替レートが、他の弱い貨幣に対して上って居ることから、逆風の中でのスタートとなったが、18%以上の投下資本利益率(ROIC)、11%14%の営業利益率など、公表した財務目標を達成することには自信を持っている。

 

2015年の年間で20億ドルと予測される大幅な燃油費節減により、為替の障害を幾つか軽減させることが出来るだろう。然しデルタはこの貯えを、負債の削減と、取締役会の承認が前提だが、株主配当の増額に使うと強調して居る。

 

Delta Air Lines finishes a solid 2014 ready to face currency headwinds and macro pricing pressure

デルタ航空とバージン・オーストラリア、米豪合弁事業の再承認を求める=低成長にも拘らず

21-Jan-2015 10:31 AM


デルタ航空と、バージン・オーストラリアは豪州航空当局から、合弁事業に対する、10年間の更新認可を得ようと模索して居る。米国運輸省の場合は、当初はこの企業提携の承認に、ずっと長い時間を要したが、無期限の認可を与えてくれた。バージンは、必要な無数の乗り継ぎが得られる米国のゲートウェイへのアクセスがどうしても欲しいため、デルタが欲して居る以上に引き続き提携相手としてデルタを必要として居る。この2社は2015年の供給席数では全体の25%を占めているが、これに対し、はるかに大きなカンタスが56%、残りはユナイテッドが19%を占めている。

 

小さいエアラインからは、小規模な成長しか見られないが、デルタ=バージンも僅かな成長しかして居ない。また、彼らの申請にも更なる成長の展望も述べられて居ない。バージン・オーストラリアは、長距離路線用の機材は持ちあわせが無く、いずれにせよ核となる国内市場に集中する積りだ。デルタの方は全地球的な事業で手一杯だ。ユナイテッドは増加への変換をし、カンタスは最も供給を伸ばして居る。市場の動向を見るに、新規参入社の見通しは僅かしか無いだろう。

 

Delta Air Lines and Virgin Australia seek re-authorisation for US-Australia JV despite low growth

サンディエゴ国際空港:拡大への戦いに成功=移転反対論にも関わらず


16-Jan-2015 11:16 PM


サンディエゴ国際空港は、東京行きの長距離路線と、同空港で最大のエアラインであるサウスウエスト航空の拡大が続き、旅客数でほぼ5.9%の増加と言う、確固たる実績を上げ、2014年を締めくくった。

 

これは、限られたスペースと、唯一の滑走路の位置に起因する運航上の制限を持ちながら、国際線の新たな参入を誘致しようとする同空港にとって有り難い実績である。

 

2000年代半ばに、地元経済の大きな成長をもたらし得る地域に、空港を移転させようとする試みが挫折して以来、サンディエゴは現在の場所で旅客処理量を二つの段階的拡大で増やし、現有施設を使って提供できる能力を最大化する努力を続けてきた。この障害が国際線を誘致する競争の中で、サンディエゴを羨ましくない立場に置いているのだが、いくつかの勝利も手にして居る。

 

San Diego International Airport: successfully fighting to grow, despite opposition to relocation

 

ロイヤル・エア・モロッコ、長距離路線を拡大=中国線を開設、グローバル・アライアンス加盟も検討

 

16-Jan-2015 7:39 PM
ロイヤル・エア・モロッコ(RAM) はグローバル・アライアンスに加盟すれば、より多くのプレミアム旅客を惹き寄せ、世界各地まで乗り継ぎ便を用意してくれるのか、秤に掛けて居る所だ。アライアンスの方は、モロッコでのRAMの立場から恩恵を得るだけで無く、欧州に次ぐRAMの国際線の大市場である、中央及び西部アフリカでも同様になる。

 

RAMは、長距離路線市場が拡大しようとする中で、新たに受領する787のビジネスクラス席数が増加するので、プレミアム旅客増に利用出来るかも知れない。サンパウロ線はほんの少し増え、他方、2015年夏場のピークには、今の所、ニューヨークだけが恩恵を受けるのだが、モントリオール=ニューヨークJFK線を12便に増便する予定だ。便数増と大型化で、RAMのニューヨーク線は、ピーク時には、2014年対比で53%増の拡大となる。

この供給拡大は、RAMの初のアジア路線であるカサブランカ=北京線の見通しと同様に、余りにも野心的だったと言う結果になるかも知れない。モロッコは熱心に中国人旅行者を受け入れたいと望んで居るが、この需要喚起のやり方は間違いかも知れない。RAMはまた、ドバイ線の復便を計画して居たが、偶然か否か、エミレーツのモロッコ線供給増の後に取り止めて居る。

このレポートは、RAMに関する2回シリーズの後編である。

 

Royal Air Maroc to grow long-haul routes, expand to China and consider joining a global alliance

 

未来の繁栄するエアラインのビジネスモデルに資金を調達する=CAPAサミット2015、於シンガポール 323日開催

16-Jan-2015 5:41 PM

 

CAPAのエアライン保有機材と財政サミット 201532日〜3

 

近距離アジア市場の激烈な競争下にあるLCC各社は、欧州や北米で超LCCが成功を収めている今、自分たちのビジネスモデルについて考え直している。即ち、収益性を改善するために、彼らの提供できるものを如何にうまく差別化できるのかが、問われて居るのだ。提供できる商品を切り分ける事も戦略の一つだろう、一方で、企業市場の占有率を上げる事や、域内の新市場を開発する試みもまた別の答だろう。また一方で、長距離LCCのモデルは2015年も、進化を続け、域内でもっと乗り継ぎを増やし、中東や欧州に伸びて行くことだろう。

 

然しながら、共通する要素として、多数の機材の買い入れには、域内の伝統的エアラインと同様に、これらのLCCも資金を調達せねばならないのだ。他方で、資金を提供する側としては、この進化する市場現場で勝者となるエアラインだけを支援する事に腐心して居るのだ。

 

Financing the successful airline business models of the future: CAPA, Singapore, 2/3 March

 

九元航空(9エア)、広州に誕生=中国の航空政策変換後、初の全く新しいLCC

16-Jan-2015 1:41 PM

 

中国の新規参入エアラインである9エア(九元航空)は、2015115日に中国国内市場で定期便の運航を開始した。多分、これに相応しいのだろうが、9エアは以前ハワイの挨拶の言葉を社名にした、アロハ航空が使っていたIATAコード、AQを使う予定だ。同社は中国の新しい環境に、初めて挨拶をする最初のエアラインになろうとして居る。即ち、中国の航空政策の変換後に生まれた最初のLCCなのだ。

 

この特別なレッテルは、重荷にもなって居る。9エアの開業は何度も延期され、チャーター専門としての仮開業は、広州=湛江387kmの短い路線で始まった。それにも関わらず、やはり広州に基地を置く、中国南方航空は同路線の運賃を値下げしたのだ。

 

9エアの唯一の路線、広州=温州=ハルビン線では激しい競争は避けられるが、間も無く、直接発注した50機の737のうちの初号機を受領する同社は、早晩、より目立つ存在になることは避けられないだろう。

 

9 Air, first all-new Chinese low-cost airline since policy reforms, launches in Guangzhou

ロイヤル・エア・モロッコ、最初の787を受領=リストラを終え、黒字回復する中で

15-Jan-2015 3:45 PM

 

ロイヤル・エア・モロッコ(RAM)は、2010年、11年と2期連続の記録的な営業赤字を計上した後に、リストラを実施し、2012年、13年と記録的な利益をあげた。リストラは困難なものだったが、RAMはずっとスリムになって浮上した。これは、単に不幸の次には幸運が来たというものでは無く、RAMはこの過程を踏んだことを喜んで居るかも知れない。従業員一人当たりの航空機数は110:1から58:1へと遥かにスリムになった。また、従業員一人当たりの輸送旅客数は1,054:1から2,329:1へと増加した。

 

RAMはカサブランカのハブでの国際線旅客に焦点を絞って居り、それに加えてRMALCC各社と太刀打ち出来る、その他のモロッコ国内都市への欧州線でこれを補おうとして居る。国内市場には難しい状況があり、政府は損失を補填する事に合意して居る。

 

中距離路線用機材を10機削減したことから、RAMの旅客輸送実績は2011年の6,100万人から2013年には5,600万人に減ってしまった。しかし、RAMは、最近改装した767の保有機群を補完するために、20151月に最初の787を受領し、現在拡大モードに入って居る。RAMはまた、E1904機追加し、夏場のピーク期には更に機材をチャーターする予定だ。

 

Royal Air Maroc receives first 787 as the airline finishes restructuring & returns to profitability

 

エアアジア、搭乗客5千万人、保有機200機の節目に近づく=アジアの航空界を変貌させて

15-Jan-2015 6:30 PM

 

エアアジアは、その8つのグループ会社全体で、年間約5千万人の旅客を輸送し、保有機材総数は約200機となって2014年を締めくくった。2001年末の営業開始から、ほぼ28千万人がエアアジアに搭乗して居る。

 

エアアジアは多分、歴史上のどのエアラインよりも素晴らしい事を達成し、殆どたった一人でアジアの航空界を揺り動かしたのである。東南アジアに於ける、LCCの浸透度は2001年にはほぼゼロだったのに比べ、今や60%に達しようとして居る。

 

エアアジアは中国以外のアジアで、年間5千万人を運ぶ、最初のエアライン・ブランドになろうとして居る。世界的な規模の尺度として、現在、地球上で年間旅客5千万人クラブに属しているのはたった10社なのである。

 

AirAsia nears 50 million annual passenger/200 aircraft milestones, having transformed Asian aviation

ガルーダ・インドネシア航空、国際路線網を更に調整=豪州、日本路線を休止

15-Jan-2015 10:27 AM

 

ガルーダ・インドネシアは、グループとして国内市場に力点を増す中で、中長距離路線網全体で供給の削減を行っている。ガルーダは、余りにも野心的だった事が判明した国際線の拡大計画に複数の調整を加えている。

 

豪州及び日本路線は同社にとって、シンガポールに次ぐ、国際線の2大市場だが、不採算な路線リストラの一環として、供給が削減された。この削減は供給過剰状態と激化する競争に対応するためには理解出来る反応であるが、同社が去った後を競合他社、特に長距離LCCの新規参入社であるインドネシア・エアアジアXに明け渡すことになる。

 

ガルーダは2015年に追加する供給のほぼ全てを国内市場に割り当てる事になりそうだ。国内市場での拡大は、一部、ライオングループのフルサービス・エアライン子会社である

バティックエアの急速な拡大への戦略的な対抗策である。

 

Garuda Indonesia further adjusts its international network with cuts to Australia and Japan

インドネシアの航空運賃下限規定、不適格な指導=悪い前例であり、逆効果になるだろう

14-Jan-2015 9:14 AM

 

インドネシアのエアライン分野では、政府が、各社に対して、運賃を過大に割引くのを止めさせる、下限が設けられ、規制がより厳しくなろうとして居る。新しい対策は、不幸にも、純粋にエアラインだけに商業的打撃を与える、型にはまった反応である。表向きは、安全に結び付けた対策なのだが、その点では、逆効果になるだけだろう。

 

インドネシアの航空業界は、既に運賃を規制し、エアラインをカテゴリーに分けたりする、不必要で非実用的な規則で、過剰に管理されている。インドネシア政府は、自国の活気あふれる産業への規制を緩和し、その代わりに将来の成長を容易にし、世界の基準に合うよう、インフラを向上させることに専念すべきなのだ。

 

インドネシアの国内市場は過去5年間で、ほぼ2倍に拡大し、長期的成長の展望はまだまだ明るいままだ。然し、2014年、殆どのエアラインは赤字に陥り、成長がペースを緩めている。今はまさに、商売の問題にちょっかいを出し、安全や運航の問題に何の関係も無い、新たな規制を設ける様な時期ではない。

 

Indonesia’s price floor for airlines is misguided, a bad precedent and will be counterproductive

インドの航空業界の指導者たち、CAPAインドサミット2015に集合=収益性ある成長はすぐそこに

13-Jan-2015 5:30 PM

 

インドの航空業界は、エアライン各社が過去8年間に累計110億米ドルの損失を出す結果になった、絶え間無く続く、経済的、管理的、構造的な問題に直面した後に、今まさに、収益性のある、継続可能な成長の時代に入ろうとして居る。

 

然し、これは、決して確証のあることではない。原油価格の下落、経済状況の改善は好ましい背景を創ってくれて居るが、主要な利害関係者は全員で、この分野の回復と成長のためにそれぞれの役割を演じなくてはならないだろう。

 

一方で、共同出資のニーズやビジネスチャンスを秘めた、一連の新たな空港の民営化や、新改装、そして新規建設などが進行して居る。

CAPAインド」は、201523日~4日ムンバイで主たる行事を開催し、これらの問題や他の重要な課題について討議される予定だ。

 

India’s aviation leaders assemble at CAPA India Summit 2015: Profitable growth is around the corner

 

エチオピア航空、2015年の展望:更なる急成長=アフリカ最大のエアラインになる

13-Jan-2015 1:40 PM

 

2015年、フラッグキャリアーであるエチオピア航空は、他のアフリカの主要エアラインとの差を広げる事が出来る、更なる保有機材、路線網の拡大を計画して居る。同社は既に、保有機数でアフリカ最大の航空会社になって居るが、2015年には、輸送旅客数で見ても、南アフリカ航空(SAA)を追い抜いて最大のエアラインになる可能性がある。

 

エチオピア航空は、この10年代初頭に比べ、他のアフリカの主要エアラインが僅かしか、或は全く増やして居ない保有機数を、倍増させて居る。エチオピア航空が、沸き立つアジア=アフリカ間市場を開拓して居る様に、アジアと、アフリカがこれまでに引き続き、今後も主たる牽引車となるだろう。

 

エチオピア航空は20154月、アジアで11番目の目的地となる、東京線を開設する。同社はまた、20156月にロサンゼルス線を開設して、米国に第2番目の目的地を加える事になって居る。

 

Ethiopian Airlines 2015 outlook: more rapid expansion as it becomes Africa’s largest airline

日本、来訪客増、エアラインの成長を図るため、対中国ビザを緩和=東南アジアでの成功に続けて

13-Jan-2015 12:44 PM

 

日本は、2020年までに訪日旅行者を2千万人、2030年には3千万人にすると言う、観光産業に関する、極めて野心的な目標を掲げている。然し、アジア地区に対するビザの厳格な規定は、つい最近になって、漸く緩和され、いまだに完全には自由化されて居ない事から考えると、この目標は完全に実現可能で、というより、むしろ、保守的でさえあるだろう。

 

日本は入国管理手続きを緩和したお陰で、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムからの訪日旅客が50%超の伸びを達成して居る。これらの諸国は日本にとってアジアの比較的小さな市場であるが、必要としている成長にかなり貢献でき、訪日旅客の多様化に役立って居る。一方、北アジアの4つの市場、中国、香港、韓国、台湾が、日本の全来訪客の2/3を占めて居る。

 

中国には、どこにも増して、最大の成長の機会があり、次にビザ要件が緩和されるだろう。最大の受益者は中国のエアライン、その後に、日本のLCCだろう。アジアの旅行者が伸びて居ることから、日本は長距離市場に向けていた焦点を切り替えることになる。と言うのも、2000年に全体の64%だったアジアからの訪問者数は、今や81%になって居るのだ。2010年、中国人に人気の旅行先として、日本は第3位だったが、2013年には第7位に滑り落ちて居る。これは、可なりの上昇の可能性がある事を示して居る。

 

Japan relaxes Chinese visas to stimulate visitor & airline growth, following Southeast Asia success

アメリカン、デルタそしてハワイアン、羽田の夜間発着枠を争う=戦いは昼間帯枠でも

12-Jan-2015 11:43 PM


米国エアライン各社は、東京羽田空港の夜間帯発着枠を巡る、激しく劇的な、茶番劇の要素も含んだ争いを演じようとして居る。アメリカンとハワイアン両社は、デルタが、2014/2015年の冬季シーズンに大幅な供給減をして居る中で、シアトル=羽田線の運航に発着枠を使わせる事が、公共の利益に合致するのか検証すべきであると連邦運輸局(DoT)を説得するのに成功して居る。アメリカンとハワイアンは羽田発着枠を、それぞれ、ロサンゼルス線とコナ線に使用する申請を上げている。

 

この状況は2010年の「大変革(ビッグバン)」以来、米国エアラインが、羽田に於いて、如何に限られたアクセスしか獲得出来て居ないかを反映して居る。全体としてこの発着枠はエアラインにとって結構なものだが、その路線網の中では、ほんの小さな一部分に過ぎない。それでも、この深刻な争いの起こる原因は、デルタが日本で弱く、2015年には、この市場で大掛かりな供給削減を計画して居るからだ。

 

それにしても、たった一つの夜間帯発着枠を巡っての諍いは、今後、最終交渉の結果、はるかに価値の高い昼間帯発着枠が2枠使用に供された時には、如何に激しい競争になるかを示して居る。

 

American, Delta & Hawaiian Airlines fight for a Haneda night slot – and battle looms for a day slot

 

中国国際航空、アディスアベバ、ヨハネスブルグ乗入れ計画=政府のアフリカ政策を更に推進

12-Jan-2015 10:00 AM


中国の航空当局は、政府が資源の豊富な各国と通商や外交関係を拡大させているアフリカに乗り入れるよう、自国のエアラインにずっと圧力をかけて来た。

 

アフリカのエアライン、特にエチオピア航空が、中国で路線を拡大、存在感を増して居ることから、政府は中国のエアラインもアフリカで国威を発揚して欲しいと切に願って居る。然し、中国エアラインの運航しているアフリカ路線は、未だに限られて居て、海南航空はルサカ線から撤退し、中国南方が中国人のレジャー客を運ぶために、モーリシャスに飛んで居る程度だ。

 

中国国際航空は、報道によれば2015年にアジスアベバとヨハネスブルグに就航することを検討中らしく、フラッグキャリアーとして、ついに政府の圧力に負けて、アフリカ乗り入れとなった模様だ。同社がその路線をとなると、多分、スターアライアンスの盟友であるエチオピア航空、南アフリカ航空と協働する必要があると思われる。エチオピア航空は提携に乗気な様だが、南ア航空の方は、大赤字を出していながら、政府が継続を求めている北京線に、何等かの解決策を、喉から手が出る程欲して居る。中国国際の乗入れ案は、アフリカでアジアのエアラインが縮小傾向にある時に重なっているが、想定される両路線とも、中国国際にとって、採算的には難しいものだろう。

 

Air China's entry into Addis Ababa and Johannesburg would further China's objectives in Africa

エアカナダのSWOT:継続可能性を模索、然し宿敵が待ち受ける=新しい問題も

9-Jan-2015 9:53 PM

 

エアカナダは、過去数年にわたって、貸借対照表を修復し、レバレッジを改善し、コストを下げる事に真剣に取り組んで来た、その努力の結果として黒字転換への目標に達し、手元資金は悠に下限を越える状態を維持するなど成果が上がってきて居る。

 

カナダのフラッグキャリアーは、また、低コスト子会社であるルージュの創立や、長距離国際線市場への進出など路線網の再編に取り組み、カナダの国際線エアラインをリードする立場を強化して居る。

然し、エアカナダは収益性の維持に努力する中で、宿敵ウエストジェットからの挑戦に、そしてまた、カナダでULCCのビジネスモデルを実現しようと言う、新規参入社の挑戦にも直面して居る。同社は当然ながら、この脅威に集中し、また、自らの事業を変容させる事を継続しつつ、まだまだ、為すべきことがいくらもあると気付いて居る。

 

このCAPAのエアカナダの強み、弱み、機会、脅威(SWOT:strength, weakness, opportunity and threats)に関する分析は、世界のエアラインのSWOT分析シリーズの一つである。

 

Air Canada SWOT: Working towards sustainability, but familiar foes await - along with some new ones

 

IAGSWOT分析:欧州を主導する伝統エアライングループ=財政的進歩と戦略的な自信を示す

9-Jan-2015 6:00 PM

 

2014年はIAGにとって、価値創造の黒字回復へ建設的に前進した年だった様だ。ブエリングはこのグループの一員だが、初めてフルに一年間を経過し、引き続き、IAGの中で最も好業績である。イベリア航空は供給増と利益を回復し、英国航空はA380とボーイング787を初めてフルに一年間稼働させた年となった。

 

ある意味では、欧州の3大伝統エアライングループはどこも、そのネットワーク・エアラインの事業をリストラし、低価格の単純往復運航で成長の可能性を追求すると言う、概ね、似たような事をして来た。然し、IAGの両分野に於ける施策が、順調に推移し、他の2グループを収益の実績で上回る事となった。

 

IAGにとって、この年はエアリンガスの買収を提案したところで最高潮に達した。この申し入れは拒絶された(再燃する可能性あり)が、財政面のみならず、統合を追及する戦略に自信を深めて居る点でも、IAGが、3大エアライングループを主導する立場にある事を更に証明して居る。今回のレポートでは、IAGの主たる強さ、弱さ、ビジネスチャンス、そして脅威(SWOT:strength, weakness, opportunity and threats)について検証する。

 

IAG SWOT: Europe's leading legacy airline group shows financial progress and strategic confidence

中国国際航空、新たな長距離路線市場を求める=欧州、米国に確かな足がかりを確保した後に

9-Jan-2015 12:51 PM

 

中国の主要エアライン3社は、何れも国有会社であるが、その中でも旗艦は北京を基地とし中国名が国際線エアラインを意味する中国国際航空(Air China)だ。中国国際は、中国東方、中国南方と合わせた3社の中で最も国際線に焦点を当てて居る。同社は、ひとつには北京ベースをハブにするチャンスの為に、また国際市場で国を代表するエアラインとなる為に、他社より早く、欧州、米国への拡大を追求して来た。政治的な責任と引き換えに商業的な選択権を与えられた結果だが。

 

中国国際が現在、直面しているのは欧州、米国での短期的チャンスを最大化することで、この為には、新たな市場を見出さねばならない。2015年に計画される、新たな路線の一覧表と噂されて居るものには、アジスアベバ、ヨハネスブルグ、そして、モントリオール-ハバナへの長距離路線が入って居る。(オークランドNZは既に発表されている)この一覧表は理にかなって居て、これまで同社が語って来た路線網と差異が無く、最終的に真実に近いと見なされている。問題は、旅客が行きたい所と、北京政府が同社に行かせたい所とのバランスを取らねばならない事である。

 

Air China looks for new long-haul markets after securing stronghold in Europe and the United States

エアバスとボーイングの2014年:受注と納入、雨霰が続く=鈍化の兆し無し

9-Jan-2015 12:37 PM

 

2014年が幕を閉じ、年間の受注総機数、納入総機数の双方のレースで、ボーイングは宿敵のエアバスを上回った模様である。然し、購入機材総数及び保有機材の追加機数がほぼ新記録の水準で有る事では、どちらのメーカーも、昨年の実績について文句の言いようが無いだろう。合計では、この2大メーカーには、2,500機以上の発注がなされている。

 

発注数は絶頂期の2013年、2007年に匹敵する水準である。また、ボーイングが715725機を、エアバスが625630機を納入と空前の水準の製造機数にも関わらず、発注製造率は2:1よりましという程度で、納品待ちが増大している。

 

そして、少なくとも中期レベルで原油の値下がりがあり、米国とアジアで経済が比較的強い状況が続いて居り、この状況が悪化する徴候は殆ど無い。

 

Airbus and Boeing 2014: the rain of orders and deliveries continues, with no sign of slackening

 南アフリカでの競争強まる=コムエアと南ア航空の複占状態を崩すフライ・サフエアの参入で

8-Jan-2015 12:00 PM

 

フライ・サフエアの開業と拡大により、南アフリカの国内市場で、競争が再び激化して来ている。この新規LCC201410月に営業を開始し、既に南アの主要な5路線で競合を始めて居る。

南アの市場は2012年のワンタイムとベルベットスカイの破綻からずっと収縮傾向にあった。統廃合の結果、コムエアと南アフリカ航空(両社ともフルサービスと格安の二つのブランドを持って居る)の複占となり、収益性は可成りの改善を見せて居る。

 

もう一つの新規LCC、スカイワイズが開業しようと準備をして居るが、南アの国内市場は再度急速に供給過剰に後戻りする危険を抱えて居る。既に域内国際線市場で競争を始めて居る、新たなアフリカ横断的LCCグループであるファストジェットとフライ・アフリカ.comは、引き続き南アのダイナミックな市場への参入を狙っている。

 

今回の記事は、アフリカで台頭するLCC各社の2015年の展望を分析する3回シリーズの最終回。第1回はタンザニアに拠点を置く、ファストジェット、第2回は20147月にジンバブエで開業し、20153月にはナミビアに関連会社を創るフライ・アフリカ.comについて。そして最終回はフライ・サフエアと南アの国内市場についてである。

 

Competition intensifies in South Africa as FlySafair breaks Comair-South African Airways duopoly

 

関連記事参照

ファストジェット、2015年の展望:保有機の拡大、新規子会社創設=然し収益性には問題がフライ・アフリカ.com2015年の展望:急速な拡大とナミビア基地開設=競争激化の中で

Competition has 

TAMブラジル航空、域内路線を強化=政府の補助の有無に関わらず

8-Jan-2015 8:20 PM

 

ブラジルの航空会社TAMは、政府の提案する一部域内空港への路線運航に対して、補助を与えるという制度の決定より先に、自社の域内路線の戦略を固めようとして居る。同社はブラジリアから独自に圧力をかけ、また、ブラジルの域内航空会社であるパッサレードと提携して、小規模市場へのアクセスを確保する計画を発表して居る。

 

TAMはまた、ブラジルのエンブラエル社などの航空機メーカーと機材の発注についての協議を進めている。TAMはライバルのGOLがエンブラエルのジェット機の発注を検討していると発表した後に、この協議について言及して居る。

 

TAMの域内路線網の強化発表のタイミングはブラジル経済が未だに脆弱であるこの時期にあって大変興味深い。然し、TAMは多分、過去数年間、ブラジル国内線の事業黒字化に集中している間に失った、市場占有率を取り戻す場を整えようとして居るのだろう。何れにせよ、TAMの意向がどうであれ、同社は国内小規模市場からの需要をより多く摘み取ろうとしている様に見え、同国内の競争状態を新たに創り出すことになるだろう。

 

TAM opts to make a regional push with or without Brazilian government subsidies

フライ・アフリカ.com2015年の展望:急速な拡大とナミビア基地開設=競争激化の中で

7-Jan-2015 11:15 AM

 

新たなLCCグループである、フライ・アフリカ.comは、2015年、ナミビアに第2の関連会社を開業させ、ジンバブエの関連会社を引き続き成長させる事で、急速な拡大を計画して居る。同社はまた、ザンビア=南アフリカ間の市場で、第5の自由運輸権を使って競争参入を狙い、西アフリカでの合弁事業を立ち上げる予定だ。

 

南アは、近隣国の関連会社を使って同国の域内国際線市場に格安運賃を持ち込もうとして居り、引き続き同社が狙っている市場である。

 

ナミビアとジンバブエは、ずっと規模の大きな南アに比べると事業運営許可や運輸権を取得するのがずっと容易であることが分かって居る。

 

フライ・アフリカ.com20153月末までに開設しようとして居る7路線中、6路線が、南ア行きでありこれにより、南アの近距離国際線市場でのLCCの占有率は9%になる見込みだ。この6路線全てが、これまで、運賃が非常に高く、また南ア航空(SAA)に牛耳られていたものだ。従って、市場を刺激する可能性が、可成り高いだろう。

 

flyafrica.com 2015 outlook: rapid expansion and new Namibia base as competition intensifies


世界の空港財政及び民営化:CAPA2014年のレビュー=巨大ファンドが取引を牛耳る

5-Jan-2015 4:29 PM

 

CAPA2013年空港財政と民営化報告では、空港の買収統合の取引、特に二次的、三次的空港の関係する取引については、減少している事に言及している。

 

この傾向は2014年も幅広く継続した。然し昨年は、また、世界中でおもに主要空港の絡んだ、多くの大規模な取引が行われた点で特筆すべき年だった。一握りのケースであるが、大きな域内空港も対象となった。

 

空港の資金調達に関しては、ますます、巨大な国際ファンドが君臨する事となって居る。未だに投資家や資金運用家の性格には大きなバリエーションがあるが、世界的には、インフラ、年金、政府出資系投資、ヘッジ、そして未公開株、などのファンドに確実に移って居る。また、戦略的投資家は、西欧や北米の成熟した市場に比べ、成長率予測がずっと高い、新興市場に投資しようとする傾向がますます強くなって居る。

 

この要約は、地域ごと、国ごとの進展の概要を報告する。

 

Global Airport Finance and Privatisation: CAPA Review 2014. The big funds dominate transactions

 中国南方航空、史上6番目に輸送旅客1億人達成=次は、効率向上へ

6-Jan-2015 8:13 PM

 

中国南方航空は、世界で6番目、そして米国、欧州以外で初めて、年間1億人超を輸送するエアライングループとなった。1988年に創立されたばかりの中国南方は、2014年、1億人を輸送するアメリカン、デルタ、ルフトハンザ、サウスウエストそしてユナイテッドの各グループより早く、この記念すべき一里塚に到達した。ライアンエアは、2015年に輸送旅客9,700万人を想定して居り、程無く1億人に達するだろう。

 

中国国際と、中国東方の各グループも1億人の道程突破を目前に控えて居る。急速に伸びて居るHNAグループも、この10年の曲がり角辺りに、1億人を達成するかも知れない。このグループが、公的資金はわずかしか得て居無いにも関わらず、中国に、1億人輸送エアライングループを、米国と並ぶ4社も出現させることとなるのは興味深いことだ。

 

中国南方は巨大であり、この、一部独自の力、一部統合合併でなし得た急速な発展が、効率を犠牲にして来て居る。このグループには最も高い成長が予測されるかも知れないが、それと共に、前途には可也、面倒な事になり得る問題が控えている。また、長距離路線での業績が上がらない一方で、核としての国内市場が新たな競争に直面していることが最大のリスクとなる可能性がある。

 

China Southern 6th airline in history to carry over 100m passengers. Now for improved efficiency

 

 中国の航空界再編と新規参入ラッシュが成長見通しを押し上げる=そして保有機材の更新も

3-Jan-2015 9:02 AM

 

中国の航空市場は拡大のペースを緩めている。航空界では、中国の2桁成長の日々は既に昔のものになったかも知れないが、ボーイング社は最近の動向から浮上して、2013年の新機材需要見通しを7.8%引き上げた。この拡大見通しを支えているのは、歴史的に見ても急速に成長するLCCを含めた、新規エアラインの参入を認める政策の変更である。そして、これは、交通量も拡大させて居る。最近、中国全土で、19社は下らない新規エアラインが活動を開始したか、計画中である。

 

この成長の軌道で行くと、中国は20年間に亘り、毎年301機、即ち平均して29時間に1機の航空機を受領すると見込まれる。2013年には、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、と言う主要な3つのエアライングループは、総計200機を導入した。彼らは全国で新5カ年計画がスタートする2015年には、漸く拡大のペースを緩めると見られる。

 

新規参入組は、小さな基地から急速に拡大すると思われるが、北京政府はその野心と在来エアライン各社の保護主義との間の、バランスを前向きに取って行かねばならないだろう。

 

China's aviation reforms and a rush of airline start-ups boost growth prospects; and fleets recycle

 中国の航空界再編と新規参入ラッシュが成長見通しを押し上げる=そして保有機材の更新も

3-Jan-2015 9:02 AM

 

中国の航空市場は拡大のペースを緩めている。航空界では、中国の2桁成長の日々は既に昔のものになったかも知れないが、ボーイング社は最近の動向から浮上して、2013年の新機材需要見通しを7.8%引き上げた。この拡大見通しを支えているのは、歴史的に見ても急速に成長するLCCを含めた、新規エアラインの参入を認める政策の変更である。そして、これは、交通量も拡大させて居る。最近、中国全土で、19社は下らない新規エアラインが活動を開始したか、計画中である。

 

この成長の軌道で行くと、中国は20年間に亘り、毎年301機、即ち平均して29時間に1機の航空機を受領すると見込まれる。2013年には、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、と言う主要な3つのエアライングループは、総計200機を導入した。彼らは全国で新5カ年計画がスタートする2015年には、漸く拡大のペースを緩めると見られる。

 

新規参入組は、小さな基地から急速に拡大すると思われるが、北京政府はその野心と在来エアライン各社の保護主義との間の、バランスを前向きに取って行かねばならないだろう。

 

China's aviation reforms and a rush of airline start-ups boost growth prospects; and fleets recycle 

アリタリアとエティハド契約完了、エミレーツとカタールが供給を増やす中で=イタリア-湾岸間が記録的な成長

2-Jan-2015 1:33 PM

 

新年2015年は、元旦にアブダビのエティハド航空が、投資先として、エアリンガス、エアセルビア、エアベルリン、そしてダーウイン/エティハド・リージョナルなど、その他の欧州エアラインに加え、49%を所有する、所有者の交代を完了して、アリタリアCAI*1)がアリタリアSAI(*2)となり、新たなアリタリアの誕生を歓迎することになった。

 

然し、2015年はまた、アリタリアとエティハドが、提携してアブダビ行きの便を増やし、エミレーツ航空とカタール航空も夫々の供給増強をすることから、イタリアと湾岸諸国のハブとの間に記録的な席数が供給されるのを目の当たりにすることとなった。2015年のイタリアと湾岸の間の供給席数は、前年対比で、毎日約1,200席が増え、合計で5,100席超となった。

 

アリタリアとエディハドは過去に無い供給量を追加し、エミレーツとカタールはこれまでイタリアでは、2012年以来、最大の成長の年と成って居る。この4年間のイタリア=湾岸諸国市場間の年間供給席数は、2011年の84万席から2015年には190万席に倍増することになる。

 

*1)Alitalia CAI: Compagnia aerea italiana spa

*2)Alitalia SAI: Società aerea italiana

 

Alitalia and Etihad complete deal as Emirates and Qatar add seats. Record growth for Italy-Gulf

 

豪州の副次的空港、興隆のチャンスあり=二国間協定の障害が原因で

2-Jan-2015 8:00 AM

 

カンタスがパース発の国際定期便を休止したことは、西部豪州の首都であるパースが、カンタスの不在の後、一握りのバージン・オーストラリアの便数を超えて成長することを認めるべきで、二国間航空協定の上限規定はパースに適用すべきでない、と示唆することに理由を与える結果となった。豪州の、それ以外では片務的なオープンスカイ協定は、ブリスベーン、メルボルン、パース、シドニーの主要空港での供給量を制限しているけれど、その他の都市については、もっと寛大な、或は全く制限が無い取り決めになっている。

 

副次的な豪州の空港へのより自由なアクセスは、理論的には中国本土、香港、マレーシア、フィリピンそしてUAEなど既に二国間協定枠一杯まで使って居るか、それに近い市場からの便にチャンスを与えることになる。然し、副次的都市は、生み出す需要規模が、重要なプレミアム旅客を含め小さく、また海外での知名度も低い。副次的な豪州空港から主要空港へのタグフライト運航というアイディアは二国間協定の制限を回避する手段になるが、運航上も、商業的にも禁止条項に触れかねない複雑な問題を招く可能性がある。

 

As bilateral restrictions bite, Australia’s secondary airports have an opportunity to bloom

2015CAPAのイベント=航空サミットはラスべガス、シンガポール、ヘルシンキ、ダブリン、そしてシドニーで開催

1-Jan-2015 10:02 PM

 

CAPA150人を超えるエアラインのCEOと、そして、2,500人以上のエアライン幹部が出席する2015年のイベントスケジュールを謹んでお知らせしたい。また、新しい一年間の最初の3回のサミットの講演者と議題が発表された。2015年、CAPAは合わせて7回の航空業界をリードするこのイベントを開催する。

 

CAPAインド航空サミット 於ムンバイ 23日〜4

インドの急速に進化する航空業界のリーダー達を一堂に集め、同時に政府と空港分野からの幹部が出席する。[イベントホームページはこちら]

 

CAPA保有機材と財政サミット 於シンガポール 32日〜3

全企画中で最もエアラインを中心とした財政イベント。他に類を見ないエアラインのCFO、財務、資金担当責任者によるプレゼンテーション20本。50社を超えるエアラインが参加する、ユニークなCAPA保有機材市場。最新の議題と講演者の詳細は以下を参照。[イベントホームページはこちら]

 

CAPA Events 2015: Summits announced in Las Vegas, Mumbai, Singapore, Helsinki, Dublin and Sydney

アレジアント航空、中規模市場の統合で生まれた機会活用を狙う

1-Jan-2015 8:56 PM

 

アレジアント航空は、米国航空業界内の統合により、中規模のハブから運航する事が、同社にとって、より効果的になって来た事から、路線網の微調整をして居る。2014年の1年間で、同社は、デルタが路線網の効率を最大化する為に小規模ハブの路線を削ったが、その一例であるシンシナティに急速にハブを構築して来た。

 

2015年には、アレジアントは、自社の路線網の中の、より大きな地域では、小規模市場ほど、大幅な割引運賃を必要としないだろうと結論付け、もっと、他の中規模市場からの便の運航を導入しようとして居る。同社はまた、今でも保有機中半数以上であるMD-80では実行不可能な市場に、エアバスの狭胴機を使う事で、路線網の幅を広げようとして居る。

 

アレジアントのこの動きは、米国の市場が成熟度では安定的状態に行き着いたかの様に見えたとしても、市場のダイナミクスを表すその枠組み自体が、劇的な水準でとは言えない迄も、変化している事を示している。

 

Allegiant Air works to exploit opportunities created by consolidation in medium sized markets

ファストジェット、2015年の展望=保有機の拡大、新規子会社創設、然し収益性には問題が

30-Dec-2014 12:10 PM

 

アフリカのLCCグループであるファストジェットは、2015年、ついに保有機材の拡大と子会社の設立を実現しようとしている。このグループは繰り返し、拡大と新規子会社の創設を遅らせた結果、2014年、保有機材を、2012年末、2013年末に運航して居たのと同機数の、3機のA319で終えようとして居る。

タンザニアを基地とする、このグループは2015年には、第2の子会社をザンビアに創立し、また第3の子会社を、最もありそうなのが、ウガンダに作り、保有機数を3倍増する計画を立てて居る。然し、この様な拡大計画は、確実性からはほど遠く、念願のケニヤと南アフリカでの子会社の立ち上げは2015年内に出来そうに無い。

 

ファストジェットは2012年の創立以来、積み上げた累積赤字は、2億米ドル近くになる。だが、同社は、原油価格の値下がりと、アンゴラとガーナの不採算路線の休止により、2015年の業績はかなりの改善を見せると自信を持っている。

 

保護主義的な考え方という障害が残り(しばしば、現実的には意味が無いのだが)、そして一方では、競争が激しくなろうとして居る。

 

fastjet 2015 outlook: fleet expands and new affiliates launch but profitability remains challenging

湾岸エアライン、保有機材の年=カタールはA350/A380を受領、エティハドはA380/787を受領

28-Dec-2014 6:00 PM


正に2014年の暮れは、湾岸のエアラインとって、各社が新造機を受領して今年の中でも最も重要な時期の一つとなった。即ち、ほんの数ヶ月前にA380初号機を受け取ったばかりのカタール航空が世界初のA350を受領し、エティハド航空はA380初号機と787−9を受け取った。

 

これらは、単なる新しい玩具では無く、運航面だけで無く、顧客対策上も大きな改善を齎して呉れるのだ。湾岸地区は、最高級のプレミアム商品を育んできたのだが、今回の新機材導入が、更にこの地区が最高の部類の、(最高そのものではないとしても)商品を提供し続けると言う評価を確固たるものにするだろう。

 

湾岸のエアラインは嘗ては、価格で、そしてしばしば便利さで売って来た。彼らは路線網を拡大し、便数を増やす中で、より高級なプレミアム客室、より魅力的な常顧客プログラム、新たなターミナルや空港を建設、経由地でも娯楽や活動プログラムに富んだ新たなハブの構築へと動いて居る。

 

Gulf 'Year of the Fleet' as Qatar Airways receives A350/A380 and Etihad Airways its A380/787

米国エアライン、株主優遇、政治的反発の抑制を目指す=原油価格が下落する中で

27-Dec-2014 11:55 PM

 

米国エアライン各社は、原油価格値下がりの恩恵を消費者に還元しない事が議論となり、

またもや政治的な非難の矢面に立たされている。ある連邦議会議員が、既に原油価格が予想を超えて、大幅な値下がりを見せて居るにも関わらず、何故エアラインは運賃を下げないのか追求す可しと要請して居るのだ。

 

同時に、エアラインは、値下がりしたのと同様にまた急激に上がるかも知れない原油価格が、今は下がったからと言って、慌てて運賃値下げに走らぬ様に投資家達からの厳しい監視にあって居る。

 

これにより、エアラインは、長期に亘る株式投資家に対し、投資先としての評価を上げようとする一方で、消費者からの反発に合うと言う、厳しい立場に立たされる。米国の大手エアラインの内の2つ、デルタとサウスウエストは、最近の燃油価格の下落は歓迎されるものの、エアライン産業に於いては、恒久的な構造とは言えないという長期的な見方をしている。

 

US airlines aim to please investors and limit the political backlash as oil prices tumble

世界の航空及びツーリズム最新ニュース

 最新ニュースはこちらからご覧

 頂けます。

 

 

     好評発売中!

日本のオンライン旅行市場調査
       第3版      

 

KLM - Bluey The Wellness Centre