海外事情

フォーカスライトJapanでは、Tnooz (tnooz.com) 並びにTravel Weekly (travelweekly.com)を含む海外主要旅行業界誌から、面白そうな業界ニュースを選別し日本語に意訳して、トラベルジャーナル(TJ)の隔週コラム「FROM THE WORLD/海外事情」に掲載しています。この「海外事情 アーカイブ」では、TJのコラムに掲載したしたニュース以外の記事を、TJコラム発行日の3日遅れでアーカイブとして掲載しています。

 

   

 ■2018年4月2日 お知らせ NEW!

 

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TJ海外原稿 521日号

 

マリオット、体験プラン強化

Ø  エアビー、MICE企画者を支援

Ø  GBT、地上輸送比較サービス

Ø  ホテル宿泊予約で詐欺横行

Ø  トリアド、影響力が拡大

 

      については、トラベル ジャーナ 521日号をご覧ください。

Ø  AI分析-part1:旅行業界システム大手

Microsoft社はつい最近AIを次の世代の最重要技術として、AIを重点とした組織再編を発表した。Harvard Business ReviewではAIを最重要の汎用技術だとしている。スタンフォード大学では各分野での活動や進捗を追跡するオープンなAI indexの開始を発表するなど、AIはかなり定着していることは明らかだ。旅行業界においてAIは旅行者のオンライン検索でのアイデア、イメージに始まり航空運賃、宿泊、目的地での体験に至るまでのステップすべてに関わるようになってきた。マシンラーニング(機械学習)として知られる人口知能の部分集合(サブセット)は1ビット、1バイト追加されるごとにより早く、よりスマートに、より役に立つ機能となり続けることとなる。

今月はAIの旅行における現在と将来の可能性について深堀する。まずは3大GDSAmadeus, Sabre, Travelportから見てみよう。

 

<背景>

GDSは流通、サプライヤー、仲介業者の中心にある伝統的な旅行システムの提供者だ。3社ともAIをプラットフォームやプロセスに装備するために多大な資源を投入しており、営業チームのサポート、デジタルマーケティングの改善、詐欺の検出、社内システムの監視、旅行会社業務の自動化などにAIを利用したさまざまな実例を体現している。しかしながら最終的に最も重要な顧客である旅行者が見るから予約するへ促すソリューションとなることをAIに期待していることは明らかだ。

 

<細分化と個別化>

例えばロスからロンドンへのフライトを探している旅行者へ何百もの選択肢の中から、どうやったら最適な選択を提示できるかということはサプライヤーにとっての最大の課題だ。解決策は顧客を知ることにあり、GDSはそれを容易にしようとしているのだが、他の業界より旅行ブランドにとってはより大きなチャレンジとなる可能性がある。

AmadeusAI研究グループの責任者アクーナ氏によると「Amazonなどの小売業界は顧客ごとの情報を持ち顧客をよく知っているが我々は個人化されたデータが少ない。利用頻度も買い物に比べて旅行の80%は年に一回かそれ以下だ。 そうはいってもGDSは毎日買い物や予約での150-200TBのデータ処理から、出発日、行き先、予約のクラス、滞在日数などAIが顧客を個別に細分化するのに十分なデータがある」

Sabreのチーフサイエンティスト、バイノッド氏は述べている。「我々は顧客を知らないにしても出張なのか週末の旅行なのか家族連れでの滞在延長なのかは把握しており、この細分化されたデータを推奨の手段に使います。顧客にターゲットを絞った回答を返すという点では旅の前後の状況把握ということが最も重要な考え方かもしれません。」

Sabreは顧客の個別分析と、フライト時間、運賃などの選択属性を組み合わせて選好性主導型エアショッピングというソリューションを作った。

「これはお勧めを個別化できるので顧客に多数の選択肢の中から最適のものを表示することができ、旅行会社が行っている大部分が再現できます」とバイノッド氏は言っている。GDSの手動での退屈なプロセスをAIにより自動化でき作業がはかどるというわけだ。

Travelportのチーフアーキテクトであるクローチャー氏によると「我々はAIを使って何を売り、何を転換したか、どのルートがベストかを学習するために検索のアルゴリズムを徹底的に見ています。旧来の方法ではなくAIを活用した学習反復により、最終結果が顧客に関連づけられるようになります。」クローチャー氏は次の段階はAIを使って特定のフライトに乗っている旅客の好むホテルのタイプを理解させ、旅行者とのタッチポイントでよりよい接触を持つことだと言っている。

 

<その他の機能>

スピードと正確性はコンバージョンにおいて決定的な原動力だが、AIはどちらも改善することができるとクローチャー氏は言う。

「現在、キャッシュの結果の予測可能性が期限切れになる可能性がある場合に顧客にごく近いキャッシュサーチの結果とそれを理解するためにAIを使っています。つまりキャッシュでどれくらいのリフレッシュレートが必要かモデルづくりを始めており、これは業界を大きく前進させることができると思います。」

GDSAIを需要予測や運賃予測にも利用している。最終的にこれらのソリューションは、旅行者のニーズを満たすことにより旅行ビジネスを成長させるという共通の目標をもって設計されている。

「旅行者は目的地での体験を楽しむために旅行する傾向があります、AIが行っていることは目的地での体験を最大化してそれに至る手間を最小限に抑えることだということがわかると思います。」とクローチャー氏は述べている。(PhocusWire 4/2 https://bit.ly/2wdVgjQ)

 

 

 

Ø  アップル、ブラックベリーの二の舞?

スマートフォーン市場を開拓したBlackberryが、2007年にAppleiOSGoogleAndroidに完膚なきまでに駆逐されてしまった。2011年に開発したAppleSiriが同じ軌跡を辿らないとも限らない。デバイスの機能を重視してスマホ市場中心戦略を維持するAppleに対して、スマートスピーカーの新市場を開拓しているAmazonの戦略が際立っている。Siriはモバイルのタスクを助ける役割を担っているのに対して、AmazonAlexaは未だ不完全ながらボイスアシスタントで幅広いQ&Aに対応する。Appleの今年2月にリリースしたスマートスピーカーは、Amazon Echoに比べて評価が良くない。減産しているとの情報もある。またAmazon Echo2年遅れて登場したGoogle Homeは、Googleの巨大なリソース幅広いAIのポートフォリオ、自然言語処理能力、ナレッジグラフ、グローバルなテレコムキャリア、OEM機器提携などを背景にAmazonとのギャップを直ぐにでも埋める可能性を秘めている。AppleSiriiOSモバイルAppから切り離し、彼女に新たなフォーカスを伴った新たな生命を与えるタイミングがきている。(voicebot.ai 4/15 https://bit.ly/2Hpko8n)

 

 

 

Ø   東南アジアのバジェットホテルRedDoorz

東南アジアのバジェットホテルRedDoorzが、中央Java100軒以上のホテルを加え、自身のポーロフォリオを20%拡大した。2015年設立のシンガポールベースのRedDoorzは、インドネシア・シンガポール・フィリピンに500軒以上のバジェットホテルを運営する。今後18ヶ月間で、完全リースのプロパティー100軒と、フランチャイズのプロパティー1,000軒を追加する。すでに$20 millionの資金を調達した。投資家にはSushquehanna International GroupAsia Investment Fund, International Finance Corporation, InnoVen Capital, Jungle Ventureの他、新規投資家としてDeepSky Capital, FengHe Group, Hendale Capitalが存在する。(Tnooz 4/17 https://bit.ly/2vEcsyE)

 

 

 

Ø   パナソニックの機内販売ソリューション

Panasonic Avionicsは、同社のエンドツーエンド デジタルリテール ソリューションNEXTを進化させる。機内エンターテイメントとの接続を強化しつつ新たな機内販売とロイヤルティーのオプションを航空会社に提供する。そしてデータ管理を充実させて、集積した顧客データの分析結果をNext Marketplace運営にフィードバックさせる。そのために、機内食のGategroupとデータ分析のBlack SwanとクラウドサービスのAmazon Web Servicesと提携する。機内販売の在庫管理や機内食の適正量搭載にも資することになるだろう。(Tnooz 4/17 https://bit.ly/2HhMhTU)

 

 

 

Ø   トリップ、エアビー、アゴダのデジタル成長戦略

市場全体の成熟化が進んでいるので、国際市場展開が成功に不可欠となり始めている。デジタルプレイヤー大手3社であるTripAdvisorAirbnbAgodaのデジタル戦術を観察する。

TripAdvisor

極めてコンソリされている日本市場は、旅行WebトラフィックTop 10サイトのうち8サイトが日本のローカルサイトで占められ、Top100の旅行サイトの25%のトラフィックシェアを席巻するのは日本の3社(jalan.net, navitaime.co.jp, travel.rakukten.co.jp)である。この市場ではモバイルのトラフィックが94%近くに達している。米国の54%をはるかに超える。そこでTripAdvisorは、まずモバイルでの露出を倍増させた。次がSEOである。TripAdvisorSEOの大家で知られている。TripAdvisorのブランド認知度が最大である米国では、ブランドキーワード検索が46%を占める。ところが日本では6%と限りなく小さい。ここではブランド認知が極めて低い。TripAdvisorは、できるだけブランド認知を上げる必要がある。

 

 

Airbnb

世界市場展開で最も重要なことは、参入するローカルの市場と、他の何処と異なるかを知ることだ。しかし、それと同じように、他と似通う要素と既存の戦略をそのまま適用できるかを見つけることも重要だ。この手法でAirbnbはフランス市場でTop 20サイトの中で、シェアーが25%増となる成果を収めている。Airbnbは、フランスで新たなチャネルによる拡大よりも、自分自身の試行錯誤の方法で彼らのプレゼンスを増加させている。Airbnbの流入トラフィックの65%はブランド検索とダイレクトだ。しかしこの方法による成長は未来永劫続かない。ペイドUAuser acquisition)を実施するならば、なお一層の成長が期待できるだろう。

 

Agoda

東南アジアで支配的な市場の地位を得ているAgodaが、米国市場参入に努力している。競争激しい米国市場参入の試みは、東南アジア市場における支配力を弱めるリスクがあるが、今の所はそんなにそうなっていない。確かに東南アジア10市場のうち8市場でWebトラフィック シェアーを減少させたが、その減少は2%以下とわずかなものだ。しかしオーガニック検索による成長の継続は困難となり、ここでもペイドへの以降が必要になるだろう。

(Tnooz 4/17 https://bit.ly/2qP4s9c)

 

 

 

Ø   旅行保険とAI

旅行保険ほどAIに適したものはない。ボリュームが大きく、台風などの影響で旅行のスケジュールが混乱した際に、旅行保険ほど顧客との双方向の会話が必要になるからだ。AIは、顧客との迅速なインタラクションを支援して、クレーム申請書の書き方などの単純な質問への回答をコンピューターが用意してくれる。また蓄積したビッグデータを分析して、顧客に最適な保険を提案するのも特にAIが役立つ。旅行保険の平均掛け金は100ドル以下で、その購入意思決定は他の保険に比べて早い傾向がある。Allianzの場合で年間20億の保険見積もりを作成している。Allianzは、マシンラーニングと予測解析(predictive analysis)を使って、旅行会社やOTAやサプライヤーたちが販売する最適な旅行保険を作り出す。AIG TravelGeneraliでもAIを利用して保険ポリシーを作成する。チャットボットへもAIが利用されている。AIGWeChatアプリを試験している。単純な質問やクレーム(求償)に対応しているが、ボットと顧客サービスエージェントの人間のサービスとを、どのようにバランスさせるかが難問だ。(PhocusWire 4/17 https://bit.ly/2vytvlK)

 

 

 

Ø  カーシェアーTURO

カーシェアー新興企業TURO(サンフランシスコ)が、独立レンタカー企業を同社のプラットフォームに追加した。この新たな“Commercial Hosts”プログラムは、TUROの世界56カ国への展開拡大を支援するだろう。TUROのカーシェアリングレンタルは、現在北米と英独のみに展開。2012年創業のTUROは、600万会員を抱え23万台の乗用車をリストしている。住友とAMEXベンチャーがTUROに投資、資金調達額は累計で1.04億ドルに上る。AMEXの投資は旅行エコシステムへTUROを位置付け、住友の投資はアジア展開拡大に役立つ。Uberは、先週、P2PプラットフォームのGateroundとの提携を発表した。Uberアプリの中の新たな“Uber Rent”が、Gateroundの車の予約を可能にする。(PhocusWire 4/17 https://bit.ly/2qT0k7n)

 

 

 

Ø  ソーシャルフード

ソーシャルフードのEatwithが、中国の大手オンライン旅行サイト5社と提携した。これで中国人海外旅行者は、旅先でソーシャルフォードの体験がより容易にできるようになる。Eatwithは、ホームクッキングの食事を自宅や食事ツアーや料理教室で提供する130カ国の25,000ホストを掲載するサイトである。提携した中国大手5社は、Ctrip, Qyer, Tongcheng, Meituan-Dianping, Mafengwo。中国海外旅行者の86%が旅行先のローカルの家で食体験をしたがっている。(PhocusWire 4/18 https://bit.ly/2HypvmH)

 

 

 

Ø  アルバでブロックチェーン

カリブ海のオランダ領アルバ(人口10万人)は、年間200万人の観光客が訪れるGDP88%を観光で稼ぐ観光大国だ。観光従事者数は総就業者の90%を構成する。そのアルバがブロックチェーンを試験している。アルバ新興企業とテクノロジー エコシステム開発を支援するNPOATECH Foundationが、ブロックチェーンを使って、同島のホテルがExpediaBooking.comに支払っている高額な手数料(45%という話もある)をゼロにすることを考えている。ホテルが支払っている手数料をゼロにすることができれば、その分地元のホテルの利益がそれだけ増加するだけでなく、アルバの税収もそれだけ増すことになる。ATECHは、2017年末にブロックチェーンのB2B流通プラットフォームを開発しているWinding Treeと契約した。そして20186月中にはアルバの初期段階のブロックチェーン プラットフォームを立ち上げる予定だ。アルバ政府もこのプロジェクトを支援している。(PhocusWire 4/18 https://bit.ly/2HWZ51l

 

 

 

Ø  カヤックのボイス

Kayakが、2周年を迎えたAmazon Alexaのスキルの利用サービスを強化した。新たに航空便到着案内を問い合わせることができるようにした。空港に迎えに行く人にとっては至極便利だ。20165月に立ち上げたスキルでは、航空便やホテル検索を可能にし、例えば「500ドルで何処に行けるか?」などの質問にも回答できるようにしていた。20176月にはホテル予約とKayakアカウントへのアクセスを可能にした。今後は、航空便予約とか、ユーザーのカレンダーを事前に察知して目的地の会議場に近いホテル予約をするとかのスマートな機能を充実させる計画だ。(PhocusWire 4/19 https://bit.ly/2HyCEMz)

 

 

 

Ø  トリップ忍者の旅行計画支援

2014年創立のTrip Ninja(加)が、複数都市を訪問する旅行計画を支援するB2BツールFlexTrip20176月)とFareStructure20182月)を開発している。FlexTripのテクノロジーは、旅行日ではなくて各訪問都市の滞在日数で航空オプションを検索できる。これらのプロダクトは、データソースとしてGDSを利用しているので、OTAに対して容易にライセンスすることができる。そしてlook-to-book率を阻害することなく、多くの組み合わせの中から最良のルートを探し出すアルゴリズムを開発している。(Tnooz 4/19 https://bit.ly/2FtkZnO)

 

 

 

Ø  航空会社、手荷物取扱改善

SITAの手荷物報告書によれば、2017年の航空旅客数が40億人に劇的に増加したにも拘らず、航空会社の受託手荷物の取扱ミス率が過去最低の1,000個あたり5.57となった。これは、テクノロジー利用によるデジタル手荷物プロセスの成果だ。IATAは決議753により、4つの地点(チェックイン、航空機搭載、乗継空港積替え、到着空港引渡し)における手荷物追跡を航空会社に義務付け、取扱ミスゼロを目指す。(Tnooz 4/19 https://bit.ly/2HF17Qp)

 

 

 

Ø  ブッキング、フェアハーバー買収

Booking Holdingsが、米T&Aのテクノロジープ ロバイダーのFareHarborを買収した。FareHarborは、2013年創立で5,000の米T&Aのサプライヤーを抱えている。2015年にベンチャー投資家から11万ドルの資金を調達した。Booking Holdingsは、T&Aビジネスには手を出さないとする戦略を100%変更した。QRコードを使って、いくつかの都市のアトラクションのチケット販売を開始している。Booking HoldingsB2Cブランドの買収よりも、テクノロジー企業の買収を優先させる。T&Aについても既存のGetYourGuideなどよりもテック企業のFareHarborを選択した。2014年のTripAdvisorViator買収の後で、Booking HoldingsGetYourGuideを買収するのではないかという噂が流れていた。Booking Holdingsは、PeekだとかRezdyなどのその他のロングテールのT&Aを買収するかもしれない。ライバルのExpediaは、Local Expertブランドに対してここ数年かなり多額の投資を行なっている。(PhocusWire 4/19 https://bit.ly/2r6Y4tU)

 

 

 

Ø  スカイスキャナー多言語サービス

旅行検索エンジンのSkyscannerが、翻訳テクノロジーの専門家であるUnbabelを使って、ロングテールの言語(例えばルーマニア語とかフィンランド語)を話すユーザーの顧客サービスを向上させている。2016年にCtripによって買収されたSkyscannerは、30カ国の言語を使う毎月6,000万人以上のユーザーを抱える。2014年にUnbabelを使い始めた以前は、初回の問い合わせに対する平均レスポンスタイムは17時間で顧客満足度は75%であった。顧客サービス係は2012年のたった一人から、世界時間と多言語に対応する10人のチームに増加した。

この顧客サービスチームは、Zendeskの顧客サービスソフトウエアを利用して、一般的な質問はセルフサービスに委ね、複雑な問い合わせだけに対応する。英語による問い合わせが50%、上位5言語が80%を構成する。Skyscannerは、残る20%のロングテールに対してAIベースのテクノロジーを使用したUnbabelの“Translation as a Service”プラットフォームをAPIによりZendeskに接続させて対応する。この結果、最初の1年で、顧客満足度のスコアが75%から92%に上昇し、レスポンスタイムが17時間から5時間に70%も速くなった。(Tnooz 4/20 https://bit.ly/2FtyaVO)

 

 

 

Ø  CtripAccorHotelsと提携

中国最大OTACtripが、仏最大ホテルチェーンのAccorHotelsと提携した。中国人海外旅行者に対するパーソナライズした個人旅行への対応を強化する。そしてAccorの少なくとも250のホテルで、中国人宿泊客に対するより良い接遇方法の研修を開始する。中国OTAが海外ホテルチェーンと提携するのはこれが初めてではない。AlibabaMarriott2017年中頃に、Marriottの中国語のデジタルチャネルを管理させる合弁企業を立ち上げた。

中国人のカスタマイズ旅行人気が増している。Ctripは、2016年に立ち上げたCustomized Travelプラットフォームの需要が拡大していると言っている。中国アウトバウンドツーリズム調査機構は、中国人のアウトバウンドのカスタマイズ旅行が前年比130%増加し、そのうちの10%が欧州旅行であると指摘している。Ctripのデータによれば、2017年に中国人600万人が初めて欧州を訪問した。女性が半分以上で、23%50歳以上の旅行者だ。中国海外旅行者の間では、欧州旅行の人気が強い。Ctripは、スコットランドのツアオペレーターRabbie’sを買収し、エジンバラでは海外旅行中の中国人のための初めてのコールセンターを立ち上げる。(Tnooz 4/20 https://bit.ly/2HC9Ne8)

 

 

 

Ø  トリアド、ボークン買収

TripAdvisorBokunを買収し、T&A(ツアー&アクティビティー)のサプライヤーを自身の流通チャネルに掲載する。Bokunは、2012年にアイルランドで設立された新興企業で、T&Aのサプライヤーに対して在庫チャネルと価格管理のサービスを提供する。掲載手数料は1%と一般的な5%~6%よりも格段に低い。問題は、オンライン販売を希望しないT&AのサプライヤーがいることだとTripAdvisorは言っている。この買収は、Booking Holdingsが米国のT&AテクノロジープロバイダーのFareHarborを買収した1日後に発表された。(PhocusWire 4/21 https://bit.ly/2I0NdeS)

 

 

Ø  ツアーアプリの苦悩

大手音響機器メーカーのBoseが、暫定的にツアーガイドアプリのDetourをソフトウエアーとコンテンツとともに所有することとなった。Detourは、フラッシュセールのGrouponの共同創立者で元CEOAndrew Masonが開発したAppで、携帯電話のGPSを利用して旅行者が滞在する旅先現場のツアーの案内サービスを提供する。ガイドは、サンフランシスコ、オースティン、NYC、バルセロナ、パリ、ロンドン、マラケッシュの都市をカバー。しかし昨年12月に、オリジナルのプロダクトから離れてオーディオ編集プラットフォームDescriptを開発して以来、Detourの位置付けが曖昧になっていた。Detourを引き継いだBoseは、これを同社の新たなAR(仮想現実)プラットフォームの一部に位置付ける。しかし、Boseが、コンテンツをホストする新たな提携者を見つけるまでは、このアプリを使うことができなくなる。再立ち上げするまでには、かなりの長い時間がかかるだろう。531日までは無料ダウンロードが可能であるが、それ以降はこのアプリは使えなくなる。((PhocusWire 4/23 https://bit.ly/2HCPHMV)

 

 

 

Ø  カルチャートリップ、8千万ドル調達

TripAdvisorとロングテールのニッチサイトが既に存在する市場では、旅行コンテンツが途絶えてしまったという説は当たらない。英国のトラベルコンテンツサイトのCulture TripがシリーズB調達ラウンドで$80 Millionを調達したのだ。累計で$100 Millionの資金調達となった。投資家にはPPF Group, Barbe and Gornell家、個人投資家のWim Bushell, Sarah Allenが名を連ねる。調達した資金は、優秀な人材の採用と、サイト内にOTAスタイルの予約サービス機能の設置のために使われる。この予約機能の開始は今年第2四半期内に予定されている。コンテンツとアベイラビリティーはDigital Tripが担当、Culture Tripは全ての顧客サービスを取り扱うマーチャント オブ レコードとなる。予約できるホテルはCulture Tripの基準に合致した施設に絞られる。CMOにはMike Fox(元Facebookマーケティング部長)、Chief Revenue OfficerにはDick Soule(元YouTubeの販売部長)が就任する。取締役会には、Nelson Mattos(元Google欧州中東VP)、Yariv Adan(元Google Assistantのプロダクト長)が加わる。(PhocusWire, 4/24 https://bit.ly/2r60Akc)

 

 

 

Ø  ホテルチャンプ、第三者サービス取り込む

ホテルの直販を支援するHotelchamp2015年創立、蘭新興企業)が、同社のプラットフォームに色々な第三者サービスを取り込んで、ホテルが必要とする各種テクノロジーソリューションをまとめて提供する。取り込んだ第三者サービスは、ホテル客室料金情報のOTA Insight、宿泊客口コミのTrustYou、レビュー分析のCustomer AllianceLiveChatWebとモバイルのアクセス分析のHotJar(Tnooz 4/24 https://bit.ly/2JGiscd)

 

 

Ø  Guesty $20M調達

バケーションレンタルを管理するクラウドベース システムのGuestyが、シリーズBラウンドで $19.75 Millionを調達した。TLV Partnersがリード、既存投資家のMagma VC, Buran VCが参加した。2013年設立のGuestyは、Airbnb, Booking.com, Agodaなどのチャネルにまたがって、短期レンタル物件に関する全てを管理する単一ダッシュボードをプロパティー マネジャーに提供する。チャネル管理に加え、プロパティー管理ソフトウエアー、決済処理、コムニケーションツール、ホームオーナーのためのポータルなどを提供する。(PhocusWire 4/25 https://bit.ly/2FrhBtq)

 

 

 

Ø  Rocketrip $15M調達

Google Ventureが、スマートに旅行した社員に褒賞を与えるツールである米Rocketrip$15 million資金調達をリードした。Cラウンドまで累計 $32 millionを集めたことになる。既存投資家のBessemer Venture Partners, Canaan partnersも参加した。Google VentureのパートナーErick Nordlanderが、この投資の関係でRocketripの取締役会メンバーとなった。このプラットフォームを利用しているユーザーは、2017年に1出張旅行あたり $208を節約できたとRocketripが言っている。節約できた金額の一部が、この出張旅行を予約した社員に還元される。今年はじめGoogleArea 120 International Incubation研究所は、Rocketripのサービスと同様のYondoの試験を開始している。このアプリは、企業の社員に対してinstant budgetを作成し、出張旅費のセーブを社員に動機付けるメカニズムを利用する。Googleは、Yondoはごく初期的開発段階だと言って多くを語らない。(PhocusWire 4/25 https://bit.ly/2HZjoLM)

 

 

 

Ø  トリバゴ、高品質リフェラル増加

実予約に繋がる高品質のリフェラルが8%増加したにもかかわらず、Trivagoの第1四半期決算は3%の減収となった。純損は €21.8 millionで、前年同期の €7.7 millionより損失が拡大した。調整後EBITDAは €21.9 millionの損失と前年同期の €19.3 millionの利益から赤字計上に転落した。損失拡大の原因は、為替要因と商業化(Commercialization)の落ち込み(高品質リフェラルあたり収入RPQR=revenue per qualified referral、€1.352017年第一四半期から9%低下した)によるもの。Booking HoldingsExpediaからの広告がそれぞれTrivagoの広告収入の38%を構成する。その他のソースは24%となる。Booking Holdings33%から増加、Expedia39%から若干減少した。2018年末でTrivagoは、190カ国の200万以上のホテルと代替宿泊施設と接続する55のローカル プラットフォームを保有している。 (PhocusWire 4/25 https://bit.ly/2r8pC1V)

Trivagoの株価は $4.62427日)、52週高値 $24.2752週安値 $4.31

 

 

 

Ø  ユーロスター、エクスペディアと離別

EurostarExpediaとの長期間継続してきた提携を終了し、新たにホテルと鉄道乗車券を組み合わせた独自のパッケージ プラットフォームを立ち上げた。新たなオンラインサービスはEurostar Holidaysと呼ばれる。Expediaは、継続してEurostarの乗車券販売を継続し、自社のホテルとEurostarを通じたサービスと組み合わせる。Eurostar Holidaysのパッケージには、Jack Travelのベッドバンクをホテルコンテンツに使用する。ディズニーランド パリなどのアトラクションの入場券は、Freedom TravelThomas Group)経由で販売する。(PhocusWire 4/25 https://bit.ly/2r5nCrt)

 

 

 

Ø  APACモバイル旅行予約30%

APACのオンライン旅行予約のチェックアウト時点の離脱率が92%となっている。これは、マーケティング会社のVe Global16ヶ月間にわたる5,800万セッションの調査結果。OTA95.5%なのに対して、サプライヤー直販は若干低い。ホテル90.4%、航空便91.6%vehicle hire 88.9%。豪州の企業は82%と最低、日本の企業は93.8%と最高。しかしAPACには、元気付けさせてくれるデータも存在する。Eメールによる再販売の成功率は、顧客に送った18リマーケティングメールに対して1予約の復帰が発生している。欧州では23メールに対して1つの復帰予約。モバイル予約率もAPAC30%と最大だ。米国29%、欧州28%となっている。(Tnooz 4/25 https://bit.ly/2I3J0Hg)

 

 

 

Ø  エクスペディア、第1四半期決算

Expediaの第1四半期決算収入が25億ドル(15%増収)となった。総売上高も15%増加した。このほとんどは、バケーションレンタルのHomeAwayの総売上高46%増加が貢献した。HomeAwayの総売上高は331日までの1年間で100億ドルとなった。販売費(selling and marketing)は19%増の15億ドルであった。HomeAwayのオンライン予約可能リスティング施設は160万施設。Booking.com500万より依然として見劣りする。HomeAwayの拡大は、Google AdWordsの利用によるところが大きい。

調整EBITDA利益は $124 million40%減益となった。Trivagoを除けば $152 millionとなり減益幅が19%に半減する。Trivagoの第1四半期は減収であった。Expedia Groupは、多くのブランドを有しているが、宿泊施設収入がグローバル収入の64%を構成する最大セグメントである。広告とメディア収入が11%10%を構成、その他の収入が15%となる。第1四半期末の世界の宿泊施設軒数は665,000で前年比74%増加した。326日に、企業名をExpedia Inc.からExpedia Groupに変更した。(PhocusWire 4/26 https://bit.ly/2jmMx5z)

 

 

 

Ø  中国最新事情

【主要な動き】

-       中国の大手ソーシャルメディアTencent Holdingsが、中国高速鉄道のWi-Fiサービスを提供するBullet Train Networksの買収に入札した。買収額は$485 Million以上となるだろう。TencentのライバルAlibaba Groupも、この買収に興味を示している。

-       レンタル企業eHi Car Servicesの株主であるCtripが、未公開株式投資会社Ocean Linkと組んでeHiの株式非公開化の非拘束プロポーザルに参加した。

-       ホテルのテック企業Shiji Informationが、デジタルとオフラインの消費者行動を計測するBaoku Onlineの過半株を買収する強い意思表示を行なっている。この買収により、Shijiの中核事業であるPMSPOS、目的地とリテール ソリューションを補完する。

-       海南航空が、親会社のHNA Groupと幾つかの国内航空会社と海外ホテルオペレーターを含む独立第三者企業から、主要ホテルと航空関連資産の買収を検討している。この買収の海外資産に占める割合は48%~65%となるだろう。

-       中国(政府)は、海南の競馬場、ビーチと水上スポーツを含むその他のプロジェクトの開発をサポートする。海南は、より自由な免税販売、国際航空路線の拡充、ツーリズム振興に注力する。この動きは、330億ドルのマカオのカジノやアジアのその他のカジノとの競争に直面する。世界の旅行産業にも影響を及ぼすだろう。

-       Meituan Dianpingが、30億ドルの資金を調達して香港で上場することを検討しているとの報道がある。同社のCEOは、この報道に対して言及を避けている。

 

【ホテルとカスタム旅行統計】

-       2018年中国ホテルチェーン開発投資報告書によれば、2018年の中国のホテル業界の売上高が宿泊と料飲を含めて7,960億ドルに達すると予測されている。ケータリング単一では、10%増の継続した拡大となり4.4兆元となる。

-       中国大手ホテルグループ50社は、6.794ホテル 客室680,000Jinjiang International Hotels Groupがトップで、第2位はBTG Homeinns Hotel Group384,743室)、第3位はChina Lodging Group379,675室)となる。

-       Ctripが、2017年の中国人の欧州カスタマイズツアー旅行者数が前年比130%増加したと言っている。Ctripと中国アウトバウンド ツーリズム研究機関が共同発表した報告書によれば、より多くの中国人旅行者がユニークなパーソナライズしたテーマ性のある欧州旅行に出かけている。

-       平均的なカスタマイズ欧州旅行では、2カ国以下の国を周遊する12日間の旅行で1旅行者1日当たり平均 $395を支出する。

 

【投資活動】

-       田舎旅行オペレーターのXband ClubXiangban Culture Tourism)が、CYTS, IDG Capital, Sequoia Capitalのツーリズム ファンドから6,350万元の資金を調達した。この資金調達後に、5年間で一万室のゲストルーム在庫を確保し、10年間では500の地方リゾートを運営する計画。

-       B2B旅行プラットフォームのOctopusが、9,500万ドルの戦略資金調達を完了した。新たな投資家としてAlipayの親会社Ant FinancialCCB Internationalがこの資金調達に参加した。Octopusは、初の国内長距離(ツアー)ブランドのFei Yuを先月開発した。

-       深圳のホテル リソース コンソリデータのDida Travelが、深圳キャピタルとGuolong Capitalから800万ドルを調達。国内OTA、旅行会社グループ、海外マーチャントの三者からイーブンに収入を得る計画。

-       Film Hotelが、シリーズAラウンドで、1,600万ドルを調達した。このラウンドはIDG Capitalがリード、Buhuo Venturesが支援した。ファンディングチームが478万ドルを投資した。映画とホテルを組み合わせ、文化とテクノロジー要素を加味して、その他の中級ホテルチェーンとの差別化をはかる。

-       都市シェアー宿泊施設新興企業IslandsがシリーズA1,000万元を調達。Banyan Capitalがリード投資家、Plum Ventureも参加した。時間あたりで貸し出すこともする。空室の際には優先割引も用意する。

(Tnooz 4/26 https://bit.ly/2vWqH1U)

 

 

 

Ø  ホームアウェイ、ゲストフィー中止検討

HomeAwayは、ホストとゲストの両方からフィーを徴収するハイブリッドモデルを採用している。ここ当面は、この柔軟性に富んだモデルを継続するが、異なるプラットフォーム間における宿泊施設のオーバーラップが拡大して行くと、ゲストフィーの中止があり得ると親会社のExpediaが言っている。この発言には、最近のAirbnbのゲストフィーの試験的中止も影響を及ぼしている。ExpediaBooking.comAirbnbの三つ巴の競争が激化している。

Expediaは、HomeAwayと米国市場のVRBOの二つのバケーションレンタル ブランドを保有。二つのブランドの運営は合理的でないが、反面、この市場における成長拡大に貢献する。統合は慎重に検討すると語っている。(PhocusWire, 4/27 https://bit.ly/2jlUGan)

 

 

 

Ø  アコーホテル、モーベンピック買収

AccorHotelsが、Movenpick Hotels & Resorts(本社スイス)を $576 millionで買収した。CEO Sebastien Basinが振興市場における拡大戦略を推進している。この買収の前には、ロンドンのSavoy Hotel、ニューヨークのThe Plaza、シンガポールのRaffles Hotelを所有するFairmont Raffles Hotels International(トロント本社)を買収した。Movenpickは、スイスで1973年創立、80のホテルを運営している。欧州と中東に強力なプレゼンスを持っている。(Reuters 4/30 https://reut.rs/2jkKKxS)

 

 

 

Ø  MGMリゾート、エクスペディアのパッケージ利用

ラスベガスのプロパティーの顧客集客のために、MGM Resorts InternationalExpedia Powered Technologyを使って同社のパッケージ予約プラットフォームを運営している。Expediaのバックエンド ソリューションを通じて550社の航空会社とMGM Resortsのホテルと組み合わせる。パッケージ予約は、Expedia Groupのラスベガス行き予約の25%近くを構成する。そしてパッケージを予約する旅行者は、ホテルだけを予約する旅行者に比べ、さらに2倍予約し、2倍長く滞在し、取り消しは3分の一と少ない傾向がある。(PhocusWire 4/30 https://bit.ly/2HObrp5)

 

 

 

Ø  セイバー、第1四半期決算

Sabreの第1四半期決算が増収増益となった。収入は$988.4 million8%増)とほぼ10億ドルを達成、2014年の再上場後の四半期ベース最高収益となった。EBITDA1.3%増の $301.3 millionであった。中核事業のグローバル流通事業の収入は $721.3 million8.7%増)、航空テクノロジーは $206.6 million6.7%増)、ホスピタリティー $68.1 million5.8%増)であった。グローバル流通事業の搭乗旅客数は11.1%減の 13,470万人。Southwest航空ホスティング契約終了が減少の原因。予約は5.7%増の13,470万でシェアーが36.9%と前年同期の36.7%から微増。SabreAmazon Web Serviceと契約、クラウドベースのサービスに移行する。(PhocusWire 5/1 https://bit.ly/2FzvKog)

 

 

 

Ø  ホテルボナンザのゼロコミッション

2014年創立のオンラインホテル予約新興企業Hotel Bonanza(英)が、ゼロコミッション制を採用する。創立以来他の何処のOTAよりも安い8%コミッションを採用し、ユーザーから年間10ポンドの会費を徴収、そしてユーザーには更に5%値引きしたホテル料金を提供していた。(Hotel Bonanzaには8%コミッションから5%値引きを差し引いた3%しか残らない)

1回の資金調達ラウンド(25万ポンド)の計画を機にゼロコミッションに移行する。ゼロコミッションの条件として、ホテルに他のサイトの最低価格とのマッチングを義務付ける。(Hotel Bonanzaは、有料会員限定サイトであるためパリティーは適用されない)ゼロコミッション化は、ホテルにより安い価格を提供させるためと説明されている。

資金計画は3段階に分かれており、第2回ラウンドは今年第4四半期、第3回ラウンドは2019年下半期に予定、総額450万ポンドを調達する計画だ。第3回ラウンドでは、会費を50ポンドに値上げする計画だ。(Tnooz 5/2 https://bit.ly/2wchGSl)

 

 

 

Ø  ホッパー、シクレットフェアー導入

2015年創立のHopper(加)が航空販売のユニークな手法を開発した。毎日100億以上の運賃を分析して、モバイルで将来の航空運賃を予測し“買い時”あるいは“運賃が下がるまで暫く待て”をプッシュ通知する。Hopperは、毎日150万ドル相当の航空運賃を販売するモバイルオンリーの航空運賃販売OTA

そのHopperが「Secret Fares」を導入した。これは、北米発6,000路線をカバーする航空会社6社の、公示運賃比 5%~35%安い国際線運賃。6社とは、Air Canada, LATAM, Turkish Airlines, West Jet, Copa Airlines, Air China。来週には、更に航空会社7社以上追加して国際線発着便をカバーする。Secret Faresに割引運賃を提供する航空会社は、Hooperの限られたモバイル顧客に対するプッシュ通告であり、幅広い運賃競争を誘発するようなインパクトは存在しないとHooperの販売部長は述べている。Hooperは、2007年以来4回の資金調達ラウンドにより累計8,340万ドルを獲得している。Secret Faresのビジネスモデルは他の運賃販売と同一で、航空会社からのセグメント当たりのインセンティブとチケット当たりのコミッションの両方。(PhocusWire 5/2 https://bit.ly/2Kv8ZWz)

 

 

 

Ø  トリアド、シェア拡大

過去3年間でTripAdvisorvisit share26%増加した。20182月現在、TripAdvisorの旅行業界全体におけるシェアは0.95%である。昨年同月の0.79%からは20%増加した。Tripadvisor.comは、旅行計画のための最大リソースとなり続けている。

 

 

Website

Clicks to Travel Industry

1

Google

46.41%

2

Gmail

3.46%

3

Facebook

2.53%

4

Yahoo! Search

1.41%

5

Yahoo! Mail

0.98%

6

TripAdvisor

0.95%

7

YouTube

0.83%

8

Kayak

0.76%

9

Bing

0.76%

10

Expedia

0.58%

 

消費者が他の旅行サイトを訪問した後のトラフィックでもTripAdvisor0.83%のシェアを獲得。旅行サイトの前でも後でも訪れているということは、TripAdvisorが、リフェラルのソースとしても評価のサイトとしても、旅行の調査と予約プロセスに深く関わっていることを示している。

TripAdvisorは、トップ10ホテルWebサイトの全ての訪問者の約2%のリフェラルを送る。IHGが最大で3%だ。ホテルに対して大きな収入源となる。ExpediaPricelineの大手OTA 2社を見ても、TripAdvisorが大きく貢献していることが分かる。

 

Tripadvisor.comから予約回答ページへのトラフィックのシェア

Expedia Hotel Booking

6.04%

Expedia Flight Booking

0.81%

Expedia Car Booking

0.52%

 

 

Priceline.com Hotel Booking

3.07%

Priceline.com Flight Booking

0.70%

Priceline.com Car Booking

0,33%

     

 

TripAdvisorは、航空業界に対するリフェラルはホテルより少ない。航空会社のトラフィックの0.33%しか送っていない。一般的には、TripAdvisorは、航空会社に直接送るよりもOTAにより多くの予約を送る。

 

航空会社 予約

 

OTA 航空便予約

United

0.35%

CheapOair

0.96%

Southwest

0.24%

Expedia

0.81%

Spirit Air

0.21%

CheapTicket

0.76%

Delta

0.13%

Priceline.com

0.70%

American Airlines

0.05%

Orbitz

0.64%

 

(Tnooz 5/3 https://bit.ly/2HV1OFt)

 

 

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